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「THE FIRST SLAM DUNK」感想🏀


こんばんは。
今日はスラムダンクの映画を観てきました。

スラムダンクは一番好きな漫画です。
それゆえ思うことが多々あるので、忘れないうちにざっくりまとめます。

ネタバレありなのでご注意を!







【個人的に良かった点】

・オープニング最高。
真っ白の画面に、井上先生の鉛筆画によるキャラクターがタイムラプスのように描かれていく。そして歩き出す。BGMも良い。
湘北が描かれた後、同様に山王のメンバーが描かれ降りてくる。かっこよすぎる。
何度でも見たい。
もうこのままこの鉛筆画のまま山王戦やってくれとまで思った。

・入場特典がおもしろい
デフォルメされたキャラクターが描かれたコースターのような紙、その裏にQRコード。
カメラ越しに動くキャラクターと、最後の「thanks」の文字。
粋だなぁ。

・作画は井上先生だなとわかる絵。
今回初登場のリョータの家族や、試合シーンなど、ちゃんと井上先生が描いたのだなと安心?できた。

・ラスト1分のドキドキ
時計も1秒1秒動いていくので漫画よりも緊張感があった気がする。
無音のところは流石。

・BGMひたすらかっこいい。
試合中のBGMはどこもマッチしていた。
焦燥感、臨場感が伝わる素晴らしい演出。
何度も言うけどオープニング最高。

・宮城の過去がわかる
そうだったのか〜の連続で、泣ける。

・スピード感あふれる表現がかっこいい
シュートやプレスもまぁまぁかっこよかったが、特にドリブルが良かった。

・「左手はそえるだけ」は声なし
個人的には、あの名ゼリフのあえての声なし演出は、あの流れにハマっていたと思う。




【個人的に残念だった点】

・CGによるアニメーション
予告を見てた時からそこが一番残念で悲しかった。
最近のスポーツアニメの素晴らしさには感動しっぱなしなので、今のアニメ技術でのスラムダンク映画が見たかった…。
終始ぬるぬるっと、かくかくっとしていて残念。
でもずっと見てると慣れはする。

・ギャグ要素が薄い
山王戦にもクスリとくるシーンがもちろんあるわけで、映画にもいくつか出てきたけど、あのCG作画のせいで台無し。
アニメだったらデフォルメされたキャラが出てきて笑えたはずなんだけどなと思ってしまった。

・筋肉…
原作やアニメではもっと線が入るんだよ…。
映画ではそれが薄く、つるんとした筋肉が団子のようについてる感じ。顔は良い。

・心理描写の薄さ
人物それぞれの心理描写が薄かったような…。
特に流川。もったいない!

・ジャイアン桜木
木村昴さんを悪く言うつもりは全くないのだけど、ところどころジャイアンで、アー桜木じゃないと思ってしまった。
特に、ヤマオーは俺が倒す的なことを観客席に向かって言うところ。
桜木の声だけは違和感がずっとあった。

・名シーンのカットがオンパレード
魚住登場シーン、春子に大好きと言うシーン、みっちゃんの名ゼリフ、ベンチの仲間や応援する友達の言葉、桜木の心の変化の描写、赤木がベンチで涙するシーンなどなど…もっと色々あると思うけど、非常に残念!
山王戦を2時間半にまとめるのは無理だとはわかっていたけど、そこ外すのかーと思ったのは正直な感想。
前半なんて一瞬で終わってしまう。

・全体のつくり
宮城の過去話はそれはそれでよかったが、山王戦を最初から最後まで繋げて見たかった欲もある。
5人のアナザーストーリーをまとめた映画、山王戦の映画、と分けてもよかったんじゃないかなぁ。

・沢北のライバルが宮城?
ラスト、海外にて。
うーん、そこは流川であってほしかったけど、井上先生が考えたものなら受け入れる!という感じ。

・情報開示の仕方は大失敗だった 
声優変更を伝える前タイミング、スタッフのインタビューなど。後者に関しては腹が立つ発言もあって、思い出すと今でもむかついてしまう





以上、感想でした。
大好きなスラムダンクだからこそ、残念な点の方が多くなってしまったように思います。

結果私が一番思ったのは、スラムダンクが大好きだということ。

とにかくあのオープニングは神がかっているので見てほしい…!
あれ見たさにもう一回映画館に行きたいくらいです。
何度も何度も言うけどオープニング、最高…!!!!!

皆さんの感想も気になります〜
あ〜オープニングもう一回見たい!
そして、漫画読みたい!

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