この作品は「渚にて」よりも、もっと人間描いています「時間封鎖」
<SF(121歩目)>
この三部作はとてもうまくできていると思います。文学作品としてもいけます。
時間封鎖〈上〉
ロバート・チャールズ ウィルスン (著), Robert Charles Wilson (原名), 茂木 健 (翻訳)
東京創元社
時間封鎖〈下〉
ロバート・チャールズ ウィルスン (著), Robert Charles Wilson (原名), 茂木 健 (翻訳)
東京創元社
「121歩目」は、ロバート・チャールズ・ウィルスンさんの「時間封鎖」三部作です。
ロバート・チャールズ・ウィルスンさんは、ハードSFですが、「人間」を丁寧に扱う小説としても完成度が高い。色々な「愛(love)」が詰まっています。
ハードSF好きの人には、「人間」ドラマは長く感じられるかも。
でも、「愛(love)」が詰まっているので、これは大切なストーリーです。
「文学」としてもおすすめできる完成度です。
こんな状態になった時に起こりえる人間の感情と行動が「いいね!」です。
先日読んだ「渚にて」よりも、「三体」シリーズと比較できる「人間ドラマ」の作品です。
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