マガジンのカバー画像

思い出話/日記

17
運営しているクリエイター

記事一覧

12位のまま帰る

12位のまま帰る

夜中の1時前。隣人らがはしゃぐ声で目が覚める。
月1の腹痛がじわりとつらい。
耳栓をしてまた眠る。

4時に起きる。始発で湘南出張へ。
夜中から降り始めた激しい雨は勢いを弱めながらも朝方まで降り続いていた。

予約した新幹線の指定席に座ると、騒がしい人たちに囲まれてしまった。この辺で気づいたのだ。
「あ、これたぶん今日12位だ」と。
LINEニュースの占いを開くと、見事に12位だ。
普段あまり占い

もっとみる
食器の数を数えたい | 平皿編

食器の数を数えたい | 平皿編

これは、わたしが家にある食器の数を数えるための記事です。

過去回はこちら
≫食器の数を数えたい | グラス編
≫食器の数を数えたい | マグカップ編

さて、今回は平皿を数えていきます。
料理の写真と一緒にお楽しみください!

1.中皿 12枚取り皿とかに使うサイズのお皿を中皿というらしいです。

入手経路:有田陶器市にて

マグカップ編にも登場したお皿。
大胆なうねりと絵のバランスが好きです。

もっとみる
食器の数を数えたい | マグカップ編

食器の数を数えたい | マグカップ編

これは、わたしが家にある食器の数を数えるための記事です。

前回はこちら ≫ 食器の数を数えたい | グラス編

今回はマグカップの数を数えていきます。

◾️マグカップ 14個

お気に入りが多いマグたち。

はい。そしてまたひとつ集合写真に入れ忘れました。

こうなるよね。ごめんね。

入手経路:沖縄旅行、京都旅行にて

スターバックスのご当地マグですね。これを集めている人は多いのでは?京都の

もっとみる
食器の数を数えたい | グラス編

食器の数を数えたい | グラス編

趣味は短歌。
そう言い続けてけっこう経った。

けれど最近気づいてしまったのだ。
食器あつめも趣味だと言えることに。

友人が家に来たときによく言われる言葉
「食器棚あるんだね!すごいね」
「食器棚でかいね!?」

あまり深くとらえていなかったが、
どうやら一人暮らしにしては食器が多いらしい。
それほど無意識に食器をあつめていたのだときづき、急にうれしくなった。

けど、はたして自分はいま一体いく

もっとみる

若者の終活を考える

「いなくなってから、何もわからないのよ」

とその人は言った。

同い年の友人が亡くなったのは昨年のこと。
彼の母と会う機会があり、そこでの彼女の言葉だった。

彼のiphoneにはロックがかかり、部屋には友人を示すような記録媒体もない。彼が当時付き合っていた女性がインスタグラムで彼の死を公表し、やっと彼の友人たちに広めることができたという。

こういった事象は、いまの社会ならではだろう。紙媒体で

もっとみる

小春日和とSF

台風の影響で、今日はとても暖かい。
春が来て、夏が来て、秋になって、
冬を飛び越えて春が来る。
そんなことは可能なのだろうか。

たとえば、冬の間だけ意識をなくすことができたら?病気じゃないけど意図的にその期間だけ眠らせることができたら?

という妄想をした。
・死んだと思われていた人が復活
・冬には絶対に見かけないあの人
みたいな都市伝説的なSFストーリーがつくれそうだな、とか。それをおもしろい

もっとみる

夕飯の支度の匂いは、玉ねぎの匂いだった。

はじめて一人暮らしをしたのは大学生になった頃。今まで料理をしてこなかったから、ほとんど見よう見まねで始めたのを覚えてる。

はじめてつくった料理が肉じゃがだったのかカレーだったのか忘れてしまったけど、具材を切っているときにハッと気づいた。

あっ、玉ねぎの匂いって、夕飯の支度の匂いだ。

部活から帰ると、同じくらいのタイミングで帰ってくる母。「ちょっと待っててね」と急いで作り始める夕飯。居間でテレ

もっとみる

とりとめないわ

わたしがインスタグラムに毎日投稿をしていたのは、2年前のこと。

コピーライターを目指してコピーライター養成講座に通っていたわたしは、「とにかく毎日何かについて考える」「視野を広げる」ことをテーマにインスタグラムに毎日投稿していた。もちろん、たいしたことを書けない日もあったし、どちらかというと日記のような内容が多かったと記憶している。

今、たまに見返してみると、ときたまいいことを書いている。

もっとみる

ヒートテックの功罪

革命が起きたのは、わたしが高校生の頃だった。
周りの人たちがこぞってヒートテックを着始めたのだ。

最近急激な勢いで普及した(とわたしは思っていた)ヒートテックだが、調べると初登場は2003年。意外と歴史がある。

自分が幼い頃、冬場に着ていた長袖の下着は「ババシャツ」と呼ばれていた。ババアが着なくてもババシャツ。だからなんとなく着るのが嫌だった。

それが、1枚でとってもあったかい下

もっとみる

小腹がすいたね

「小腹がすいたね、アップルパイ買っていこうか」

また、別のときには

「肉まん食べよっか」

土日、買い出しを終えた帰り道の車の中で、母がよく提案してくる。
アップルパイはマクドナルドで、肉まんはコンビニの。
わたしが幼いときから母はこの2つを選んでいた。

それが、街の発展により
「スタバ飲もっか」になったり「サーティーワン食べる?」
になったりもしたのだけれど、思い出すのはやっぱりア

もっとみる

ウミガメの柄はキリン柄

薄暗い部屋の中。
温泉に併設されている休憩所のようだ。

ふと見回すと、高校時代の同級生がいる。

彼女も温泉から上がったところらしい。
見たことのない化粧品を取り出し、毛穴のケアをしようとしている。

最近美容にハマっているわたしは、そこで思わず彼女に声をかけた。
彼女はやさしく笑って「使ってみる?」と言ってくれる。

2人でひとしきりスキンケアを楽しむと、彼女が食事のできるカウ

もっとみる

ズルしても真面目にも生きてゆける気がしたよ

スピッツの名曲「チェリー」の一節です。

何度もこの歌詞を聴いているうちに、懐かしい出来事を思い出しました。

たしか、小学4年生頃のこと。
当時のわたしは、文学少女でした。学校の図書館で数冊借りてはすぐに読み終わり、返してはすぐ借りる。そんな毎日でした。

ある日「今月読んだ本の数がクラスで1位」だと先生にホームルームでほめられ、嬉しくなったわたしの読書スピードは加速していきました。

もっとみる

二段階占い

朝は、忙しい。
バタバタと家を出るので、テレビはほとんど見ない。

でもたまに、8時直前の占いコーナーを見るためにつける。
久しく見ていないのにたまに見ると12位ということが何度かあり、少しトラウマになっていた時期もあったが今は別の楽しみ方を編み出した。
それは、二段階占いだ。

まず、テレビをつけるかつけないかの2択から選ぶ。そして自分の星座が12位以外だったらラッキーなのだ。
テレビをつけ

もっとみる

ガラスを吸ったこと

最近、昔のエピソードを思い出すことが多い。

ほんとうにたいしたことのない、オチもあまりないエピソードなのだけれど、記憶の片隅で大切にとっていたのだろうか。

普段あまり日記もつけないから、ここに思い出したエピソードを少しずつ書くことにしている。

------------------------------------

今までの人生で死ぬかと思ったこと。
3回くらいあるのだが、そのうちの

もっとみる