犬君の超訳「源氏物語」 第30巻「藤袴」
犬君アタマの超訳源氏!第30巻「藤袴」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued
第30巻「藤袴」
原文抜粋「かの母君の あはれに言ひおきしことの忘れざりしかば」
犬君超訳「玉鬘の母君が、
幼い娘の身を案じて言い残したことが忘れられず」
原文抜粋「かの大臣 はた 聞き入れたまふべくもあらずと愁へしに
いとほしくて かく渡しはじめたるなり」
犬君超訳「実父の内大臣は、聞き入れそうにもないと困っていたので、
気の毒に思って、引き取ったのですよ」
原文抜粋「と つきづきしくのたまひなす」
犬君超訳「と、源氏の君はもっともらしく言われたのでした」
犬君「……絶句……」