森田 融

THE BOHEMIANSのことが好きです。 融はあきらでもとおるでもなく、ゆうと読みます。

森田 融

THE BOHEMIANSのことが好きです。 融はあきらでもとおるでもなく、ゆうと読みます。

最近の記事

最高のバンド

はじめに 古今東西ロックバンド数多あれど誰しも胸に唯一無二を大事に抱えていることでしょう。私にもいます、そういうバンドが3組。 え?唯一無二とは?いいんですよ唯一無二がいくつあったって。一番がたくさんいたっていいんですよ。表彰台が3位までなんて誰がいつ決めたんですか?皆にメダルくれてやれよ。全員優勝、なんてオタク構文のひとつではあるけども、実際本当に全員優勝みたいなことあるじゃないですか。そもそも私の大切なバンド3組は同じ土俵で戦わせてないんでね、それぞれの土俵で競技でル

    • ロックンロールを愛するすべての人へ

      こんなタイトルの文章、既に世に溢れすぎている説があることは否めない。 この記事を開いてくださったあなた。 あなたがロックンロールを愛していてもそうでなくても構わない。 今日が、あなたにとってのロックンロール記念日、もしくはボヘミアンズ記念日、またはそれらの前日譚となることを願います。 そう!THE BOHEMIANSの話題です!ヤッター! 2024年9月22日日曜日、THE BOHEMIANS(ザ・ボヘミアンズ)という日本のロックンロールバンドが全国ツアーの初日を迎えま

      • 序文、本文、跋文の内、本文を下げました。 note開設のきっかけの大元は序文で伝わるし、跋文の一番最後に書いたあの事実だけは刻んでおきたい。 一方で、本文は公開時からその拙さに納得出来ずにいることと、愛こそ書き連ねど、そこにある私自身の赤裸々は今は不要と判断したことが理由です。

        • あんな朝は一度きり(であってほしいと希望を込めて)。

          ホームステイというと、どんなイメージがあるだろうか。数週間から数ヶ月、現地の文化や生活を肌で体感すること。日本語がほぼ通じない環境でコミュニケーションを通じて外国語を更に深く知ること。色んな学びを得られる体験だと思います。 これは、高校1年生だった私が体験したホームステイでの出来事です。 うんと昔の話なので、曖昧で、もしかしたら事実と異なる点や、個人情報を伏せるためあえて分かりにくくなっている点があることをご了承ください。 私が通っていたのは進学校でもなんでもない普通の公

        • 最高のバンド

        • ロックンロールを愛するすべての人へ

        • 序文、本文、跋文の内、本文を下げました。 note開設のきっかけの大元は序文で伝わるし、跋文の一番最後に書いたあの事実だけは刻んでおきたい。 一方で、本文は公開時からその拙さに納得出来ずにいることと、愛こそ書き連ねど、そこにある私自身の赤裸々は今は不要と判断したことが理由です。

        • あんな朝は一度きり(であってほしいと希望を込めて)。

        マガジン

        • THE BOHEMIANSのことが大好き🙌
          4本

        記事

          唯一くり返し読んだレシピ

          我が家のレシピと台所事情 我が家には沢山の料理のレシピがある。 私の本棚には、1年分の「NHKきょうの料理」。 大学を卒業した年に、別居の祖母が毎月買い溜めて与えてくれたものだ。 実家の台所には、母が若い頃によそで教わって手書きしたり貰い受けた数々のレシピが厚いクリアファイルに綴じられている。いつ購入したのか、市販のレシピ本も何冊かある。 それなのに、私も母も、レシピをみて作るのは最初だけで、気が付くとレシピのない料理ばかり作っている。同じ献立でも作るたびに分量が違う。味が

          唯一くり返し読んだレシピ

          “習慣”そのものが大切だったりする。

          生活の必要動作を漏れなくルーティン化出来たらきっと生活が楽になるんだろうなと思う。 “せめて休みの日には” “調子が良い時には” そんな風に考えていても怠惰が勝つ。何よりも勝る。七つの大罪のひとつに数えられる怠惰こそが、わたしの情動の頂点に君臨しているのではないかとすら思う。 子どもの頃から続けられたことが何ひとつない。 三日坊主を何十回繰り返してきたことか。 そんな私だが年始の抱負として挙げた記事の中で、今年やりたい10のことを書き連ねた。そのうちのひとつが習慣を作

          “習慣”そのものが大切だったりする。

          ジャパキン騒動

          最愛のロックンロールバンド、THE BOHEMIANSのファーストアルバム「I WAS JAPANESE KINKS」は2010年5月12日にacid rainというインディーレーベルからバンドとしては初の全国流通盤として発売された。 通称「ジャパキン」 ロックンロールバンドのファーストアルバムにしか放つことが出来ないありとあらゆる輝きに満ちている。なんなら「ぼくたちはぼくたちの輝きで何にも見えなくなっているだけなのだ」と歌う曲が収録されている。眩しい、眩しすぎる。 当時

          ジャパキン騒動

          自己紹介。

          私は、 遊ぶ金欲しさに労働に手を染め、資格を取り、税金を払い、不必要な時間外労働を心底憎んでいる社会人です。メンバーが全員山形県出身のロックンロールバンド、THE BOHEMIANSのことが大好き。 note開設のきっかけ 2023年秋、生死にまつわるような何かがない限り絶対にないと思っていたメンバー脱退の報を受け、ショックに耐えかねてnoteに登録しました。当初は怨念入り交じる心の業火が周囲を焼き尽くす勢いでしたが、今は沈静化しています。 インターネットの大海に、彼

          自己紹介。

          WKW4Kに沈められた季節

          2022年の秋冬、恋愛にまつわる作品にどっぷり浸かっていた。水面に揺れる陽光を、水中からうっとり仰ぎ見るように、深く深く浸かっていた。美しい湖の底で静かに溺れるような体験だった。 ◆あの夏のWKW4K◆ 事の始まりはあの夏。 観測史上最高に暑かったと言われた2022年の夏。 ウォン・カーウァイ作品の4K上映が始まった。 「天使の涙」 「恋する惑星」 「ブエノスアイレス」 「花様年華」 「2046」 WKW4Kという名目で4K化された以上の5作品が全国順次公開された。

          WKW4Kに沈められた季節

          私が買うのはレンタル(落ち)CDじゃなければならなかった。

          そもそもCDレンタルって?という方もいそうなご時世かと思うので、説明すると以下の通りになります。 これはTSUTAYAで買ったレンタル落ちCDの話です。 レンタル落ちCDなんて単なる中古品、ともすれば色んな人の手を経て、レンタルとしてのシールやなんかも貼られて、単なる中古品よりも状態の良くないものもある。 新品を買うほどの熱量はないけど安いから。何らかの理由からコレクターズアイテムとして。買う理由はそれくらいじゃなかろうか。 私の場合、強いていうならば後者の理由に近いのだ

          私が買うのはレンタル(落ち)CDじゃなければならなかった。

          2024年の抱負

          1年の抱負とか目標みたいなものを書くのも考えるのもやるのも、向いてないんですよ。 続かないんだもん。忘れちゃうんだもん。毎日何分やるとか毎週同じ時間に同じことをする、みたいなルーティン苦手なんだもの。一体何のために昼夜問わないシフト制の仕事に就いていると思ってんだ。 (仕事は偶然だけど性に合ってるからそういうことなんだと思う) そういう諦念と地団駄から始めます。 タグを利用するので10個挙げてみる。今年やりたい10のこととかなんとか。 ①THE BOHEMIANSのライ

          2024年の抱負

          ラムコーク研究会、前日譚

          前置き 私はあまりお酒を飲まない。好きだが弱い。 飲む量はもちろんその頻度もかなり少ない。 居酒屋には忘年会や歓送迎会などの付き合いで行く程度。職場の風潮が個人のプライベート重視に傾いてきたところへコロナ禍もあり、そうした集まりはここ5年で2回しか記憶がない。全国チェーンの店名もよく知らないし、地元にどんなお店があってどこが人気で、といった情報もまるでない。 宅飲みもしない。8年程前までは月に何度かチューハイやサングリアを片手に料理をするキッチンドランカーだったのだが、

          ラムコーク研究会、前日譚

          2023年に愛した音楽

          記録と記憶に基づいたあやふやな愛の列挙。 音楽知識のない素人の個人的な振り返りで、ランキングでもレビューでもありません。素人が語れるのは体験したことと愛だけよ。よって順不同。 文体が乱れまくるのは気にしないでください。 サブスクで愛聴したアルバム アルバム単位で再生した。サブスクでは毎月か季節ごとくらいの頻度でプレイリストを作って聴いているのでアルバムまるっと何度も聴くのは稀なほう。 「no public sounds」 ▷▶君島大空 夏に当時の新曲がspotifyのオ

          2023年に愛した音楽

          平等院鳳凰堂のアイドル

          タイトルの通りである。平等院だからBDI48、または乃木坂や日向坂のようにそのまま平等院48としても良いかもしれない。(もしくは鳳凰堂を用いるべき?) 更に48どころか52なのでかなりの大所帯だ。 その名を雲中供養菩薩像(うんちゅうくようぼさつぞう)という。平等院鳳凰堂の壁面に、阿弥陀如来像を囲うように配置されている、アイドルである。 最初はただの仏像だった 10年ほど前、真夏の宇治と奈良へ行った。桜には遅く紅葉には早くただただ暑いオフシーズンの観光地は幾分お得に楽しめそ

          平等院鳳凰堂のアイドル

          跋文

          序文と対を成す言葉はなんぞやと調べたら、跋文(ばつぶん)というらしい。そう、あとがきです。 序文と本文もしくはどちらかを読んでくださった方、ありがとうございました。 私にとってTHE BOHEMIANSとの出会いも、今回の千葉オライリーの脱退も、どちらも青天の霹靂、脳天直撃の落雷そのものです。本文の中で、今回のこと私史上2番目に衝撃的な出来事だと書きました。では1番は何かと言えばそれは彼らとの出会いでした。 雷で思い出したのですが、ギネス世界記録には人生で7度落雷に遭遇

          序文

          〜序文の前置き〜 言葉にしたら、何とも言えないこの気持ちの整理がつけられるのではないかと思い軽率にnoteに登録した。書きながら、この気持ちは、つらくて悲しくて寂しくて腹立たしくて憎らしくて恨みがましいのだということが分かった。 いかにつらくて悲しくて寂しくて腹立たしくて憎らしくて恨みがましいのか、これでもかと書いてやろうとしたら序文だけで2000文字を超え、はて序文とは?という体裁となってしまったので、ひとつここで締めておくこととした。 前置きはここまで。以下から序文へど