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〈短歌〉いちめんの裸木たちが躍り出て冬の女王のわれをもてなす

いつだって自然は圧倒的だ。
ふだんはそれを忘れているだけ。

それでも、自然と対峙しなければならないとき。
冬の女王きぶんで、
完璧な防寒をして、
まるで家来のように、
木々を睥睨してみる。

きぶんだけ、だけど。

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