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今を生きる

本当は2023年の振り返りを書き始めようと思ったのだけど、全く違う、最近の心境を書き残しておきたくなった。書き始めてしまった。

それは3週間ほど前にある方からかけてもらった言葉とそれがきっかけについた決心。そしてその後に感じられている不思議で心地の良い感覚。その感覚が良い状態なのかはまだ判断できないけれど。もしかしたら「自分の人生を生きる」「今を生きる」ってこういう感覚なのかなと感じたから書き残しておこうと思う。


頂いた言葉と自分


「廉君は今確かに生きているんだね、生きるって体験して、感情を味わうことだよね」

3週間ほど前にある方から言われた言葉。急にあふれ出したわけのわからない葛藤と圧と不安に、混乱して押しつぶされそうになっていた時、自信の状況を話していたらかけてもらった言葉。というより、つぶやいてくださった感想?
その言葉を聞いた瞬間はわからなかったが、引き続き自分の話を聞いてもらった後で振り返った時、意味がほんの少しだけわかった気がした。自分は今、前に進みたいから葛藤しているのだと。やり遂げたいことがあるから葛藤しているのだと。そして、「葛藤」と「乗り越えた先の行動」が、向かわせてくれる先の景色を見たいから苦しみにも馬鹿正直に向き合っているのだと。私はついつい考え込みがちな性質があり、それは受け入れがたい性質だった。ただし、葛藤に時間を使うのは悪いことではなくて、葛藤した先で決心がついてまた踏み出せればよいのだと思えた。

そしてここ2,3か月、特に、「自分」という「主体性」が発揮され始めていることも再確認できた。葛藤の中の、今やり遂げたいことやみたい景色にははっきりと自分の核が表れつつあることも。そして今自分の道を歩き始めているのだと。

私はまだ未熟だし、経済的にも、精神的にも、能力的にも自立できていないと思う。何か成果を形に表せているわけでもない、形にするということがどれほど簡単でないかもつき突きつけられている日々な気がする。ただ、たくさんの人の助けのお陰で少しずつできることが増え、自分自身のことも分かり始めている気がする。そして、それは私の今年の抱負の達成度がある程度高いことも表していると思う。今年の抱負が、「自分の生きるうえでの軸を見つけること」。それを「自分が選んだ行動で見つけていくこと」だったから。

決心

3週間前、その言葉をかけてもらったその日、ある決心が付いた気がした。その瞬間に「こう生きよう!」と決めたわけではないけど、その日から自然と生き方のスタンスが変わっていった。

それは自分がこうだと思った方向に「突き抜けよう」という決心。それが世間一般で良しとされる状態でなくてもいい。周囲の価値観に惑わされる必要もない。半年後くらいに振り返ってみて、その姿勢が正しかったのかを「自分自身が判断」すればいい。
自分が進むべきと思った方向に進む。自分が過ごす時間を自分自身の意思で選ぶ。そしてその姿勢の結果目の前に現れたものは、とことんやり切りたい。そんな状態になるための決心ができた気がした。


心地のよい感覚

その決心がついたからか、ここ3週間ほど不思議な感覚に至っている気がする。何か、内からエネルギーがあふれていて、ワクワクしている感覚。それは様々なことが吹っ切れたからだと思っている。

上で書いた、葛藤しがちな自分を受け入れられたように、自分自身の良さも悪さも見つめ直して、自分のふるまいや心がけをどう意識すればいいのかを少し俯瞰して考えられている気がする。自分が自然としてしまう行動をコントロールするのは難しいけど、それによって生じる不都合を減らすことはできるのだと実感しつつあるのかもしれない。
そして人間関係についても周囲の感じ方をコントロールすることはできなくて、変えられるのは「自分がどんな人間でありたいか」だけなのだということを受け入れられた気がする。

こういうことを言葉にするのは難しいし、うまく言語化できないからほんの一部しかわかっていないのかもしれない。また、不思議なものに突き動かされている感覚もあるから、今の自分が、「共感性を欠いた自分勝手な生き物」になっていないとも言い切れない。実際、周囲の状況が見えづらくなっている感覚もある。ただ最低限、極端に自分勝手なことを押し付けないように、そして優しい人がしてくれた指摘には、空っぽの状態で素直に感謝して受け止めて向き合えるように、最大限心がけ続けようと思う。
 また、どんなにその時の自分が正しいと思った道を選ぶとしても忘れたくないのが、今まで出会って影響を与えてきてくれた方たち、正面から自分に向き合ってくれた方たちへの感謝。また、これからも自分が道を選ぶときにも周囲の意見に素直に耳を傾け続けることの意識。
実際、今回吹っ切れたきっかけもお世話になっている方たちに話を聞いてもらったからだ。ここ1年、過去の自分からは考えられないほど、自分自身をアップデートできたのも、たくさんの人が共に過ごしてくれたから。これからも迷惑をかけながらでも、関わってくれる人が居続けるのだとしたら、そんな彼ら・彼女らへの感謝は忘れたくない。


明日へ、そして来年へ

ここ最近の自分は「自分らしく突き抜けた状態」に近づけていると思っている。それが良い結果につながるかはわからない。そんなの、今はわかるわけがない。だからこそ、明日も、来年以降も、自分が今本当に大切だと思うことに時間を注ぎたい。それが「今を生きる」ということな気がする。今はそう思える。
そして柔軟で謙虚で感謝を忘れずに居続けたい。そんな姿勢が、自分らしく生きられる人生、周囲と助け合いながら共生できる人生を作っていく気がするから。そしてそれらが「地球上のすべての生き物が共に幸せに生きられる世界」にほんの少しずつ近づく結果につながる気がするから。



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