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年間100冊を15年間続けてきました。でも、本当に知らないことばかり!というかアウトプットがまだ少ないなあと感じています。過去に読んだ本は「読書ログ」としてまとめてきたので、それ…
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2022年8月の記事一覧
坂口安吾「風と光と二十の私と」講談社文芸文庫
俺の好きな作家のひとり、安吾のエッセー。非情極まる家庭環境、奔放な性生活など、彼らしい筆致で赤裸々に描かれている。
解説にはこんな下りがあった。
「安吾の魂の自伝である(中略)石の沈黙、水の流動、風の勢い・・こういった無機質な運動のイメージが安吾の文学世界の底流に常に孕まれている・・石、水、風、といった組成成分であり、それに光を加えることによって安吾文学の世界の原形質が光合成されることになるのだ
後藤広史他「ソーシャルワーカーのソダチ」生活書院
わかるようでわからない分野。しかし、これからの未来を考えると極めて重要な分野。少し知ってみたいという好奇心で読んだ。著者は地方の短期大学でソーシャルワーカー育成に携わっている教育者だ。俺と同じ教育現場の人だ。ソーシャルワーカーとは具体的にどんな職業なのか?わかっているようでわからない。ケアワーカーと何が違うんだろ?正直なところ明確な境界線ははっきりしていない。
「社会福祉士及び介護福祉士法」の