新海誠『すずめの戸締り』ネタバレなしの感想 by 中年のおっさん
どうも~!おっさんですよ~!
今、11/13の午前0時29分です。日付変わってますが、先ほど、11/11から公開の新海誠監督作品『すずめの戸締り』観て来ました。このNoteでは、あらすじのネタバレは無しに、印象に残った点をぼかしつつまとめていきます。ちなみに、おっさんは、新海誠監督作品は全て観ています。
まずはサムネ画像
これは映画館に貼ってあったポスターを撮影したものです。YouTubeの予告編でははっきり出てなかった男の人の顔が出ちゃってます。クリックすると拡大して見れます。
売上予想
おそらく、前回の『天気の子』よりは上に行きそうな気がします。自粛が無くなったのもありますが、それを差し引いて考えても、たぶん、『天気の子』よりは上ですね。ただ、『君の名は。』ほどは行かないと思います。『君の名は。』ほどはTwitterなどでの言及数は増えないと思います。たぶん、みんなでワイワイ盛り上がるようなテーマではない気がします。
ウケそうな視聴者層
『天気の子』が刺さるのは、割と若い層(20歳前後)がメインだった気がしますが、『すずめの戸締り』に関しては、幅広い年齢層から「いいね!」って言ってもらえそうな気がします。『君の名は。』と近いですが、おそらく、高評価を付ける人たちの平均年齢は『君の名は。』よりも上だと思います。60代、70代も「いいね!」って言いそうですが、予告編を見た感じだと、高齢層に訴求しそうには見えないので、是非とも、60代、70代の方を誘って観てもらいたいですね。逆に小学生だと、ちょっと早い気もします。
岸田総理が見たら?
岸田総理が見たら絶賛すると思います。岸田総理が新海作品を全て観たら、これを一番推すと思います。まぁ、岸田総理よりも、故・安倍元総理のほうが推しそうですが。。
作品内での広告
新海作品では、徐々に作品内での広告が気になってきてますが、『天気の子』ほどではなかった点は良かったです。『天気の子』ではちょっとやり過ぎました。今回は、セリフの中に具体的な商品名が出てきたりもしますが、ストーリーの序盤のあまり重要ではない局面なので、まぁ、許容範囲内かと思います。作品を作り続けていくために、収入も必要なので、やむをえない面もあるかもしれません。ただ、セリフに入れなくても十分、描写可能だった気はします。
個人的に良かった広告
POKKAの自販機のカットは良かったです。風情がありますね。こういうのばっかりだったら、広告もいいんですが。。
扉の内側の風景
扉の内側の風景は、その時々で違ってたりはしますが、比較的安定してる場面では『秒速5センチメートル』第2話の冒頭のカットと同じだと思います。
糸守
最後のクレジットに糸守って出て来てました。『君の名は。』で出て来る架空の地名ですね。
近い作品
『君の名は。』が近い気がしますが、『星を追うこども』も割と近い気がします。ただ、この両作品よりも、もうちょっと女性が主体的な感じになってます。
椅子
予告編でも出てきていた椅子が割と重要なポジションなんですけど、その位置に椅子を据えたことで、割と無理のない構成になってる気はします。椅子じゃなかったら、まただいぶ違った話になってたような気もします。訴求する層も違ってた気がします。
椅子の足が3本
これが4本だったら、エヴァンゲリオンの庵野監督にはしっくり来なかったところだと思います。ラストのほうでは、若干、エヴァンゲリオンっぽいカットもあった気がします。
紫色のうねうねしたやつ
これは、もののけ姫っぽいですね。絶対、もののけ姫を意識してると思います。色々な表現方法があったんでしょうけど、こういう形態になったと。。それは、もののけ姫を見ていたからだと。。
物語のスタート地点
これにも意味があって、「これは神話なんですよ」っていう意味合いだと思います。苗字も「岩戸さん」ですしね。
物語の終着地点
お話のすじにもろに関係するのは終着地点のほうですよね。これが何の話なのかを隠すために、スタート地点を離れた所にしている、という意味合いもあると思います。
意外と関係あるかもしれない魔女の宅急便
ちょっとだけ共通項ありますね。
アパートの描写
ここの描写は、『天気の子』の女の子の家の描写に近いですね。ただ、ロフトベッドなのは、あまり空間が無いんだろうな、という感じはします。1Kかワンルームなんでしょう。『天気の子』の女の子は弟と住んでたので、2部屋くらいはあった気がします。
お堀の地下の描写
こういう空間があるんですかね。実際にあるんだったら、私もちょっと見てみたいですね。
私が映画館に行く途中で見た風景
「これ、私が普段見てる風景まんまやん。」っていう描写もありました。「もろ、この映画館の近所やん」っていう感じで、ちょっとニヤッとしました。
男の子が乗ってる車の描写
「あ、いい車乗ってるなぁ。」っていうのが私の感想でした。こんな若い人が、こんないい車乗れるかな?っていうのが、ちょっと不釣り合いな感じはしました。私も、若くして、それくらいの経済力あったら、楽しい人生だったかもなって、うらやましくもありました。割と恵まれた人たちの話なのかな、って、登場人物をちょっと遠くに感じました。
おわりに
まだまだ色々書けそうな気もしますけど、とりあえず、ネタバレなしだと、このあたりまで、ということで、よろしくお願いいたします。