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#4 基本的な材料-スパイス以外-
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ナマステー! カリー大福です(ちょっと最近自ら名乗るのが恥ずかしくなってきました 笑)
前回の章では、スパイスカレーを作るにあたって基本となるスパイスについて触れてまいりました。今回の章では、スパイス以外にどのような食材を用意する必要があるのかについて説明していきます。
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カレーにはなくてはならない食材というものがいくつか存在します。
まずはカレーを作るうえでの下ごしらえをするための食材たち。
下の図にある油は、入れる食材によってサラダ油、ごま油、オリーブオイルを使い分けるとよいかと思います。割と気分的なところもありますが、無難なところとしてはサラダ油ですね。それから、しょうがとにんにくはすりおろすか刻むかでも風味が変わります。基本は最初油をひいてから香りを移す目的で一緒に入れます。この時、状況に応じてホールスパイスを入れることもあります。
カレーを支える屋台骨たち
基本となる食材
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油の中にしょうがとにんにくを入れることで香りを移したら、次に入れるのが玉ねぎです。
色が変わるまで中火で炒めますが、その炒める時間によって風味も変わります。トマトは、生をそのまま入れるのもよしパックで売られているのを使うのでもよし。私は普段、トマト缶を使ってます。でも、実際生のトマトを使ったほうが個人的には風味がよくなると思います。
完全無欠な塩大将
そしてとてもとても重要なのが、塩です。
塩ですよー!(大切なことなので二度言いましたヨ)
色や香りをつけるのは、スパイスの役目なのですが最終的な味の調整をするのは塩になります(これは前回の講義でもお話ししましたね)。
この塩を入れるか入れないかによって、味が大きく変わります。
次に味のベースとなる者たち
そしてスパイスカレーのベースとなる味を決めるにあたっての食材は、3つから選ぶことになります。野菜、肉(豚、牛、鶏)、魚介(魚や貝類など)の3つです。最初スパイスカレーを作る時には、いちばん王道のチキンから攻めるのがよさそうです(一応豆もあるのですが、豆は野菜とひとくくりにしているということで、よしなに……)。
ちなみに本場インドでは、牛は破壊神シヴァの乗り物であるため聖なる生き物として食べられることはありません。また、豚はイスラム教において不浄の生き物とされているのでこれまた食べられることがなく、必然的にチキンカレーが多くなる、ということなんですね。
また、カレーは中盤で煮込む工程が必要となります。そのため、水を入れた後で、それぞれ選択した食材を入れていくことになります。
最後に何を入れる?
そして最後の仕上げとして、仮に辛いのが苦手だ!という人は乳製品やココナッツミルクを入れることにより味がマイルドな仕上がりになり、辛さも軽減されます(乳製品は分離しやすいので最後のほうにいれるのがおすすめ)。
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というわけで、基本となる食材を紹介してまいりました。どれもスーパーで簡単に手に入る品々ばかり。これらベースとなる味わいを決める食材や、まろやかさを決める食材の組み合わせは何通りも考えられますので、これは合いそうだな、というものをまずはピックアップして味を変えてみるのが良いかと思いますよ。
では次はいよいよ料理を作る工程について触れてまいります。
それではフィルミレンゲ!(またお会いしましょう)
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