カリー大福
カレーを作る上で最初に用意するべき道具や具材と、簡単だけど本格的なカレーのレシピについてまとめたマガジンです。カレーを作りたいなと思った方、まずはこちらの中にある記事から読んでみてください。
雷猴! カリー大福です。 さて、先日の記事では香港で現地の人が作るカレーってあるのだろうか、と探した結果、たまたま帰り道に地元の人に愛されるカレー屋さんを見つけて思わず興奮してしまった話でした。 そしてもうひとつ、自分の中で探したかったのが、じゃあいわゆるスパイスを購入できるお店が香港にもあるのか? というところから今回の検証が始まりました。 で、たまたま出張帰りに飛行機が飛ぶまで時間があったため、まずはGoogle先生にスパイス専門店がないのか地図上で調べていただきま
雷猴! カリー大福です。 前回の記事では、香港に出張したときの始まりの部分にお話しさせていただきました。出張で香港に行ったのですが、果たしてかの場所にもカレーを提供するお店はあるのか、というお話。 ◆前回の記事 実はGoogle mapでも探していたのですが、出てくるのはだいたい前回ご紹介した重慶大厦にある場所ばかりで、これはどうしたもんかなぁと思いましたし、そもそも香港の人たちはカレーを作る習慣なんてないのだろうなかと半ば絶望に駆られていたわけです。 香港の中心地は
雷猴! カリー大福です。 前回更新からだいぶ時間が経ってしまいました。寒暖差が激しい今日この頃ですが、みなさまお変わりないでしょうか。 実は先週、今の仕事の関係で海外に出張していました。出張先は、香港。ブルース・リーの「アタタタター!」という叫びが聞こえてきそうです。 ただ、流石に数日いただけでは言語を急に喋れるかというとそんなこともなく。拙い英語でやりとりをしていました。香港自体は、日本と比べると涼しいのかな……と思ったのですが、存外そんなに変わりません(滞在中はひた
ナマステー! カリー大福です。 先日、「カレーの系譜」という記事で、完全な主観のもとでカレーの種類についてまとめました。こちらをお読みいただいたフォロワーの方から初めてコメントいただき(ありがとうございます!)、ネパールはどうですか? と言われ、思わずムムムとしてしまいました。 というのも、カレーを食べる人からはよく「インネパ系」という言葉を聞くのです。これはいわゆるネパールの人がインド料理店を経営していることを指す言葉なのです。もともと日本に出稼ぎに来ている人はネパール
ナマステー! カリー大福です。 さて、今回は先日訪れた角川武蔵野ミュージアムで食べたカレーの話です。 なぜ、いきなりミュージアムの話が出てきたのかというと、こちらで提供されているカレーがなかなかのハイクオリティなのです。美術館などで出される食事って、別にメインではないし力を入れているとは思えないなぁなんてことを思っていたのですが、ところがすっとこどっこい(死語)! 食べてみてかなり病みつきになってしまったので、ちょっとした食レポをしていければと思います。 🍛 ちょう
ナマステー! カリー大福です。 さて、先日カリーの系譜ということでカレーの種類を整理してみました。その中で勝手に命名づけた「TOKIOカレー」。どのジャンルに当てはめるべきか悩ましいカレーをカテゴライズしました。 そして今回TOKIOカレーにおいて、中でも特にこれは忘れがたいなあという、至極個人的な主観のもとで選んだカレー屋さんをいくつか紹介していければと思います。どれも有名店であるが故に、並ぶことは必須のところもありますが、有名店を練り歩くにつれてそうした並んで待つ時間
ナマステー! カリー大福です。 今回は、和風に仕上げたカレーのレシピについて紹介してまいります。 カリーを作るときに考えていることでもお話ししましたが、私は普段基本カレーを作る前にはなんとはなしにこういうカレーを作りたいな、ということを考えています。 そして今回、ちょっと夏バテ気味だったこともあり「和風で少しさっぱりとしたものが食べたい」と考え、カレーを作ってみました。最終的に、カレーの方向性として以下のようにまとめています。 という感じでざっくりと考えた結果、ちょっ
ナマステー! カリー大福です。 さて今回の記事は、カレーを分類してみました、というお話です。 これまで私は様々なカレーを食べ歩いてきました。なんとなく、一言でカレーと言ってもたくさんの種類のカレーが存在し、そしてそれを自分の中で系統立てて整理したいという思いから、整理してみました(今回挙げた他にも様々なカレー群が存在しますが、一旦私が把握している範囲でピックアップしています)。 えーこんなにあるのか! と思うのか、意外とこんなもんかと思うかは読者の方の感覚によるかもしれ
ナマステー! カリー大福です。 今回はスパイスを購入するために私がよく通っているお店について、ご紹介したいと思います。 もちろん、今は特にS&B社を中心にスーパーで多種多様なスパイスを購入することができますが、スパイス専門店と比べるとどうしてもお値段が張ります。そのため、私はスーパーでスパイスを購入することはほとんどなく(本当に緊急時だけ)、時間を見つけて足しげくスパイス屋さんに足を延ばし、スパイスを買っております。 では、さっそく紹介していければと思います。 今回は
ナマステー! カリー大福です。 さて、前回まで5回にわたって、カレーを作る上での基本についてお話しさせていただきました。カレー好きの方だと、もうそんなの知っとるわい! なーんて言われてしまうかもしれないですが、これからカレーを作ってみたいな、と思っている方はぜひ参考にしていただければ幸いです(マガジンにまとめてみましたので、需要があれば是非是非)。 ありがたいことにまだ初めてから1週間ほどなのですが、フォローいただいたり記事をマガジンに入れていただいたり。本当に嬉しくて、
ナマステー! カリー大福です。 これまで4回にわたってカレーの作り方についてざっくり説明をしてきましたが、いよいよ今回が最終回です。 前回までは食材と必要な料理道具についてこれまで触れてきましたので、最後はざっくりしたカレーの作り方について説明してまいります。 今回載せているレシピは、一般的なチキンカレーの作り方です。チリペッパーについては、だいたい中辛くらいの辛さになっているため、必要に応じて量を調節してみてください。 チキンカレーの作り方必要な材料 作り方の手順
ナマステー! カリー大福です(ちょっと最近自ら名乗るのが恥ずかしくなってきました 笑) 前回の章では、スパイスカレーを作るにあたって基本となるスパイスについて触れてまいりました。今回の章では、スパイス以外にどのような食材を用意する必要があるのかについて説明していきます。 🍛 カレーにはなくてはならない食材というものがいくつか存在します。 まずはカレーを作るうえでの下ごしらえをするための食材たち。 下の図にある油は、入れる食材によってサラダ油、ごま油、オリーブオイルを
ナマステー! カリー大福です。 それでは、いよいよカレーに必要なスパイスについて話をしていきます。 スパイスを使って一から作るとなると、たくさんの種類のスパイスを配合しなければならないのでは? と思う方もいらっしゃることと思いますが、実際はそんなことはありません。 基本となるスパイスとしては、たったの3種類。スパイス自体の役割としても、同じく3種類です。まず色付けを行うスパイス。次が辛さを加えるスパイス。最後が香りを添えるスパイスとなります。それぞれの役割に対応した基本ス
ナマステー! カリー大福です。 前の記事にて、一般に考えられているカレーのイメージに対して、スパイスから作るカレー はそうではないことを説明させていただきました。そして、周りの人たちに聞くと「えースパイスから作るって難しくないんですか!?」と言われたりするのですが、実を言うと工程を紐解いていけばそれほど難しくありません。 基本的な作り方については、また次回の会にて触れるとして、第2回では、必要な料理道具を紹介していきます。 料理をする上で必要なもの5選1.フライパン
ナマステー! カリー大福です。 自己紹介でもお話ししましたが、インドに行って以来、私はカレーの持つ魅力のすっかり虜となってしまいました。そして友人に初めて恐る恐るカレーを作った際に、「美味しい!」と言われたことをきっかけにして、気づけば3日に1回はカレーを作る生活を送っております。 せっかくなので、カレーのその魅力から作りかたの基本にいたるまで素人目線で5回にわたり、記述していきたいと思います。 カレーの歴史カレーが日本に伝わってきたのは、19世記半ばのことです。 ち
ナマステー! カリー大福です。 若かりし頃の話ですが、ある時体重計に乗って、思わず私は「アレェ!?」と声が出ました。表示された数字が信じられなくて二度見をしたほどです。 元々私は身長がそれほど高くない割に、気がつけばぷくぷくと太っていました(大福だけに)。それは仕事が営業として働いていたために、毎日のように接待という名の飲み会が控えていたからです。上司からさも日常的に飲みに誘われ、そして飲み会後には「お腹が減っているだろうからねぇ」と言われて今度は締めのラーメンに誘われる