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囲碁史年表(算砂~道策)
本因坊算砂が生まれた永禄二年 (1559)から、本因坊道策が亡くなった元禄十五年 (1702)までの間の囲碁に関する出来事を年表にまとめてみた。
色々な出来事を時系列に並べてみると、その背景や伝承の矛盾点が見えてきて、なかなか興味深いものである。
なお、出来事は伝承なども含まれるため、史実ではないと考えられるものもあるがご了承いただきたい。
・添付のExcelのデータをダウンロードして御覧く
囲碁史記 第7回 織豊時代の碁打ち
碁打ちの立場と浸透
室町時代の後半、戦国時代と呼ばれる時期になると多くの「碁打ち」と呼ばれる人達が登場する。十六世紀中頃を過ぎたあたりで、末期には江戸時代へと続く本因坊たちが登場するが、その一世代前の碁打ち達である。代表的な人物として初代本因坊算砂の師匠といわれている仙也をはじめ、宗心、樹斎、庄林など多くの上手達がいる。
当時の公家や神官などの日記類にはこれらの碁打ちが多く登場している。それ