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胃痛の原因を知り改善する方法
多くの人が経験している胃の痛み。しかし、胃が痛くなる原因は人それぞれです。
胃痛があるからと言って、胃に炎症が起きているわけではありません。胃酸を止めればいいというものでもありません。
しかし、なぜそういう状況に陥ると胃が痛くなるのか?多くの現象がこちらの動画で意味が分かりそれぞれの改善方法が見えてきます。
胃痛の原因は様々ですが、動画内で話している6つの原因について考えていくことにしましょう。
1.ストレスによる胃痛
2.刺激による胃痛
3.食べ方による胃痛
4.空腹による胃痛
5.薬による胃痛
6.冷えによる胃痛
1.ストレスによる胃痛
実は、ストレスと言うものは、文章で書けるほど簡単な分類ができないものではありませう。
人はストレスがないと生きていけないからです。しかし、多くの人はストレスを嫌がりますし逃れようとします。
ストレスを感じて良かったと思えば副交感神経が働き、嫌な感覚や興奮、緊張が起こると交感神経が働き始めます。
副交感神経が働いている場合、胃酸は出ません。しかし、交感神経が働くと胃酸が出てしまいます。
胃酸は食事のために必要な消化液ですが、胃酸が治まるときには以下の3つが必要になります。
1)食後
2)筋肉を動かしたとき
3)副交感神経が働いき始めたとき
じっと何も食べずにいれば、胃酸は何かを溶かす目的で出ているので、食材の代わりに胃壁を溶かし始めます。
これが胃炎の始まりで、ひどくなれば胃潰瘍になります。胃炎も胃潰瘍も胃痛を伴うものになります。
2.刺激による胃痛
ストレスと違って、刺激は、意外なほど自分で気づかないことが多いものです。
なぜならば、人は刺激を求めているからです。どういうことかというと
・アルコール
・タバコ
・コーヒー
・エナジードリンク
・激辛
などなど、刺激を求めて活動していて、その刺激を満足させてもらえるものに群がっているのが実情です。
これらはすべて、交感神経を高める方法。短時間睡眠も同じで、交感神経の活動時間の方が重要だと考えている人が多いのです。
要するに、交感神経の活動タイミングが多ければ多いほど、胃酸が出やすく胃を痛めやすい状況になるわけです。
しかも、自分が好んでそのような状態を作っているということ。それが胃痛の原因になっているということに気づいてほしい。
3.食べ方による胃痛
何かと多いのが早食いや大食い、流し食いです。どちらもほとんどが噛まずに飲み込む食べ方になります。
この食べ方を続けている限り胃酸過多になってしまいます。胃酸過多になればなるほど胃拡張になります。
胃拡張を満たすだけの胃酸がいつも溜まってしまえば、大食いになり、快食にはなるけれど快眠はできない。
むしろ深夜まで元気そうに振舞える状態になり、短期的な視点からすると良さそうですが、長期的に身体が持ちこたえることはできず、苦しむことになります。
胃酸が出ているということは交感神経ばかり使っていることになります。人間の身体は副交感神経で、修復も成長もしていく流れになります。
なので、交感神経が活動状態になっていればいるほど、胃酸が出て何も食べない時間は胃壁が溶かされていきます。
副交感神経が働く時間が少ないので胃を修復することができず日に日に痛みが強くなっていきます。
4.空腹による胃痛
お腹は胃よりも腸の面積の方がはるかに広いので、お腹が鳴っても、胃なのか腸なのかはわかるわけありません。
しかし、お腹が鳴ったことを空腹の合図と思い込んでいる人が多いのです。
胃の音が鳴るということは、胃に胃酸がたまって『食べていいよ』の合図が鳴るわけです。
腸の音が鳴るということは、腸の中に溜まった便からガスが発生した合図です。
あなたは、どちらの音も聞き分けることができているでしょうか?もちろん、胃に胃酸が溜まり食べていい合図が鳴っても、食べなければ胃壁が溶かされ、やがて胃痛が発生します。
・なぜ音が鳴っているのか?
・前回摂った食事をすでに消費できたでしょうか?
・眠気はないでしょうか?
・お腹の張りはないでしょうか?
これらを冷静に判断できればお腹が鳴った意味を理解できている証拠です。
5.薬による胃痛
病院で薬を出されるとほとんどのケースで胃薬もセットになっています。薬が身体に負担をかけていることを知っていれば最低限の薬しか出しません。
無駄に薬が出ているものほど胃薬とセットになることが多いものです。しかも、最近は【眠気】を出さない薬を要求する人が増えてきています。
睡眠を取ると自然治癒力が働きます。なので、眠気が出てそのまま眠ることができれば回復が早まります。
しかし、仕事中に眠くなるのは困るという理由で眠気が出ない薬を好む患者さんが増えてきました。
その結果、自然治癒力に任せる薬ではなく薬の力だけで治すというものを作っていかないといけなくなりました。
その影響で、胃薬を飲まないと胃を痛める可能性が高くなってしまったのです。
薬を飲むために胃酸を出す必要があり、その胃酸の量が少なければ肝臓や膵臓の消化酵素に頼らなくてはならなくなり、さらに痛みやすい臓器が増えてしまっているのです。
要するに、胃薬が含まれていようが薬を飲んで、胃痛が起こる場合には、大人の量では臓器が壊れてしまうという合図になります。
6.冷えによる胃痛
ここまでの胃痛はどれも胃炎か胃潰瘍という検査で分かる痛み方でした。ところが検査をしても痛みの原因が不明の痛みがあります。
それが【冷えによる胃痛】です。どういうものかというと
1.胃炎や胃潰瘍が治った後
2.浅い呼吸をしている人
3.腹筋や横隔膜が低下している人
4.胃や腸が下垂している人
5.姿勢をあまり変えない人
これらに心当たりがあれば、胃の周辺で血流障害が発生している可能性が高いわけです。
血流障害でなぜ痛むという人がいますが、脳梗塞や心筋梗塞はなぜ痛むのでしょうか?
これらの激痛を伴う病気は、血管のつまりで痛んでいます。梗塞が起きて初めて検査に引っかかる病気です。
そして、炎症はどこにも見られないことも医学的に理解されています。しかし、医学では冷えの痛みという概念がありません。
不思議ですよね。
7.胃痛を改善するためにすべきこととは?
真面目に読んでいただいたあなたには理解できてきたと思いますが、胃痛を改善するにはどれだけ明確に原因を理解しているかになります。
胃炎や胃潰瘍が検査で分かって、薬で痛みが取れたとしても、胃炎や胃潰瘍になった原因は何一つ取り除かれていません。
ここは、薬では何もできない部分ですよね?冷えによる胃痛であればなおさらです。
胃痛の予防は原因を知り、その原因に制限をかけてしまえば痛むことがなくなります。
ただし、問題は、制限がストレスにならないか?特に好きで食べたり飲んだりしているものを胃痛のために制限を変えていれば、胃痛が治った後どうなるか考えればわかると思いますが、みんな大好き【リバウンド】の完成です。
普通に胃痛が戻ってきます。しかし、痛みが強化されて戻ってくるのがリバウンドのパターンです。
なので、鎮痛剤で止まっていた痛みも止まらなくなります。そういうことから、胃痛の改善にはストレスにならない方法を考え実践する必要があるのです。
まとめ
胃痛は痛み止めで、痛みが治まったり胃炎や胃潰瘍も胃酸ブロックで抑えられます。
しかし、そのようなことを止めた途端に痛みは復活してしまうものです。あなたの胃痛はどのような原因が考えられそうですか?
原因を止めれば薬を飲まずに胃痛を難なく止めることができます。あとは【ストレス回避】だけです。
もし、ストレス回避の方法が思いつかない場合にはご連絡いただければ一緒に考えることができます。
実はここが理解できるとほぼ体調の問題はクリアできたりします。興味があれば連絡してみてください。