感謝ノート講座を受けた話
思いの丈を綴りましたらいつも以上に長文です。
どうぞよろしくお願いします。
感謝ノートとは何ぞや
簡単に言うと、
「その日に起きたことで自分が感謝することを書き留めておく」
ノートです。数年前に流行りましたよね。
使用するノートは基本的に何でもOKで、寝る前に毎日時間を取ってその日の感謝することを書いていきます。
感謝ノートを書くと良いこと
毎日がご機嫌良好で過ごせる
自分のデフォルトの感情・思考が「感謝ベース」になる
幸せを感じるハードルが下がる
常に日常生活で"ポケモンGo"ならぬ"感謝Go"の状態になる
ネガティブなことからさえも感謝を見つけようとする
他にも色々な心理的・科学的効果があります。
英語の論文ですが、ご参考までに↓
https://greatergood.berkeley.edu/pdfs/GratitudePDFs/2Wood-GratitudeWell-BeingReview.pdf
一般社団法人ライジングビジョンジャパンが主催する感謝ノート講座を受けてみた
こちらの団体がおススメする方法はとてもシンプルで、
夜寝る前に、感謝ノートへ今日感じた感謝を綴ります。
寝る前というのがポイントのようで、
感謝の心で満たされた状態で就寝すると寝つきが良くなり、朝もスッキリ起きられるとか。
まずは1週間。それができたらまた次の1週間続けて、1ヶ月続けられたら習慣化できている状態だそうです。
備忘録として私が講座から持ち帰ったポイントをメモします。
ポイント1.幸せと感謝は同義ではない
「今日のランチ美味しかった!最高に幸せ!」
「家族とこんな素敵なところに旅行にこれた!幸せ!」
これは単なる「お気持ち」の表明に過ぎず、「感謝」ではありません。
ポイント2.感謝の「深堀り」
「家族との旅行に来れて幸せ」のお気持ちを「感謝の素因数分解」をすることで深く掘り下げていきます。
家族と旅行に来られた
→皆のスケジュールが合えたことに感謝
→お天気が良かったことに感謝
→皆の体調が良く無事に旅行できたことに感謝
→この素敵な場所に来られたご縁に感謝
→飛行機がキャンセルにならずに無事到着できたことに感謝
などなど。素因数分解を始めるとキリがありません。
ポイント3.感謝の気持ち・その出来事の余韻を深く味わう
義務的に感謝ノートを書いても意味がないということです。
本当に「心の底から感謝すること」を一つ一つ味わいながら綴ります。
頭で考える「感謝」から心で感じる「感謝」へ。
これができるようになると、その時の感謝の気持ちを後からいつでも思い出して体験することができます。余韻は一度だけでなく何度でも美味しい。
講座を受けて思い出したこと
高校3年生の冬、大学入試センター試験2日目。
前日の文系科目であまり良い手ごたえが得られず、背水の陣で理数科目の試験に臨みました。
机には「生物」の問題用紙が置かれ、いつ開始の合図があるかソワソワ待っていた時、急に頭の中でこれまでの1年間が走馬灯のように思い出されました。
毎日職員室前の廊下にある、ほぼ私が占領していた机で朝から夜まで勉強し、時に職員室へ突撃して先生方を質問攻めにした日々、友達と勉強の合間に些細なことで息ができなくなるほど笑い合ったあの宝物のような一瞬一瞬が私の脳内で次々と再生されていきました。
同時にここまで支えてくれた両親、友人、学校の先生方皆の顔が浮かんで、
なんだか涙が止まらなくなってしまったのです。
必死にこれ以上涙が出ないように堪えていたら、
まさかのそのタイミングで試験開始の合図が。
一人鼻をすすり、嗚咽を噛み殺し、鼻水と涙で視界とマスクを濡らしながら生物の問題を解いていたセンター試験2日目の朝の場面とその時に感じた思いが、講座を受けている時に鮮やかによみがえってきたのです。
あの時の心地よくて何とも言えない、自分の中で泉のように湧き出して止められなかった感情の波は、「感謝」だったのだと。
人は感謝の思いがあふれると、涙が止まらなくなるんですね。
少しセンチメンタルになりながら、でも時を超えて答え合わせができたことに感謝しながら講座を受講しました。
講師の方や他の受講生さんと出会いその場に参加する縁をいただいたこと。
大切なギフトを受け取る機会に恵まれたこと。
これまで頑張ってきた自分。
無事風邪を拗らせずに保育園に登園してくれた娘。
全てに感謝しながら講座を受けました。
いざ人体実験!三日坊主の私にはどれだけ続けられるのか?
私は今回の講座の趣旨に深く賛同する点がいくつもありましたので、ぜひ世界中の皆様に広めていきたいと考えています。
しかし!
自分が試してないものを周りに勧めるわけにはいかない。
ちなみに私は三日坊主です。
実際このnoteも「よく続いてるなー!」と自分に感心しながら書いております。
そんな私が感謝ノートを続けることはできるのか?
そして感謝ノートを続けることで私の身に変化は起こるのか?
ほんまに変わるんかいなと少し懐疑的な自分もいますが、
私の直感が「やってみれば良いじゃない」と叶姉妹の恭子さんのように仰るので今回も従ってみます。
自分の身を賭して行う人体実験が幕を開けました。
毎日の進捗をnoteのつぶやきでまとめていきます。どうぞお楽しみに。
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感謝ノートの進捗
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