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【番外編】新規ビジネス開発の部署にインターン生がやってきた!

「#雑談アイデアキャッチボール」、今回は14週目の番外編です!

先週の記事の最後にちょこっと触れましたが、実は SWINGがやっているお昼の10分間ピッチが人事部からも注目されており・・・
アイデア・ネタ出し→SWINGメンバーの前で10分間発表するまで、9名のインターン生に体験していただきました🎉
というわけで、インターン生の方々が発表してくださった内容をお届けしていきますよ!

「#雑談アイデアキャッチボール」とは?

SWINGチームでは毎日10分間、「自分が最近気になっていること」や「ハマっていること」、「おすすめしたいこと・もの」について発表する時間を設けています!
「#雑談アイデアキャッチボール」では、その週に上がったトピックのまとめと、投稿者の主観でピックアップしたトピックの情報をお届けしていきます📝


インターン生たちの発表について

普段は 本当に雑談みたく気楽にやっていますが、この日はいつものSWINGメンバー10数名にプラスして、人事部のインターン担当者、高頻度で少し後ろの方から昼休憩ついでに聞いてくれてる法務部長、その他ギャラリー・・・とかなり大所帯になりました笑
大人数の圧にも臆せず、皆さん堂々と発表されていましたよ!👏

というわけで!
ピックアップするのも勿体ないので、番外編権限でインターン生の皆さんが発表した内容を簡単にご紹介していきます~✨
まぁまぁ長いかもですがお付き合いくださいませ!

【№1】Discordでボイチェンできるようになったのだ!

最近はYouTubeなどの動画投稿サイトで”ずんだもん”というキャラクターとボイスが使われた動画をよく見ますね!
ちなみに”ずんだもん”とは、東北地方のPRをするためにSSS合同会社によって作られた、ずんだ餅をモチーフにしたマスコットキャラクターです。

2021年8月1日に、無料のテキスト読み上げ用音声合成ソフトウェアVOICEVOX(ボイスボックス)がリリースされ、ずんだもんは初期に実装された音声ライブラリの一つになります。

そんな ずんだもん、実はDiscordなどの一部のチャットアプリで自分の声がずんだもんに変換されるという形でも使えるようになったそうです!(あとから調べたところ、アバターを選ぶことで見た目もずんだもんに出来るみたい👀)

「声をコスプレする時代になったのか!」と、発表者自身この出来事をとても面白く感じているみたいで、中京テレビのマスコットキャラクター「チュウキョ〜くん」のボカロ化に可能性を感じているので、もし中京テレビに入社したら一番やりたいとのことでした😄

【№2】現代アート初心者「アートってそこまで複雑じゃないかも」

続きまして、格好つけて映画館からの展覧会に行くという洒落たデートに好きな子を誘って玉砕した方の発表。(ドンマイ・・・😅)
振られちゃったものの、デートで行った展覧会が面白かったとのことで共有してくれました!

それが【これまでで最も人生を肯定する展覧会】というもの。

現代アートっていうと抽象的で意味が分からないと思われる方もいると思います。発表者の方もまさにそうだったみたいですが・・・

例えばこちらの展示物、《Artists, Lawyers and Doctors》と書いてあったそうですが何を表現していると思いますか?

展覧会にある作品の一例

なんだか複雑な思想があるのかと思いきや、ただアメリカにおける芸術家(Artists)の数、弁護士(Lawyers)の数、医者(Doctors)の数のグラフを三角形で表現したものだそうです!
「実は芸術家が一番多いんだ~」ってなりますよね💡

こちらの展覧会は3階建てになっていて、各階層でシアターがあったり、アパレルブランドとコラボしていたり(しかも購入もできる)と、「現代アートって思ったより具体的だな?面白いぞ?」と思わせる作品や仕掛けがたくさんあったようです。

発表者曰く、「Z世代は”タイパ”やら”コスパ”やら お得感が好きなので、ただ絵画を見に来たで終わらない満足感と、芸術を分かった気になれるという点でとても良かった」とのこと。
また、展覧会は「来たい人だけ来なさい」という印象があったけれど、そうじゃなくて「芸術にちょっと興味持ってみてよ~」みたいな、普段 芸術に興味がない層にも届いたという意味では有意義な取組みだと感じだそうです!

【№3】コーチングビジネスの提案

「コーチング」って聞いたことありますでしょうか?

よく似た表現として「ティーチング」というものがありますが、これは「答えを教える人」のこと。例えば、部活でプレーについて困っているとして、「じゃあ このプレーのスキルを教えてあげよう」っていう具体的なアドバイスや答えを提示する手法になります。

「コーチング」とは「人を導く」というもので、目標達成したいときに「じゃあこのチームはどうやったら目標達成できるのか」というふうに、対象者の自主性を促し、能力や可能性を引き出しながら、目標達成に向けてモチベーションを高める手法のことです。

大学受験まではテストの点数や数値ではかれる能力で評価される状況が多いけど、実際に就職活動や、社会で働く上では「非認知能力」→いわゆる目標を立てる力や、それに向かって頑張る力、今の自分を見直す能力、ダメージがあっても上手に跳ね返す力などなど・・・測定できない個人のスキルが必要になると 発表者は考えているとのことでした。

まさにコーチングというのはこういった能力、特にリーダーの力を引き延ばしてくれるビジネスですが、日本においては まだそんなに浸透しておらず、アメリカの市場規模は日本の50倍と言われているみたいです。
そのため日本では、今後まだまだ伸びていくことが考えられるので今回ピッチで紹介してくださったとのことでした!

仮に、中京テレビがコーチングビジネスを手がける場合のメリットとして、タッチポイントの多さと、テレビを使って一気にコーチングの認知を高めることができるのでは?というところまで考えてきてくれましたよ👏

【№4】BeRealを親にやってもらった結果

Z世代に大人気らしい「BeReal」というアプリ。
こちらの都合はお構いなしに、アプリから1日1回ランダムで通知が届きます。通知が来たら、フロントカメラと背面カメラの同時撮影でありのままの姿を撮影するというのがルールです!

写真の投稿っていうとInstagramが主流ですが、インスタと違うのは加工が出来ないという点。
X(旧:Twitter)やInstagramでは結構マウント要素があったりするけど、BeRealの場合は、ありのままの「今何してる」を発信するだけなので、仲のいい人と繋がるにはこのくらいシンプルなのが魅力なのかもしれないですね!

そんなBeRealを親御さんにインストールさせた発表者ですが、やってもらったことで思わぬメリットがあったそう。

発表者は連絡不精で怒られることがあったそうですが、BeRealの投稿を通して我が子の動向を見れるという点で親御さんにとってかなり好評で、8月くらいにインストールしてから毎日投稿しているそうですよ📷

親御さんがハマっている様子を見て、発表者が改めて調べてみたところ、お年寄りのSNS利用は、(少し前に比べたら増えた方だと思うけど)やはり少ない・・・。でもBeRealだったら複雑な操作は無いのでお年寄りでも出来そうだし、発表者の意見としては家族の投稿が鬱陶しいと思うこともなく、寧ろ自分の自撮りと親の自撮りで全然違うから面白いとのことでした!

一人暮らしなどで家族と離れて暮らしていて、用事がない限りなかなか連絡しない…みたいな場合はこういう使い方で毎日家族と繋がれるの良いですよね!
皆さんも身内の方とやってみてはいかがでしょうか?✨

【№5】モキュメンタリー『近畿地方のある場所について』

映画や書籍などでフィクションをドキュメンタリーのように見せかけて演出する表現方法を”モキュメンタリー”といいます。
発表者は最近『近畿地方のある場所について』という小説を読み、モキュメンタリーを知ったとのことでした。

現実に起きた事件(という設定)がいくつか詰め合わさった構成になっていて、1つ1つは断片的な情報だけど読み進めていくうちに、段々と”近畿地方のある場所”についての怪異のようなものが浮かびあがってくる・・・
といったような内容だそうです。(ネタバレにならないように話すのが大変そうでした…!笑)

フィクションだと分かっていても、読んでいくにつれて「本当の話なんじゃないか」と思えてしまうほどゾクゾクして面白いそうですよ👻

また、発表者は『フェイクドキュメンタリー「Q」』というYouTubeで見ることができるショートホラー作品にもハマっているそう!
これはテレビ局の封印VTR・素人動画を再編集するという構成の動画みたいです。

この発表の時、ホラー好きなSWINGメンバーが盛り上がってました🤣笑

【№6】ICU キッズ・カレッジの紹介

現役の大学院生でありながら、大学付属の中学校で理科の非常勤講師をしている発表者が「ICU キッズ・カレッジ」を紹介してくれました!

https://www.icu-service.com/services/kids-college/

大学側が授業を公開することはあるけど、ほとんどの場合が高校生に対してのもの。小・中学生、特に中学生に対しての授業というのは、ほとんど無いように感じている発表者。
そこで「ICU キッズ・カレッジ」の教育プログラムに着目したそうです!

発表者が講師として生徒との関わりの中で、中学生がよく「何でこれを勉強しないといけないのか」や「そんなに勉強しても使わない」といった様子で(筆者も学生時代に全く同じこと言ってたわ・・・)、学ぶことが義務になっていて、勉強が面白くないものになってしまっている ということを感じているとのことでした。

また発表者の研究室の教授が”理系女性の教育”に力を入れていて、ある女子高校に実習という形で、大学で行われている生物学科の授業の講師に行ったそう。
ただ、高校生は生物学をやりたくて生物を選択している生徒が多いため、その生徒たちにとって授業は面白いものであり、ますます「生物をやりたい!」となるけれど、
「では理系の女性が増えるか?」というと、既にやりたい子たちに対して授業をしているだけなので、なかなか人数は増えないという話を教授がしていたそうです。

そのような出来事をきっかけに、理系/文系を決める前の中学生が、大学に行ったらどんな分野の勉強ができるのかを知ることで、自分が今やっている勉強が少し楽しくなったり、こんな勉強をしたいから中学生のうちからやってみよう!とか、学びに対して積極的になるのではないかと。

ICUではキッズ・カレッジが行われているけど、調べても中学生向けの授業はなかなか無いので、それぞれの大学にお願いをして、中学生に対しての授業を動画にまとめて見放題にしたり…なんてサービスが出来ると子供たちが学びに対して積極的になってくれるんじゃないかとのことでした!

非常勤講師の経験を通した本人にしかできない発表、気付かされることが多く大変勉強になりました・・・!!📝

【№7】美術館に行く目的が変わってきているかも

「BeReal」を発表しようとしていたけど被ったため急遽ネタを変更した発表者。(発表順って大事ですね…!)
”美術館に行く目的”について発表してくださいました!

これを読んでいる皆さんはどういう時に美術館に行きますでしょうか?
SWINGメンバーの1人は「教科書に載っているものを確認しに行く」といっていました(ちょっと変わった意見な気もする…笑)
2番目に発表してくれたインターン生の方は「格好つけるため」といっていましたよ🤣

定番な理由は「美術品」を目的に行くことじゃないでしょうか?
ただ、最近の目的は「写真映え」になっているのでは、という話をしてくれました。

日本橋三井ホールで開催されているImmersive Museum(イマーシブミュージアム)は、没入型の美術館。
壁や床がスクリーンになっており、芸術作品が映し出されます。そして映像なので絵画が動き出すんです。

実際にイマーシブミュージアムに行った発表者ですが、人がたくさん居たけど、やはり来場者のほとんどが撮影していたそうです。

「美術館好きとしてこれどう思う?」という話をSWINGメンバー内で振ってるシーンで、「美術館好きとしては(体験型コンテンツで芸術品を)見ないかな~。おじさんは映え写真撮らないし・・・笑」という意見もありました。
たしかにイマーシブミュージアムに関しては、もうガッツリ映え写真撮るための美術館だし、じっくり絵画を鑑賞するには向いてないですね。
ただ【№2】で紹介した話のように「ガチ勢に来てもらう」というよりかは、アートエンジョイ勢?みたいな・・・若者や知見のない人でも”芸術”というものに触れるきっかけとして「写真映え」をコンテンツにするのは今のご時世!って感じがするな~と発表を聞いて思いました。

【№8】食べ物をいかに安く手に入れるか

愛知県出身ですが、現在は東京で1人暮らしをしている発表者。自分の食事は自分で用意しなければならないので、食べ物をいかに安く手に入れるかが結構大きな課題だそうです!

そこで、食品ロスを削減するフードシェアリングサービス「TABETE」を紹介してくれました!

アプリを入れると自分たちは「レスキュー隊員」というのになるみたいです👮TABETEに登録している店舗が、まだおいしく安全に食べられるのに売り切るのが難しい食事を出品されるので、助けを待っている食事を「レスキュー」するというのがTABETEの仕組み!

利用者が嬉しいポイントとして、レスキューを待っている食事は、通常より少し安く手に入るところ。
なんだか夕方とかに半額シールを待って買うより、「レスキューしに来ました✨ドヤッ」って買う方が印象も良いですよね~。

フードロスに貢献しているうえに安く食べられるのでオススメのアプリとのことでした!(ちなみに名古屋はまだ登録店舗少ないらしい…増えてくれ…😥)

【№9】コオロギを使った宇宙食

飯島レンジさんというYouTuber。虫やカエルなど、いわゆるゲテモノを食べる動画を投稿しているそうです。※昆虫食以外にも魚とかタヌキの動画がありました。(これに関しては申し訳ないけど動画のサムネとタイトルだけみて記事書いてる…!)生き物をコンテンツにしているみたいです🐛

発表者が何故このYouTuberを紹介しようと思ったかというと、ゼミでグループワークをしていて、その中で 5人中 4人がこのYouTuberを知っていたそう。
結構ディープ?というか、、、ゲテモノ扱ってるコンテンツなのに「意外と知ってる人いるんだ…」っていうので、ちょっと怖いもの見たさみたいな視点があるのかな と感じたとのことでした。

飯島レンジさんのYouTube動画をきっかけに、昆虫食について調べた発表者ですが、コオロギを使った宇宙食の開発や養殖に向けた実証実験に取り組んでいる会社があることを知ったそう。

宇宙産業はかなり市場も大きいということ、そして自給自足の観点で、昆虫は食糧も少なくて済むため、エサ代の面でも昆虫食が注目されているのが分かりました。

テレビを導線にして会社と連携したり、昆虫食の魅力が世間に伝わると、もっと市場も拡大するから、昆虫食を今から注目していると良いのではと思い今回紹介してくれたとのことでした。

ちなみに、、、公開していい情報か謎ですが、中京テレビVTuberアナウンサーの大蔦エルちゃんは、虫を食べるの平気らしいです・・・!(プロデューサー情報でクモ食べてたらしい😋)
あと昆虫食でカマキリを食べて、病院に行ったら「カマキリアレルギーですね」と言われたSWINGメンバーがいました。(そんなアレルギーあるんだ…)
まさかの昆虫食でここまで個人の雑学(?)が広がると思わなかった笑

まとめ

今回はインターンということで、当日 急に「10分間発表するネタ考えて」と振られたわけですが、なかなか興味深いテーマ&話術で話し切っていたので素直に関心しました!(とはいえ「ネタ探し大変だった…」と後の感想で言ってました笑)

私たちは普段1ヵ月に1回くらいのペースで当番が回ってきて、事前に当番日が知らされているにも関わらず、ぶっちゃけメンバー内でも人によっては直前まで「発表のネタどうしよう…」って悩む人もいるくらいなので、急に振られても「#雑談アイデアキャッチボール」のテーマに沿った発表が出来たことは誇りに思ってもらいたいと思います✨

そして新規ビジネスを生み出すことの楽しさや苦労が、少しでも伝わっていたら良いな・・・💭

SWINGメンバーもインターン生のピッチを聞いて、刺激をもらいました!
ほとんどの発表が、我々があまり知らない話題を持ってきてくださったので、やはり現役学生と、社会人では受け取る情報の届き方に違いが出るな~と思ったし、勉強になりました。

実際、【№5】で発表されたモキュメンタリーの本をさっそく購入して読んだ人もいますよ!📚👀

あとこれは余談ですが、、、インターン生の方々が発表中に「我々Z世代は~」というシーンが何回か見受けられたので、X・Y世代の方々が「今の子って自分のことZ世代っていうんだね」と変なところに着目してました笑

長文にお付き合いいただきありがとうございました🙇
番外編いかがでしたでしょうか?来週は通常回をお届けしますのでお楽しみに~!