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嶋津 / Dialogue designer
2020年11月16日 00:51
いくつになっても生まれた日というのはおめでたいもので。今年もその日がやってきました。仲間が集まって、あなたがこの世界にやってきたことを祝います。あなたの愛する母親の胎の中で、いのちの鼓動がはじまり、それが今も続いている。そんな奇跡に胸がいっぱいになります。ぼくと出会ったのは、あなたの鼓動が鳴りはじめてから何回目の心音を打った頃でしょうか。別々の場所で鳴り続けていた鼓動は、いつしか同じ場所で、互
harco
2020年1月14日 19:07
「あなたのこと、愛していないと思う。でも、失いたくないの」彼からのプロポーズに対する私からの最初の返事。YesでもNoでもない曖昧でずるい返事。当時、別れてからもずっと心を寄せる人がいた。愛する人から受ける友達宣言ほど辛いのはよく知っている。だからこそ、素直に答えなければと選んだ言葉だった。確固とした返事をすぐに出せなかった私に、直感だけがそう言わせた。彼は私の両手を握ったまま、少し寂しそ