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また読み返したいnoteを集めた私のブックマーク的マガジン
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2021年8月の記事一覧

それは、恋しい思い出の味。《10√2cmの水餃子》

それは、恋しい思い出の味。《10√2cmの水餃子》

「今夜はなぁ、うたちゃんの好きな水餃子やでな。ちょっと早めに来んさい」

 電話の向こうで祖父がそういうと、うれしくて文字どおり飛び上がったものだった。水餃子はおじいちゃんちの冬の定番・・・というか、すこぶる孫うけのいいパーティーメニュー。父も母も私も妹も、誰もが大好きな家族の味。

 水餃子っていうと、ひだをたたんだ餃子ではなく、中華料理店の丸っこく小さく包まれたあれでしょ?って思うかもしれない

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【子宮頸がん検診】高度異形成の円錐切除術経験と、HPVワクチンに思うこと

【子宮頸がん検診】高度異形成の円錐切除術経験と、HPVワクチンに思うこと

20210917 追記
有料部分の価格を変更しました。有料部分閉鎖の意味で高額¥10000に変更しています。申し訳ありません。有料部分、たくさんの方々にお読みいただきました。ありがとうございました。

46歳。これまで健康診断といえば、毎年オールAで夫に自慢をしていた私です。しかし、今回の結果用紙には見慣れないアルファベットがありました。

※9割が無料で読めます。最後の章のみ有料ですが、エッセイ

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あなたを日本酒に喩えると?

あなたを日本酒に喩えると?

人と人を繋いでくれる日本酒が、好きです。

今の部署に来た頃、飲み会で「わたしを日本酒に喩えるどんな感じ?」と質問を受けたことがありました。既に日本酒好きだとバレていたから。

少し考えて、こう答えました。

「酸がキラキラしてる鳳凰美田のこの新酒みたいな感じですかね…」
「やさしい包容力が、十旭日の特別純米のお燗並みだと思います」

そしたらまあ、えらく喜ばれたのを覚えています。それからしばらく

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「つかまえてくるから」。ことふりさんのnote訪問記①(2019年11月-2020年02月)

薫さんのnoteを読み終えて、訪問先どうしようかなぁと考えていました。

今年入ってから、考えてみると、許可を得ずにまとめてました。びっくりさせるといけないので、お声かけました。はい、というわけで、姫と実質お父さん4人体制の、ことふりさんのnoteにお邪魔します。何が見えるでしょう?

2019年11月きゅうりそのまま持ってくる子いるんですね。塩味かなマヨネーズかな。遊ぶ時間とセットなら、そうなり

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Micaさんへのファンレター

Micaさんへのファンレター

これは、Micaさんの書かれた文章を全力で推すnoteであり、半年かけて全作品を読んだ1ファンからファンレターとして届けるものです。

Micaさんと知り合ったのは1年と少し前。noteやTwitterでお話する中で仲良くしていただき、新しいnoteはもちろん、ぼくが過去の作品にもたまにお邪魔する感じに。不定期に5記事ぐらいまとめ読みする日々を過ごしているうち、気付けば全作品読んでました。本日時点

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生きるためのギフトをつくる

生きるためのギフトをつくる

ストンと落ちた。いままで、ずっと掴めそうで掴めなかったもの。

自分は何を受け取って、何をつくりたいのか。

90%ぐらいの惜しい感じで、いつも自分が手にしたり、仕事でかたちにしたりしてたものが「ああ、これだった」と、満たされた感じ。

何のこと言ってんだって話だけど、たくさんのnote仲間がつくって編んで贈ってくれた『ふみぐら小品』の文庫本を手にしてストンときた。

もうね、実際に手に取ってもら

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母親失格

母親失格

とてもとても悲しい気持ちになった。

できることならいますぐパリまで飛んでいって辻氏を抱きしめて一緒に泣きたい気持ちでいる。

あと半年ほどで成人(フランスは18歳)を迎えようとする息子さんは現在17歳。そう、もうすぐ立派な大人の男性だ。よくここまで立派に育てられましたね、と辻さんにねぎらいの言葉を贈りたい。

なのに。なのにだ。ここへ来て昨日息子さんと言い合いになり、自らの子育てが「失敗だった」

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きっと私は解放されたのだと思う

きっと私は解放されたのだと思う

母の四十九日の法要と開眼供養、納骨を終えた。

納骨の予約の際に「開眼供養(かいげんくよう)が必要なのでワンカップのお酒と一握りの塩と研いだお米を持ってきてください」と墓地の担当者より言われ「開眼供養」が一体なんなのかわからずに確認したところ「その墓地に初めて遺骨が納められる際に行う供養のことです」と言われ納得した。両親は自身のお墓を予め準備していたが、母が亡くなり今回始めてそのお墓を本当の意味で

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