
【子宮頸がん検診】高度異形成の円錐切除術経験と、HPVワクチンに思うこと
20210917 追記
有料部分の価格を変更しました。有料部分閉鎖の意味で高額¥10000に変更しています。申し訳ありません。有料部分、たくさんの方々にお読みいただきました。ありがとうございました。
46歳。これまで健康診断といえば、毎年オールAで夫に自慢をしていた私です。しかし、今回の結果用紙には見慣れないアルファベットがありました。
※9割が無料で読めます。最後の章のみ有料ですが、エッセイで有益な情報ではありません。興味のある方だけ購入をどうぞ。
子宮頸がん検診結果
2020年12月に受診した健康診断。
結果の配送は年明け2021年1月でした。
C12(要経過観察)
そして婦人科に、E(要精密検査)
E?
(C12は尿潜血、生理中に受診したためでした)
子宮頸がん健診にて
「細胞診にて異常が認められました【ASC-H】」
なるほど。どうやら、私の膣の奥、子宮との間の子宮頸部で何やらよくない細胞が検出されたらしい。ちなみに【ASC-H】は子宮頸がん検診における、検査結果の振り分け名称です。【ASC-H】は「前がん病変を含む高度の異常が否定できない状態」
昨年は何も出ていなかったのにと、少し焦りが生じます。ええと、「前がん病変」とはなんでしょうか。がんってそんなに急に出てくるものなの? どうなの? という状態で、検索魔になるよねライターだもの。
子宮頸がん検診とは・異形成細胞とは
子宮頸がん検査の「結果」は、NILM(異常なし)~ other(他の悪性腫瘍の疑い)まで10段階で表示されます。「~」の部分が細分化されており、私が受けた診断結果【ASC-H】は「前がん病変を含む高度の異常が否定できない状態」(前がん病変イコール異形成細胞)。わかりにくいですが、平たく言うと「検査で取った細胞が、がん細胞になっているかもしれないし、なってないかもしれないし、状態がビミョーで判定しにくいから精密検査してね」ということ。
検査結果の見方
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの感染により、細胞が徐々に悪性腫瘍へ変化していくもの。子宮頸がん検診の目的はもちろんがんの発見ですが、この検診には予防医療の要素もあるようです。悪性腫瘍(がん)になる前の「異形成細胞」の段階で対処するために、子宮頸がん検診は行われています。
このヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus →→ HPV)は、HPVと呼ばれるもの。ここでピンときた人もいると思います。そう、HPVワクチンの「HPV」です。ウィルスとして型が200くらいあり、誰でも感染する類の日常でありふれたウイルスだそう。
素人が詳細を説明すると危ないので、こちらを参考に。
HPVの感染経路は主に性交渉。性行為の経験のある人なら、一度は感染経験があってもおかしくないとのこと。ただ、健康な人ならば感染しても自然治癒する場合があり、多くのHPVウィルスの型で「感染」ということだけを考えると、そう怖がるウィルスではなさそうです。しかし、身体の免疫力が落ちている状態が長く続くと、ウィルスが体内に留まり続け、子宮頸がん、尖圭コンジローマなどを引き起こします。
検索魔になってわかったのは、子宮頸部の異形成細胞はとてもゆっくりとした細胞変化をたどるということ。HPVウィルスは昨日今日の感染で即疾患に繋がるような、短期間で悪さをするウィルスではありません。
厚生労働省検疫所FORTH ホームページより
正常な免疫状態の女性で子宮頸がんに進行するには15年から20年かかります。免疫力が低下した女性、例えばHIV感染症で未治療の人のような場合は5年から10年たらずで進行する可能性があります。
高度異形成にまで進んでもそれはがんではなく、あくまで前がん状態。がんになる前に手術で切除できれば、怖いものではなさそう。しかし、これは私の感じ方です。検診結果で「がんかもしれない」と知らされるのは、怖いですよね。
以下、子宮頸部がHPVに感染した場合の細胞の変化です。
子宮頸部の細胞の変化
正常
↓
軽度異形成
↓
中等度異形成
↓
高度異形成 ← 私が受けた診断【ASC-H】ココである可能性がある
↓
上皮内癌 ← 私が受けた診断【ASC-H】ココである可能性がある
(表面上のがん)
↓
湿潤がん
細胞変化の原因がはっきりしているのに、ウィルスを退治する治療薬はないそうです。ピロリ菌除去のように、特効薬があればいいのにと素人は考えてしまいます。しかし現状(2021年8月)ではコロナウィルスも同様。やはりウィルスというものは未知の領域なんですね。HPVウィルスによって異形成化した細胞が正常細胞に戻るかどうかは、今のところ人体の治癒力と免疫力にかけるしかないのです。
検査結果と、手術日の決定
ここから先、あくまで「クニトミユキ」私の場合の出来事です。完全な個人の体験談なのであしからず。
子宮頸がん検診で【ASC-H】の診断を受けた私は、すぐさま精密検査の予約へ動き出しました。と、ここで悩みました。近所の産婦人科クリニックでよいのでしょうか。クリニックで自治体の子宮頸がん検診と同じ検査を再度行い、「あ、やっぱり出ましたね。紹介状書くね」からの総合病院では、時間もかかるしちと面倒。そしてもし万が一、すでにがん細胞になっていたら……と。色々考えてしまいまして。
私が今回受けた診断【ASC-H】の場合、どのような検査をするのが通常の流れなのか、ガイドラインらしきものを調べました。便利な世の中です。
【ASC-H】診断の場合のその後は……
①コルポスコープ検査
②パンチバイオプシー
↓ 結果、高度異形成診断の場合
③円錐切除術(手術・入院)
なんのことやら。説明しますね。
①コルポスコープ検査 子宮頸部に照明とカメラを入れ、拡大して観察する方法。病巣は酢酸に反応して色が変わるので、酢酸を塗布 → ②へ
②パンチバイオプシー ①で色が変わった部分をパンチ(!)で数か所切除。→ 切除部分を病理検査へ
③円錐切除術 ②の結果、高度異形成診断された場合に行う手術
→ 切除部分を、さらに詳しい病理検査へ
コルポ・パンチ
なんか強そうですね。
そしてパンチで切除って、パチン、パチンって……?
経産婦なので大抵の下腹部の処置には動じないけれど、パチンと切り取るのはちと痛そうです。でもね、そんなこと言ってられません。
近所の婦人科を調べた結果、やはりコルポ・パンチの検査ができるところは限られていました。自宅から車で30分ほどのところに検査から手術まで行っている大きめのクリニックがあり、とりあえずそこに予約を。
予約後も調べまくった結果、どうやら私の年代(40半ば)で高度異形成診断だと「円錐切除術」の手術を受ける可能性が大きいようです。
はい、ここで子宮と膣、卵巣の位置関係。円錐切除術は、どの部分を円錐状に切り取るのかイラストでどうぞ。
ひどい絵…お許しを。
この円錐切除術、妊娠を希望している人に対しては、経過観察の上、慎重に検討するとのこと。円錐切除の名前の通り、子宮頸部を円錐型にくるりと切り取るので、妊娠時の赤ちゃんが育つ場所、すなわち子宮の出口が広がってしまい早産になるおそれもあるからです。もう子どもを産む予定がない場合は、厚めに切除し、そして、これから妊娠を希望している患者は、できる限り薄めに切除するそう。
もし円錐切除術を受けることになれば、病院によって違いますが、入院は一泊二日もしくは二泊三日。うーん、夫に送ってもらうのか…? 退院時も迎えが必要か…? 夫はこういうときにいつでも快く対応してくれますが、私本人に体調の悪さがないため病人感が全くなく、「手間」や「煩わしさ」が先に立ってしまう。よくない思考だなあと思いつつ。
自宅から徒歩圏内に総合病院がありますが、そこでの診察は紹介状か来院歴が必要でした。車で30分の医院で処置を受けるかどうか決めあぐねていたところ、診察券をしまっているファイルに総合病院の診察券を発見。わたし、いつ診てもらった…? と、思い返したら、一年ほどまえに脱水を起こして休日の救急外来にかかっていたんですね。
おお、診察券があるならこれで問題なしと、自宅近くの総合病院に予約を取り直しました。でも後日話を聞いたら、健康診断の要精密検査の用紙があれば、総合病院初診でも紹介状なしでOKだったとのこと。なーんだ。
2021年1月19日。精密検査当日
医師は健康診断結果を見て、すぐに前述の①②の検査へ。
内診台にあがりお腹の部分に器具が差し込まれ、医師の「スースーするかも」という声かけのもと、子宮頸部に酢酸液を塗布されます。スースーはよくわかりませんでした。そして酢酸が病巣に反応するまで数分間放置。私は経産婦ですが、内診台に上がったままの数分間の放置は、精神的ダメージがけっこう大きいです。年若い女性なら、さらにキツいだろうなと……。
数分後、医師がお腹の中の画像をみながら「うん、やはり白くなりましたね。採取しますね。ちょっと痛いかもしれないですよ~」の声かけとともに、中で何かを削る感触。痛みは小さなチクンが起こっただけです。「うん、7時と1時の場所、うん」と周囲のスタッフ に話しかけながら処置する医師。ああそうか、その場所ね。時刻ね。ふむ。自衛隊みたい。とみょうに冷静なわたし。検査後は出血しましたが、翌日には止まりました。
2021年2月2日。精密検査から2週間後に検査結果を聞きに診察へ。
医師の見立てはやはり高度異形成。範囲が広い、そして私にはもう妊娠・出産の希望がないので、③円錐切除術ので悪いところは取って、きちんと調べましょうと決定になりました。手術で悪い細胞が全て取り切れていれば、そこから経過観察、もし医師の見立て以上に悪いものが見つかれば再手術に。
「見立て以上に悪いもの」は以下のような状態
①高度異形成が組織の深部へ進んでいる
②検査によりがん細胞が見つかる
③その他、検査結果により、他臓器へのがんの可能性が見つかる
で、私はやはり不安な顔をしていたんでしょうね。高度異形成の診断とはいえ、もし切除した病巣の奥にがんが隠れていたらと。
医師が言いました。
「見つかってよかったと考えましょうね」
「見つかってよかった」
そうか、そうですよね。見つかってよかったのです。
そしてその場で手術の予約。この病院での円錐切除術は二泊三日のスケジュール。検査結果の出た2月2日から約2カ月近く先の、2021年3月30日に決定しました。
たいていの人は家族との兼ね合いや仕事のスケジュール調整にいったん話を持ち帰るようですが、私はその場で決定を。病院が自宅から近いので、家のことはどうにかなるだろうという目論見でした。調整しなければいけないのは仕事だけ。フリーランスの零細ライターなので、2ヶ月先ならどうにでも調整ができます。
この記事を読みに来た人には「手術を2ヶ月も先にして大丈夫?」と心配になる人がいるかもしれません。医師いわく、子宮頸部の高度異形成は、進行の早いものではないので、2カ月先でも大丈夫ですよとのこと。もちろん、個人差はあります。私は、子どもが2月と3月に入試を控えていたので、受験が終わり学校が春休みに入った直後に手術日を設定したのです。
入院4日前にはPCR検査も受けました。2021年3月の時点では「陽性でも体調に問題がなければ手術は行う」とのことでした。陽性と陰性では手術室と病棟の対応が全く違ってくるため、その準備をするための検査だそう。2021年8月現在では、この対応ではないかもしれません。
唾液の検査で陰性判定をもらい、入院の日を待ちました。
2021年3月29日。手術前日に入院。
入院当日は午後2時に病院入り。近いので歩いて病院へ。らくちん。
事務窓口での入院の手続きから始まる説明・説明・書類・書類。そして病室へ入って今度は病棟詰所からの説明・説明・書類・書類。
自宅で前もって記入してきた書類とは別に、さらに山のような書類にサインをして、ひと息ついたら夕方でした。入院患者って忙しいんですね。でも説明と書類サインが終わると、今度は時間を持て余します。個室なので話す人がおらず本を読んだり窓の外を眺めたり。産婦人科の廊下には生まれたての赤ちゃんの泣き声が響いていました。生まれたての声ってこんなに小さかったっけ。束の間の癒しBGM。
と、ココで書類のひとつに気になる言葉を発見。
「異なる場合があります」の説明書きの通り、これは単なる「分類」のひとつなのですが、「悪性腫瘍」は素人には強烈な言葉。やはり身体の中の悪いモンを取るんだなあと、ちょっと凹みました。このあと「12002x」 を検索して安心するんですけども。
入院当日、暇すぎて病院入りしてからの行動や感情、状況を克明に記録した私。出産以外の入院が初めてで、まわりの対応や環境がすべて珍しかったです。メモからもわかりますが、何をするにも看護師さんってやさしい…。友人が「医学と看護学は違うんよ」と言っていたのを思い出しました。
しかしこの記録は翌日の手術日当日昼12時50分でおしまい。手術後は生まれて初めてベット上での拘束の苦痛を味わい、記録するどころではありませんでした。
手術直前から術後のことは、こちら。(かなりふざけて書いています。すみません)
前述の通り、円錐切除術は子宮頸部を切り取る手術です。もう子どもを産む予定がない場合は、厚めに切り取り、そしてこれから妊娠を希望している患者は、できる限り薄めに切除するそう。手術直前、先生に「厚めに取ってね」と念を押した私でした。
円錐切除術後の体
私の場合、術後1ヶ月半くらいまで、傷みはないもののだらだらと出血が続きました。退院後は、医師がOKを出すまで湯舟につかるのは禁止。1週間ごとに診察を受けて傷口の消毒を受けます。「消毒のお薬を入れます。そのうち排出されます。見慣れない塊が出てきますが、びっくりしないでくださいね」と、診察のたびに消毒の薬を傷口に置いてくれました。確かに、2、3日すると茶色い塊が排出。説明されていないと、確かにびっくりします。
メスを入れた場所は縫えない場所なので、傷口にかさぶたができるのを待つしかないらしいです。そして、そのかさぶたは大抵1度剥がれるので、その際、再び多めの出血が起こります。血が止まりかけていたところで再び鮮血を目にするので、ちょっとビビりますがそれは傷口が快方へ向かっている証拠です。
そして、何より気になるのが切除部分の検査結果。見えないところにがんが潜んでいたらどうしようと、退院してから病理検査の結果を聞くまでが生殺し状態でした。
結果。
子宮頸部表面で進んでいた高度異形成細胞が、切除した切り口では発見されなかったため、とりあえず異形成化していたものを取り除けたとの見解でした。さらに高度異形成以上に悪くなった細胞も見つからなかったということで、ひと安心。ここからは定期検診、一ヶ月、三ヶ月、六カ月と検診期間を経て、六カ月のときに何も出なければ病院検診は卒業し、次回は自治体や会社の検診へ。
ただ、私の場合、ASC-H診断から手術までの間に色々なものを調べ過ぎて、万が一がんになっていても子宮摘出すればおそらく大丈夫……とやや達観した状態にもなっていました。しかしそれは私が経産婦で、もう子どもは産まないだろうから言えることです。たとえ前がん状態の高度異形成でも、若い世代の方の心理を思うと苦しくなります。
HPVワクチンについて(素人の雑感です)
子宮頸がんは、予防接種で防げるがんです。HPVの型の中でも子宮頸がんの主な原因となるのはHPV16型、HPV18型。ワクチンは2価と4価などの種類があり、それぞれの違いは日本産婦人科学会のホームページに記載があります。
HPVに感染する前の若い世代に、ぜひHPVワクチンを受けてほしい。子宮頸がん検診で異形成細胞診断を受け、頻繁な経過観察検診のたびに心を摩耗するより、HPVワクチンで予防した方がよいと私は思います。自分が子宮頸部高度異形成になり、痛切にワクチン受けて!と願うようになりました。
HPVワクチンの副反応に対する意見や見解は様々で、当然、私のような素人がだれかれにでもワクチンを勧めるわけにはいきません。ただ、HPVは若い女性だけが感染するウィルスではないので、感染した男性が性行為に及べば、相手に移してしまう可能性は十分にあります。欧米では男性の接種も推奨されてきています。日本でも、若い世代の男性にHPVワクチンが公的接種できるようになってほしいですね。
「HPVワクチンの副反応」と題されインターネット上に公開されている動画を見ると、HPVワクチンに対する恐怖は大きいものになるでしょう。我が子がこの状態になったら……と万が一を考えるのは当然です。
私がライターとして情報を集めるときに留意しているのは、世の中で拡散される情報・動画、そして報道には、ある種の極端さがあるということ。「映像は一番状態の悪いもの、良いもの」が目を引くということ。事故、災害、そしてHPVワクチンの副反応も、見る人の興味のひくものを前面に出すのが当たり前です。災害報道の例でいうと、地震の報道ならば激しく瓦が崩れた屋根のみを、豪雨の被害なら住宅地が著しく水没している地域のみを繰り返し流し続けます。受け取る側はその一部分を見て、それが情報の全てだと思い込んでしまいがちです。被災地の都道府県名が報道されると、身内友人知人から連絡が殺到し、「ありがとう。でも県内広いからね…」とやや辟易した経験がある人は多いのではないでしょうか。HPVワクチン副反応の報道も、それと同様だと考えています。HPVワクチンを接種した人すべてが、拡散されている動画や写真と同じ状態になるわけではありません。
私の娘(2005年生まれ)は4年ほど前に接種を終了していますが、娘の副反応は、接種場所(二の腕)周辺の腫れと筋肉痛のような痛みのみで、発熱や倦怠感はありませんでした。娘は病院にかかるたび、予防接種手帳の「HPVワクチン接種済み」の判子を医師から珍しがられます。それくらい、公的接種ができるにも関わらず、HPVワクチンは普及していないんですね。
お子さんの接種を考えている保護者の方は、厚生労働省が発表している副反応に関するデータを読み解き、さらにかかりつけ医や小児科医に、納得ゆくまで質問してください。派手な報道から離れ、医師との冷静な対話を持つことで、そこはかとない不安は軽減されると思います。公的接種の期間を逃しても任意接種はできますが、かなり費用が高額になります。
副反応の報道に不安になり、お子さんへの接種を様子見をしていた友人の記事です。ご参考までに。
そして、HPVワクチンを接種するお子さんは、騙し騙し小児科でワクチンを受けさせていた幼い頃の年齢とは違います。予防接種で病院へ行くとなれば、お子さんは「何の予防接種?」という質問をするでしょう。HPVワクチン接種は、なんのためのワクチンを接種するのかという説明と共に、将来経験するであろうセックスという行為のメリットデメリットを子どもと話し合える貴重な機会です。その際は、下記の厚生労働省が発行しているこちらの冊子が役に立ちそう。イラスト入りで、子宮頸がんやHPVワクチンのことがわかりやすく記載されています。
が、しかし性行為については記載がないんです。感染原因の100%が性行為ではありませんが、なぜセックスとHPVワクチンを合わせて考えるよう促さないのか疑問です。中身を見るとわかりますが、内容がおりこうすぎて「自分ごと」に引き寄せて考えるには、情報が足りなーい! 厚生労働省の意気地なし……!(親としての叫び)
がん保険と子宮頸部高度異形成
今回、わたしが加入しているがん保険では、「子宮頸部高度異形成の円錐切除術」が保険金給付の対象になり、がんになった場合と同様の給付金が支払われました。保険の種類によっては前ガン状態の高度異形成での手術でも支払い対象になるようなので、円錐切除術を受けたらぜひ保険会社にご確認を。
参考資料
★厚生労働省ホームページ
ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
Special thanks! たなかともこさん
セックスのこと。円錐切除術後の性行為は?(有料部分)
さて、みなさん気になりませんか。
HPVの感染経路は主に性行為……
円錐切除術を受け、とりあえず高度異形成から無罪放免となった私ですが、セックスについてはやや消極的な意識が残ってしまいました。
※ここから先は有料ですが、子宮頸がん検診、高度異形成について有益な情報はさほどありません。「セックス」と「夫婦」についてのオープンな情報があるため、有料にしています。
ここから先は
¥ 10,000
最後まで読んでいただきありがとうございます。面白いと感じたら、スキのハートは会員じゃなくてもポチっとできますのでぜひ。励みになります♪