研修講師 かわはられいこ

企業研修講師。『気づかいの壁』(ダイヤモンド社)著者。アドラー心理学の「勇気づけ」をベースに、働く人にコミュニケーションスキルを指導しています。指導歴200社 20,000人以上  アドラー・カウンセラー

研修講師 かわはられいこ

企業研修講師。『気づかいの壁』(ダイヤモンド社)著者。アドラー心理学の「勇気づけ」をベースに、働く人にコミュニケーションスキルを指導しています。指導歴200社 20,000人以上  アドラー・カウンセラー

最近の記事

「聴く」ということ。

新しい年が始まりました。 2024年も一緒に 素晴らしい時間を過ごせることを願っています。 週に一回は書きたいと思っていますが ゆっくりとペースを保ちながら、 働くうえでのヒントをお届けしていこうと思います。 一つ、お知らせです! 本日、ダイヤモンド・オンラインに また新たな記事が掲載されました。 https://diamond.jp/articles/-/337095 今回のテーマは「聴くスキル」です。 私は研修講師として、1on1セッションを行う管理職向けに、 「

    • 「目的の目的」を探る

      私が会社員だった頃、企画書を作成する際、 上司から「目的の目的」まで考えるように指導を受けました。 思いかえすと、この言葉に出会ったことが、 仕事の本質を見つけるきっかけになりました。 例えば、部内で「メールライティング研修」を計画する際、 最初の目的は「社員のメールライティングスキルを向上させること」 になりますよね。 ただ、これだけでは本当の目的は見えてきません。 なぜなら、「メールライティングスキルを向上させる」 こと自体に、何か特別な理由があるはずだからです。

      • Note 再開します。

        ずっと放置していたNote。 キリがよいわけでもない、このタイミングで再開します。 どうしてかと言うと、理由は二つあります。 一つは、週に一度訪問しているコンサル先の企業さんで 毎回ブログのような文章を社内インフラの掲示板に載せてみたら、 楽しかったから。単純です。 もう一つは、私が入っている山口拓郎さんのライティングサロンで仲良くしている方が、4000日欠かさずブログを書いているという話を聞いて、 刺激を受けたから。 その方いわく、歯を磨くように、朝食をとるように習

        • 同じ言葉やフレーズばかり使ってしまう

          「語彙が少なくて、いつも同じ言葉やフレーズばかり使ってしまうんです。」 20代後半のセールスパーソンからいただいたお悩みです。  ー---------------------------  補償もついていますので、ご安心ください。  カスタマーサポートもありますので、ご安心ください。  日程変更もできるので、ご安心ください。  私の名前を言っていただければわかりますので、ご安心ください。  ー--------------------------- 3分程度の会話の中にも「

          理解してくれないイライラから抜け出す方法

          ある営業リーダーのお悩み。 こちらの言いたいことをなかなか理解しないお客さまや 好き勝手に本題とは関係ない話ばかりをするお客さまが苦手。 どうしてもイライラして話をさえぎってしまう。 という内容でした。 そうねそうね、生産性悪いからイライラしてきますよね。 この時間があれば、もう1本お客様に電話発信できますもん。 ただこのイライラ、「二つの前提の違い」が引き起こしているんです。 一つめの違いは、ゴール設定。 「早くわからせること」をゴールにすると、わかってもらえなけ

          理解してくれないイライラから抜け出す方法

          うまくいなかいかもという不安から抜け出すには!

          私は、アドラー心理学を学んでいます。 先日、私が通うヒューマン・ギルドでベーシックコースを再履修しました。 そこで久しぶりに耳にしたのが「Acting as if」。 「あたかも~のように行動する」という意味です。 この言葉を耳にすると、ある経験を思い出します。 遠い昔、イベントや結婚式の司会の仕事をしていたことがあります。 それは初仕事、当日のこと。 事務所での研修と自己練習をたっぷり重ねてはいたものの、ドキドキしながらその日を迎え、イベント担当者と最終打ち合わせ

          うまくいなかいかもという不安から抜け出すには!

          事例活用法の効果的な使い方

          ブーメラン話法 YES・But 法 YES・And法 質問話法 話題転換法 などなど、営業スキル本やサイトでご紹介されるお馴染みの応酬話法。 今日はその中の一つ、事例活用法についてお話しします。 まずは事例活用法のおさらいから。 名前のとおり、 「2015年の発売当初より、ご利用いただいたお客様から効果があった!  もう手放せない!というお声を寄せられる、弊社一番の人気商品です」 と、商品・サービスの効果を、利用者の事例で伝える方法。 営業パーソン本人から商品の利点を

          事例活用法の効果的な使い方

          ひとりの悩みは誰かの悩み

          こんにちは。研修講師のかわはられいこです。 訪れてくださり、ありがとうございます。 アメリカでの飲食店経営を経て、帰国後は企業で17年間「お客様」と向き合う仕事と教育に携わってきました。今はその経験を生かして研修講師、人材育成コンサルタントをしています。 対象は、営業パーソンや顧客対応窓口、旅館・ホテルスタッフ、自治体など、業種を問わずその先に「お客様」がいる方々。顧客対応スキルとマインドをアドラー心理学と顧客ロイヤルティをベースに伝えています。 仕事柄毎日のように、ク

          ひとりの悩みは誰かの悩み