うまくいなかいかもという不安から抜け出すには!
私は、アドラー心理学を学んでいます。
先日、私が通うヒューマン・ギルドでベーシックコースを再履修しました。
そこで久しぶりに耳にしたのが「Acting as if」。
「あたかも~のように行動する」という意味です。
この言葉を耳にすると、ある経験を思い出します。
遠い昔、イベントや結婚式の司会の仕事をしていたことがあります。
それは初仕事、当日のこと。
事務所での研修と自己練習をたっぷり重ねてはいたものの、ドキドキしながらその日を迎え、イベント担当者と最終打ち合わせをしていました。ふと、担当者が抱えるファイルに目を向けると、一番上に私のプロフィールらしきものが見えました。
その中に
「3年の経験を持つ人気司会者」の文字を見つけてしまったのです。
事務所が間違えたのか、あえてそうしたのか、今となってはわかりません。
年間100回と見積もっても、先方は私を最低301回目の経験者として見ているわけです。本当は1回目なのに。見なきゃよかった・・心の底からそう思いました。
ただ、泣こうがわめこうがイベントは1時間後に始まります。
私に与えられたたった一つの選択肢は、
“あたかも301回目の司会者のように進行させること“
そうすると、どこか肝がすわってくるものです。
初心者特有の緊張が薄れていくことに気づきました。
なにせ、300回の仮想経験があるんですから。
結果、何とか最後まで乗り切りました。
会場を後にしたときは、脳疲労で食事ができないほどの頭痛に襲われたことを覚えています。
ただ、あれはまさしく Acting as if でした。
この経験を、今は若手営業研修で伝えています。
うまく話せなかったらどうしよう
成約が取れなかったらどうしよう
という思いは遠くに追いやって、
トップ営業の先輩、こんな人から買いたいと思う有名人など、
自分がこの人になりたい!と思う人を選んでくださいと。
後は、その人になりきるだけです。
先日も、グングン成績があがった営業パーソンがいました。
何が一番の秘訣?と聞いたら、
「Acting as if です!」が返ってきました。
人のポテンシャルってすごいのです。
ほんと、騙されたと思ってやってみてください。