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2021年3月の記事一覧

導入効果として、何と比較するか(対中小企業・スタートアップの場合)

導入効果として、何と比較するか(対中小企業・スタートアップの場合)

この前見た提案スライドで、ある特定のメンバーが対象企業がスタートアップなのか、中堅・大企業なのかに応じて提案時の導入効果の出し方を変えているように見えたのでメモ。

一般的に導入効果は何かしらの向上や削減など、ビジネス指標に落とし込んでイメージを持ってもらう。

通常もX%の数値の向上、削減と話すものの、大企業のビジネスであれば、数%の変化を金額や時間に例えることで、それなりの数値になるため、効果

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オンボーディングの完了基準とは

オンボーディングの完了基準とは

今日は軽めの内容。中身はタイトルの通り。

私の考えを以下に書いている。

1.自分の仕事がやりたいことと一致して、目標が無理せずに建てられること

2.特定の職務を果たせること

3.顔が知れて、客前に出ることに不安感を社内からいだかれないこと

4.今後の自分の成長のさせ方、必要な機会や情報源にアクセスできること

カスタマーサクセスが大事だからこそ手厚さを見直す

カスタマーサクセスが大事だからこそ手厚さを見直す

規模に応じたカスタマーサクセスの体制作りについて最近考える。

まず、確実にPMFまではカスタマーサクセスのミッションを持ったメンバーが深く活用の場面に同席し、知見を貯めて・フィードバックを得る必要がある。また、顧客とPM/エンジニア双方に対して、対応が求められる。

それ以降も、オンボーディングの仕組み確立など顧客の活用フェーズに沿って体系化が必要とも感じている。成功例を次々と出しながらも、スケ

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CSの目標設定の難しさ

CSの目標設定の難しさ

春の時期に向けて、新しいビジネスの期がはじまる。

そんな時に毎年困るのが、CSの目標設定について。
基本的にはチャーン額を一定数にとどめることをKGIにおいて、そのために各セグメントの更新率や活用状況改善などをKPIにおいてみていく。

しかし、ある一定規模を超えると、チャーン額のコントロールが数字の積み重ねでは管理できなくなると感じている。

営業サイドであれば、週別・月別・四半期別などのパイ

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CSのやりがいって

CSのやりがいって

新卒の人たちと会話することがあって、CSのやりがいはと聞かれた。

いままでは、目の前の顧客が抱えていた課題や不安を解消したことや目指すゴールに近づく支援ができたというものをやりがいだと感じていたと思うし、それを一般的なやりがいですよと答えた。

実際には、もっと違うなと思って改めて考えてみる。

個別の支援においては、ある程度目の前の顧客が喜ぶ姿というのは見ていてうれしい。しかしもっというと、B

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