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導入効果として、何と比較するか(対中小企業・スタートアップの場合)

この前見た提案スライドで、ある特定のメンバーが対象企業がスタートアップなのか、中堅・大企業なのかに応じて提案時の導入効果の出し方を変えているように見えたのでメモ。

一般的に導入効果は何かしらの向上や削減など、ビジネス指標に落とし込んでイメージを持ってもらう。

通常もX%の数値の向上、削減と話すものの、大企業のビジネスであれば、数%の変化を金額や時間に例えることで、それなりの数値になるため、効果が大きいことを例えることができる。
一方、二桁人数の顧客に対して、X%改善すると伝えた場合、金額や時間のインパクトはそこまで大きく見えないことがある。


この場合のテクニックとして、単月の効果は数パーセントの場合も1年などにすると金額レベルや時間レベルでもある程度まとまった数値になる(ここまでやってもインパクトなさそうであれば、導入すべきか逆に疑問)。

ここまで整理した数字をvs従業員一名の採用コストとすることで、全員の生産性の向上や時間削減を正当化することは対スタートアップに有用な気がする。

人を採用したり、育てることに最新の意識を払っている組織規模であり、かつ今後組織規模も大きくなる想定であることが多い。この状態にシステム化していくことのメンバーX名分の効果と例えることができれば、年間3桁万円のシステムであったとしても妥当性があれば導入に向けて意思が決めやすくなるはず。


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