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Epona Island
2020年3月14日 18:21
海釣りに同行させてもらった。何しろ初心者なので、手とり足とり教えを受ける。魚の餌をつけた竿を片手に、もう片方の手にはクーラーボックス。足に波飛沫を浴びながら、見定められた場所までごつごつした岩肌を歩く。後ろを振り返れば、雄大なイマキラ岳だ。岩間の深い溝に向かって釣り糸をたらし、見よう見真似で釣竿を動かしながら、獲物が食いつくのを待つ。正面には小宝島が見える。魚の反応がなか
2020年3月15日 18:17
2日目の夕方。海での演奏会をしようと一同はあの海辺へと向かった。浜辺に着くと親子がいた。宝島で島バナナを栽培している方で、すれ違って会釈をした方だ。その時、相手は大きなユンボに乗っていたので遠かったが、海辺ではじめて正面で言葉を交わした。島の人の瞳は浅黄色で、吸いこまれるようだった。海の色でもあり、森の色、両方が合わさった宇宙の色でもあった。島のまなざしに見守られながら、ディジュリ
2019年12月24日 19:03
茨城県神栖市にある忍潮井(おしおい)。日本三霊泉の一つだそうだ。利根川と合流する常陸利根川に面した開放的な場所にある。(案内板より↓)忍潮井(おしおい)忍潮井は男瓶・女瓶と呼ばれる2つの井戸であり、神宮皇后3年(194年)に造られたものと云われ、あたり一面海水におおわれていた淡水の水脈を発見しこれを噴出させ住民の生活の水としたもので、海水をおしのけて清水が湧出している
2019年12月20日 18:58
大洗港に到着すると、港までお迎えに来て下さる方が現れ、最初に海の見える高台へ向かった。蛙の石像が迎えてくれる。彼らは訪れる人々を受け入れ、新たな出発へ送り出してくれる土地を守護する眷属なのかもしれない。 茅葺き屋根の曲線美。 山の水が流れ込むひっそりとした水場。 波模様が水にうつる。太平洋に面する平磯海岸へ。約6000〜7500万年の白亜紀の地層が隆起し、先