普段実践しているスイカバーのおいしい食べ方を伝授します
1 スイカバーの美味しい食べ方(序論)
いやぁ、バチクソ暑いですね! 私北海道に住んでいるんですが、本州にお住まいの皆様ほどではないと思いながらも暑い暑いと感じてこの頃を過ごしております。
この時期、私の住む地域は小麦の収穫時期で、金色の野になるんですよね。刈る前も刈った後もきれいです。こんな感じで北海道ながらも休憩や仕事終わりに、アイスが必須の時期でもあります。
そんな時によく出てくるのがスイカバー。道民なのでぶっちゃけ真冬でもスイカバー食べるんですが、もちろん真夏もスイカバーです。
個人的には、スイカバーにはまだポテンシャルがあると思ってるんですよね。
今日は皆さんと一緒に、私のスイカバーの食べ方を紹介する中で、そのスイカバーの持つポテンシャルを考えていきたいということで筆を執っています。
2 スイカバーの美味しい食べ方(本論)
2-1 前提
スイカバーは、アイスの部分と種(チョコ)の部分から構成されます。今回紹介する食べ方は、種(チョコ)がキーポイントになります。
2-2 序盤の食べ方
まずスイカバーのとんがった部分から食べていきます。普通ですね。次第に、種(チョコ)を含むアイスを囓ることになります。そこで、種(チョコ)を噛み砕かないように気をつけてください。
そして、口腔内に入った種(チョコ)は飲み込んでしまったり、噛んでしまったりしないように気をつけてください。
つまり、種(チョコ)を口の中でそのまま取っておくのです。
2-3 中盤の食べ方
2-2の営みを繰り返していくと、次第に口の中に種(チョコ)が貯まっていくと思います。だんだん自分のやっていることに疑念や不安が生まれてくる頃合いかと思いますが、気にせず進めてください。
口の中に種(チョコ)が貯まっていくと、口腔内の温度により種(チョコ)が溶け始めます。
これを防ぐための方法は、奈辺にあるでしょうか。
勘の良い読者諸賢には自明のことかとしれませんが、種(チョコ)を溶かさないために、継続的にアイスを口腔内に供給してください。アイスの冷気により、種(チョコ)は溶け出さずに口の中にそのまま留まります。
そして継続的にアイスが口腔内に供給されるということは、同時に新たな種(チョコ)も共有されるということに他なりません。ここでも2-2の営為を遵守し、どんどん種(チョコ)を口の中に増やしていってください。
リスみたいにな!
2-4 カタルシス
終盤で注意するべきことは、口の中にあまりに多くの種(チョコ)が含まれ、反射的にこれを噛んだり嚥下したりしてしまう可能性があることです。また逆に、ちょっとした拍子で口から吐き出してしまう可能性もあるでしょう。
既にあなたは、今までにない口腔内の状態にあります。如上のような危険性に十分注意しながら、2-2〜2-3を繰り返していきましょう。
最後の一口までたどり着きます。その最後の一口と一緒に、これまで溜め込んだ種(チョコ)を一気に噛み砕いて食べてください。
今までつどつど食べていた種(チョコ)が大集合して、アイスとマッチするその味・食感を、何倍にも何倍にも増幅させて襲いかかってきます。
一個一個では閾値以下だったのか、種(チョコ)そのものの味・食感が最後の一口のスイカアイスの後押しとともに、あなたの味覚に新しい次元をもたらすことでしょう。
3 スイカバーの美味しい食べ方(結論)
この食べ方、めちゃくちゃ美味しいです。是非やってみて! 今日は終わり。
実は上級編があります。
スイカバーを2個用意します。3個でもいいですよ。
2-3を、2本目以降のスイカバーでも続けるのです。我々の口の中には種(チョコ)が貯まっていきます。高齢者のタンス預金みたいに! それで、あとは皆さんの好きなスイカバーの本数まで行ってください。そして2-4を行ってください。飛ぶぞ。
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