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過食が脳波や血中濃度に影響を与える理由と対策

主に「ホルモンの乱れ」と「神経伝達物質の変動」に関係しています。
以下に詳しく解説し、対策もご紹介いたします!

1. 過食が脳波と血中濃度をおかしくする理由

(1) 血糖値の急上昇と急降下

過食によって糖質やカロリーを一度に大量に摂取すると、血糖値が急激に上昇します。
それに伴いインスリン(血糖を下げるホルモン)が大量に分泌され、今度は血糖値が急激に下がる。

この「血糖値の乱高下」により、次のことが起こります!

•脳のエネルギー不足(低血糖状態) → 集中力や気分の低下
•イライラや疲労感、不安感の増加

(2) ドーパミン過剰分泌と報酬系の乱れ

過食、とくに高糖質・高脂肪の食品は脳の「報酬系」を刺激します。ドーパミンという快楽物質が過剰に分泌され、**「食べると気持ちいい」**という感覚が強化されます。
しかし、ドーパミンが過剰になると脳はバランスを取るために「ドーパミン受容体」を減少させます。
これが以下の状態を招きます
•以前よりも「もっと食べないと満足できない」状態
•脳の興奮(脳波の乱れ)やストレス増大

(3) セロトニン不足

過食後は満腹感に伴い一時的にリラックスしますが、血糖値が急降下すると脳内セロトニン(安定した気分を保つ物質)が減少します。

これにより
•不安、うつ症状の悪化
•過食を繰り返す悪循環

(4) 消化吸収過多による血中濃度の変化

過食により、消化器官はフル稼働します。大量の栄養素が血液中に取り込まれ、
•中性脂肪や遊離脂肪酸の上昇 → 血液がドロドロに
•腸内環境の悪化 → 炎症反応や免疫機能の低下

これらが脳機能にも影響し、脳波の乱れ(集中力の低下や興奮)を招きます。

2. 過食対策:脳と血中のバランスを整える方法

(1) 血糖値の安定化
・少量をゆっくり食べる
一気に血糖値を上げないために、噛む回数を増やし、満腹中枢を刺激します。

・低GI食品を選ぶ
白米や菓子類よりも、玄米・オートミール・野菜・豆類を選びましょう。

・タンパク質・脂質を適度に摂る
食物繊維や良質な脂質(オリーブオイル、ナッツ)を食事に取り入れると血糖値の急上昇を抑えます。

(2) セロトニン分泌を促す
・朝日を浴びる
朝の光はセロトニン分泌を促進し、1日のリズムを整えます。

・リズム運動
ウォーキングやスクワットなど、一定のリズムで体を動かすとセロトニンが分泌されます。

・トリプトファンを摂る
大豆、卵、チーズ、バナナなどはセロトニンの材料となります。

(3) ドーパミン過剰のコントロール
・食以外の「報酬系」を刺激する活動を増やす
運動、趣味、音楽、瞑想など「食べる以外の楽しみ」を見つけることが重要です。

・マインドフルネス瞑想
食べたい衝動が出たときに呼吸に集中することで衝動をコントロールしやすくなります。

(4) 腸内環境を整える
・発酵食品(納豆、ヨーグルト、キムチ)や食物繊維(野菜、海藻)を毎日摂取

・十分な水分補給(1.5~2L)

・腸内フローラが改善されると、血液や脳内のバランスも整います。

(5) 感情と向き合う

過食はストレスや感情の問題から来ることが多いため、ジャーナリング(感情を書き出す)やカウンセリングを活用しましょう。

まとめ

過食による脳波や血中濃度の乱れは、血糖値の急変動やホルモン・神経伝達物質のアンバランスが原因です。
対策としては、血糖値を安定させる食べ方、セロトニン分泌の促進、食以外の報酬系刺激を取り入れ、腸内環境を整えることが重要です。

日常の小さな改善から始めて、過食の悪循環を少しずつ断ち切っていきましょう!

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