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正欲

9月の頭に義父が亡くなり、
8月の体調が回復する前に遠出と大きな行事が重なって

同じ時期から私の中からいろんな感情が湧き出てきて
前に書いた記事のようにはいかない期間が
一ヶ月半ほど続いていて、でも
そろそろ落ち着いてきたのでnoteを書いてます。


私にまだこんな感情があったのか。
まだこんなことを自然と思ってしまうのか。

以前と違い、そう思う自分を否定することはしないまでも
その量の多さと重さに打ちひしがれてしまって。


特にもうここ10年は感じてこなかったことを
まだ手放せなかったと知ったとき

詳しくは書けないけど
小学生の頃、性被害にあったことがきっかけで
感じてしまうようなことが止めどなく出てきて

それに付随して芋ずる式に
その他の感情もどんどんどんどん出てきて
捌ききれなくなってしまった。



そんな中、映画「正欲」を観て
ポスターには「観る前の自分には戻れない」
と書いてあるんだけど
私にとっては、観る前から思っていたことだった。
そしてとても安心した。


私なりに書くとあらすじは(少しネタバレかも)



人に理解されない性的指向を持つ人たちと
息子の不登校に悩む検察官。
一見交わらない人たちがある事件をきっかけに重なり始める。

重なり始めるといっても、ほとんど最後なんだけど。
個人的には終わり方も良かったなと思った。
どうなったのか分からない終わり方なんだけどね。


私の今の気持ちも、特に一番悩んでいることは
本当に本当に誰にも話したくないから
紙に書いては破って捨ててを繰り返してる。
(一応書くと性的指向のことではないよ)


癒やしグッズのくま吉とめろ吉



この映画を観て「性」を扱う題材だから余計だと思うけど
気持ち悪いと感じる人もいるらしい。

でも、人に気持ちを理解されなくて
悲しい思いをした経験って誰でもあると思うんだよね。

そして少しでも理解してくれる人がいたら
同じ境遇の人がいらたらどれだけ安心できるか。

「普通」なんて基準は人それぞれ違うのは分かるけど
やっぱり自分だけかもしれないと思うと怖いよね、そうだよね。

そんな風に語りかけてくる話だと思ったから、
こういう重いテーマの映画はめっきり観られなくなったんだけど
何故か観ようと思って、思い切って観て良かった。


映画の中の登場人物たちが
今の私に共感してくれたみたいに感じて、少しホッとできた。

ねんね青くん♡


私は、共感して欲しい!
気持ちを分かってほしい!
っていう感情が強いほうだと思う。

それが厄介な形で出ることもある。
(やっぱり育った環境が大きいかな)

でも自分以外の人間が同じことを経験していたとしても
感じ方が似ていたとしても、
全く自分と同じように感じているということはないから
割り切ることも大切だよね。

それが家族とか恋人とか友達とか、
身近な人になればなるほど、そして事柄によっては
なかなか割り切れないときもあるけどさ。

そう思うと悲しくなるけど
私も主人のことで、想像することは出来ても
気持ちを100%分かってあげられないことがあるから
(この、想像力共感力豊かな私でも笑)

みんな少なからず
こういう気持ちを持って生きてるんだな。

と思って、私のこの気持ちも
もっと上手に扱えるようになりますように。

長くなりましたが
こんなときにこんな映画を観てこんなこと感じたよ、
という近況報告でした。

書いたらまた少し心が軽くなった〜
もし読んでくれた人がいたらありがとうございます🙏

次は自己紹介で書くと言ったのに
全然書いていなかったから

今年経験した少し不思議なできごとを
いくつかの記事にして書いていきたいと思います。

スピリチュアル苦手じゃないかたは
エンタメとして読んでみてね♪

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