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「感情が抑えられない…」その爆発の心理トリック

こんにちは
ムーさんです!!

1.この記事で紹介すること

 今回は、「感情が抑えられない」「気づいたら爆発している」という方に向けて、感情が周囲に与える影響や、コントロールするための心理テクニックをお伝えします。

例えば、こんなことはないでしょうか?
• ちょっとしたことでカッとなってしまう…
• なんで私だけこんなにイライラするんだろう…
• 後から冷静になって、言わなければよかったと後悔…

 感情をコントロールするのは難しいものですよね。私たちは、日常の中で気づかぬうちに感情の爆発で人を遠ざけてしまうことがあります。感情をうまくコントロールする方法を知ることで、周囲との関係性も変わるかもしれません。
 特に子育て中とか、振り返るとなんで怒ってしまったんやろ?と思うようなことでもついついその場で怒ってしまう、、、、なんてことありますよね。そんな悩みを今回心理学的アプローチで解決していきたいと思います。

2.自己紹介

私は1000〜5000人規模のコミュニティの立ち上げ支援やコンサルタントをしています。また、製品・サービスのアイデアやコンセプトプランナーとして企業の相談役としても活動しています。

3.こんな人におすすめの記事です

• 感情が抑えられず人間関係に悩んでいる方
• 感情をうまくコントロールしていきたい方
• 爆発的な感情の波に苦しんでいる方

4.感情が爆発する原因とその心理トリック

 では、まずはなぜ感情が抑えられず爆発してしまうのか、その原因を掘り下げていきましょう!

原因1:感情のキャパシティがオーバーフローしている

 感情があふれて爆発する一番の理由は「キャパオーバー」です。人はストレスや不安がたまると、その感情をうまく処理できなくなり、ちょっとした刺激にも反応しやすくなります。

 心理学では「感情の累積効果」とも呼ばれ、ネガティブな感情が積み重なることで、普段は気にならないことにも過剰に反応するんです。このキャパシティがオーバーフローすると、つい感情が爆発してしまいがちです。
 育児の怒りの爆発はこれが主な原因です。

原因2:「自己防衛」の心理が働く

 人は自分を守ろうとする本能が強いので、感情が揺さぶられる場面では「防衛反応」が働きやすくなります。防衛反応は、過去の傷や失敗が思い出され、ちょっとした出来事が「自分を傷つける脅威」に見えてしまうことから生まれます。こうした瞬間に、冷静さを失い怒りや不安が一気に噴き出すことが多いのです。

原因3:感情をうまく表現できない「アサーティブスキル不足」

 感情を爆発させずに表現するためには、アサーティブ(自分の気持ちを相手に伝える)スキルが重要です。このスキルが欠けていると、言いたいことがうまく伝わらず、もやもやした感情が内にたまってしまいます。そしてその溜まった感情が一気に噴き出し、結果的に感情を爆発させることにつながるんです。
 夫婦喧嘩はこれが原因で怒ることが多いです。言いたいことがあっても言えないとか、うまく伝わらずに何年も怒りが蓄積して一気に爆発する。過去に経験のある方は多いのではないでしょうか?

5. 感情を上手にコントロールするための3つの方法

 さて、感情の爆発を抑えるために、具体的にどうすればいいのか。その対策を紹介します。

対策1:感情を「言葉」にして表現する練習をする

 感情を口に出すと、感情の整理がつきやすくなります。たとえば、イライラしたときに「今、自分はすごく腹が立っている」と言葉にするだけでも効果的。言葉に出すことで、その感情が自己認識され、冷静に向き合いやすくなります。

対策2:「スリーステップ・ブリージング法」を使う

 感情が込み上げてきたら、一度「スリーステップ・ブリージング法」を試してみましょう。深呼吸を3回行い、感情の高まりを落ち着かせることで、冷静に状況を見つめ直せるようになります。
1. 深く息を吸う。
2.
一瞬だけ息を止めて、感情を客観的に見る。
3.
ゆっくり吐き出す。
この呼吸法は、リラックスしつつ冷静さを取り戻すのに役立ちます。

対策3:「アサーティブコミュニケーション」を習得する

 アサーティブに感情を表現することで、相手に自分の気持ちを伝えることができます。言いたいことをストレートに伝えられるようになると、感情がたまらず、爆発するのを防げます。
 たとえば、何かにイライラしているとき、「それがすごく嫌だ」と伝えるのではなく、「私にはこう感じられて、どうも違和感がある」と相手に伝えると、落ち着いたコミュニケーションが取れやすくなります。
 これは気持ちの言語化が必要なので、少しトレーニングが入りますが、すぐに身につきますのでぜひ継続してチャレンジしてみて下さい。

6.終わり

 感情が爆発する瞬間、実はそれを一番コントロールしたいのは自分自身なんです。今日お伝えした対策をぜひ取り入れてみてください。感情をコントロールできるようになると、自分への信頼も増して、周囲との関係も良くなっていきます!

 私は明日から実践できるノウハウをどんどん発信しています!記事が少しでも役に立ったと感じた方は、ぜひいいねやコメントをいただけると励みになります。それでは、次の記事もお楽しみに!

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