自分をゲームキャラにして心理学を考えたら、わかりやすくてすっきりしたよの話①~初心者さん向け~
自分を変えてーんじゃ!!!
自分に自信がなかったり、このままでいいのだろうかという漠然とした不安を抱えながらもなにをやったらいいのかわからなかったり、、、
そんな風に悩んでる方は多いのではないでしょうか。
私が自分を変えていけたステップとして、振り返ってみると、以下の順に知識を知って、自分を知って、一歩一歩試すことができたから今の自分になってるのかなと思いましたので、そのステップの共有と、ご提案をしてみようと思います。
Step1.人が変わるために知っておいた方が良い前提知識
Step2.よく考えて、準備してから行動したほうが良いという思い込みの存在
Step3.自分を知ろう(自分というキャラクターの特徴分析)
Step4.自分を知ろう(自分が大事にしたい価値観の分析)
Step5.どこから手を付けるかの判断
本日は1ステップ目
「人は変わりたいと言いながら、変わりたくないと思っている矛盾生物であること知る!それが自分を変えるために必要な前提知識!」
こちらのテーマから。
人は基本変わりたくねーーんじゃ!!!
変わりたい、変えよう!⇒そう思えてる時点でいいじゃないか!
ちゃんと自分のこと客観視できてる。よしよし。。。
…、みたいな思考になって、結局何も行動は変わってなかったみたいなことありませんか…?私はあります(苦笑)
他にも、健康にいい習慣を身に着けようとして3日坊主(ひどければ1日坊主)で終わったり、勉強しようとして参考書買って机に積んで勉強しようとしてえらいな自分~~って思って満足したり…。
挙げればきりがないですが、人は自分を変えたいと思いつつ変わりたくないと思っているそんな矛盾を抱えた生き物ということを理解すると結構楽になります。てことで、自分を知って変えていくステップ①↓
①『人は基本変わりたくない生き物である。』 ことを受け入れる。
そういう生き物ということを受け入れてあげることで、不必要な自分責めをなくす一つの材料になります。
なんで変わりたくないと思うの?
これは、人間が持ってる脳みその構造上そうなっているんです。
興味のある方はすでに色々な媒体で紹介されることなので知っているかもしれませんが、ざっくり言うと、脳には、古くからある本能的な脳みそ(大脳古皮質)と新しくできてきた理性をつかさどる脳みそ(大脳新皮質)があって、人間は生き残るためにこの脳みそを発達させてきました。
…そして、古くからある脳みその方が影響力が強いです。
感情と理性のアイディアをそのまま戦わせたらどっち勝ちそうか想像してもらえれば分かると思います。苦笑
まるで、サンプル数1なのに自分には40年の経験があるからと、その時代をうまく乗り越えられた根性論で幅を利かせて、若手が新しいやり方を提案してみても、それは導入がめんどうだとか、顧客が離れたらどうする!とか、挑戦を認めてくれない典型的な変化したくない人みたいな。。。
うーん…!
まぁ、原始時代から使われてきた脳みそですから、現代版にバージョンアップはまだされてません。合理的、論理的に考えたらそっちの方が絶対にいいやないか!って判断や行動も、昔の状況からしたらやめろ、危険だ、そっちやっちゃあかん!と止めてくるわけです。ある意味で優しさです。
ほいほい試しに新しい狩猟場所に行って、危険な動物に遭遇してやられてしまった人たちよりも、安全な場所を守りながら安全に安全に今までと違うことをせずにしていた人たちが生き残り、その子孫が私たちってことです。
ので、変わろうと思っているのに変われない自分はなんてダメなやつなんだ。って、自分を責める必要はないって話です。
脳みその基本的な方針が今の社会には合ってないというだけの話なので。
だから、変わるために必要なのは、試してみようの小さな一歩
さて、自分を守るための働きだったんだと理解しつつも、行動は変えたいですよね。その為には、そうしたほうが良い理由を自覚するとよいです。
(私の場合は、科学的なエビデンスもあるとより行動しやすくなりました。)
私が使った理由としては、今の社会では新しいことに挑戦してみたり、新しいことを学んで自分の生活に取り入れたほうがうまくいく確率が高いという事実。
何もやらずにうまくいかない場所にいる自分を守って、そこに居続けるより、一歩でも二歩でも新しいことにチャレンジしてみたほうが、自分の問題を分析する材料が増えて、最終的にうまくいく方法にたどり着ける可能性が高まることは科学で証明されています。(実験して、何も変わらないなら別のものを試してみようとなりますよね。)人の生活も同じです。
最近は完璧主義(一発で成功しよう、いっきにうまくいかせる方がかっこいい)の傾向が強くなっている社会ですが、一気に変えようとすると、それは危険だやめなさいと、古い脳みそからの信号が強くなってしまい、せっかくの変化してみようの気持ちもつぶされてしまいがちですので、少しづつ変えることを強くお勧めします。
(一気にやろうとすると、できなかったときに自分にがっかりすることが増えて結局続かなかったり、準備を頑張っただけで満足してしまったり、あまりいいことがないです!(何度も体験済み…泣)
会社で新しくやってみたいことがあるならば、一気に提案するのではなくこういうのもあるみたいですよと、少しづつ少しづつ時間をかけて伝えてみたり、小さく試してうまくいく証拠を先に集めてみるのもよいと思います。)
長く書いてしまいましたが、こういった知識は意識して使ってみると定着しますのでまずは、一つ、自分が変わろうとしたときに止めようとする感情が出てきたり、新しいことをしようとしたときに周りの人からもし反対意見があって、自分の心が揺れた時、おっ。古い脳みそが働いてるぞ。なるほどなるほど、この位のことをしようとすると強い信号が出てくるんだなと、理性で分析して、自分の行動で工夫できるところを探してみてください。
ではでは。次の自分を知って変えていく2ステップ目の記事でお会いしましょう。次回は、『行動>>>思考。でも思考も大事』といったことについて、書いていきたいと思います。
ありがとうございました。さようなら~。