椿
書くことは私自身にとってのセラピーでもあります。noteに随想を書き散らしています。共感していただける方に共有できたら嬉しいです。
自分の生活を大切にするめの知恵
初めまして、椿です。 私の記事を訪れてくださった方向けに、 私のひととなりを簡単にご紹介します。 普段、自分の紹介を、会社や学校の外ですることはありません。 なので、この匿名空間のnoteでどんなことを紹介したら良いのか非常に迷うところですが、 いくつかの項目ごとにご紹介します。 自己紹介生息地 世田谷にあるあまり有名ではない住宅街に生息しています。 広い空と美味しい空気 徒歩圏内に無数にあるカフェと健康的なご飯屋さんに惹かれて、この場所に引っ越してきました。 特
出来事をする前の期待値と、出来事をした結果の満足度を比較すると、思わぬ発見があるかもしれません、と言う話です。 何で自分は満足できるのか 何で自分は後悔するのか きちんと自分軸で認識する助けになります。 これは日常生活を満足させるための方法で、認知行動療法の専門家である中島美鈴さんの本で紹介されていた方法です。 前提:人は満足を期待して、物事をする 人は何かを期待して、物事を行います。その蓄積が、生活になります。 物事を行った結果、期待通りに満足できたら、生活は充
なんとなく心がしんどい状態、抑鬱状態、うつ病の状態の影に、自分が幼い頃から習慣的に身につけてきた無意識の思考回路(=デフォルトモードネットワーク)が悪さをしていることがあります。 幼少期からの自動思考 私は、うつ病に罹患して以降、rTMSや認知行動療法を受ける中で、脳神経学に関心を持ち、精神科学に関する本をいくつか読むようになりました。 その中で、非常に面白いと思った概念が「デフォルトモードネットワーク」です。 人間の脳は、非常にエネルギーを使う臓器のため、何度も使うよ
カロリー爆弾のような甘い甘いフレンチトースト 脳のドーパミンをドバドバ出すスマートフォン 適材適所と生産性向上を追求した即戦力マッチングの転職市場 西洋的なものは目的に、欲に、一直線である。 ほうれん草のおひたしと焼き魚とほかほかご飯の朝ごはん 漢字とひらがなとカタカナが入り組み縦書きと横書きが混じったりする本 もはや福祉なのではないかというほどに将来の一定の給与が保証された新卒市場 私は、少し複雑で一見非合理的だけど、でも、今日と同じ平凡な明日が来て、穏やかに暮らせる
「あの、構造化して話してもらえるかな。」 上司はこんな感じで遮る。 私の書き言葉、話し言葉は上司にたびたび「わかりにくい」と言われる。機嫌が悪いときは「何を言っているのかわからない」と言われ、イライラが昂じると「変わり者だ」とまで面と向かって言われてしんどくなる。 こんなことを1年くらいやっていた。コンサルのお家芸の「構造化」を身につけたことで多少改善されたのだが、それでもやっぱり定期的に「私の言いたいことがわからない」マンが現れては醜い争いを繰り広げる。 学生の時か
港区から世田谷区に引っ越した。 港区の“し”から始まって“わ”で終わる“高級住宅街”に住んでいた。 “た”から始まって“ん”で終わる種類の、トレンディなマンションに住んでいた。 選んだ理由は、勤務先に15分以内で通勤できるから。 そして、上司や同期の多くが近隣に住んでいたから。 でも、この“高級住宅街”での暮らしを、気に入っていたわけではない。 横浜の、比較的歴史のある、保守的な丘の上で育った私には、東京の谷間にあるこの住宅街のどこか住みやすいのか、どうして“高級”扱
色感が統一され、余白の多い現代アートが掛けられ、木や漆喰の質感に癒されるようなカフェで、ジャズを聞きながらコーヒーの香りを嗅ぎ、癒される。 私は長らくこんな体験が大好きで、どんな忙しい時でも心が落ち着くカフェ空間を不思議に思っていた。 最近、脳科学的な観点の本をいくつか読んで、カフェで気持ちが落ち着くことには、一定の科学的な整合性があると考えるようになった。 カフェは抽象芸術のつまった宝石箱カフェには、センスよく統一された空間の中に静かに音楽が流れ、インテリアに飾られた
かつて、明治時代くらいの高尚な生き方といえば、朝から晩まで学問と思索に明け暮れ、名声や地位を得て、家のことなどは妻と女中さんに任せ、4、50歳で壮年を引退すると、大きな家の離れや田舎の別荘で隠遁生活をし、知的生活の集大成となるエッセイをまとめるような生活だったと聞きます 生活のための一切の労働から解放された生き方は、高尚で、誉高い名士の暮らしとされたようです。 これが高度経済成長期の一億総中流の波が出現すると、農漁業や商業など、生活労働に明け暮れていた人々に、「勉学に励み
椿です。 休日は、休む日と書きますが、私にとっては生活を大切にする日です。 近くのお地蔵さんにお参りをして、カフェで本を読んで、掃除をして、窓を開けて線香を焚くのが好きです。 休日は一般に、仕事のない日を指します。平日の対義語と認識されます。 かつて大学生や社会人すぐの頃には、平日に友人と会って、平日に終わらないこと、できないことで休日の予定を埋め尽くしていました。 友人やゼミの同僚と話して、休日にどこそこにいこうと用事を立てたり、平日に終わらなかったからと仕事やレ
こんにちは、椿です。 私は激務の中で9ヶ月ほど前からこころを病み、3ヶ月前から休職。 1ヶ月前に大うつ病と診断され、rTMS治療を始めました。 本題 本日は前々回の記事の続きである、 rTMS治療の後半に、私にどのような変化が起こったか うつ病が寛解するまで、何を意識して過ごしたか 休職を通してどのようなことをし、考えたか をご紹介します rTMS治療中の心がけ治療期間全体を振り返ってみると、次のようなことを心がけました。 /休みたい時は休む:寝たいと感じた
こんにちは、椿です。 最近、rtmsセッション後の過ごし方について気づいたことがあります。 一つは、rTMSセッション後は、なるべく空の広い開放感のある場所、また騒音が少ない静かな場所で過ごすのが良さそうだということです。 これはあくまで主観なので、多くの人に当てはまるかは分からないのですが、いくつか経験があり 一度セッション後、タワマンの多い港区のとある地区を歩いていたら気分が塞いできてしまったことがありました。 またある時、治療後に病院近くの東急ハンズに寄ったとこ
はじめまして、椿です。 元来noteに記事を書くような性分ではないのですが、 鬱を治すためにr-tms治療を受け、自分に起こった変化が非常に面白かったので、 休職中で有り余った時間を活用して、rtms治療に辿りつく過程でわかったことや治療経過をブログっぽく共有しようと思い立ちました。 私についてこちらで自己紹介しています。 そもそも: rTMSとはr-tmsって何?という方以外は飛ばしていただいて構いません 鬱病改善のメカニズムについては、完全には解明されていないそ