夫婦で小学生に授業をしてきた話🏫
こんにちは!ゼロ日婚をし、2月から1年間ニュージーランドでワーホリ生活中の夫婦です🇳🇿
ワーホリに行くことにした経緯から、ワーホリ中のことについてはこちらにまとめています↓
そんな私たち、実は出国前に、日本の小学校で授業をしてきました🏫
今回は、そのような貴重な経験についてと、どんな授業をしてきたのかをお伝えします☝️
🏫授業をすることになった経緯🏫
妻の友人が小学校の先生で、6年生の担任を持っています。そんな友人からの依頼がきっかけでした。
総合の授業で、"自分成長プロジェクト"と題し、自己理解から将来の夢を考えるまでの流れを自身で考えて組み立てている友人。
(すごい!小学生の時受けたかった…!!✨)
その一環で、色々な職業の人の話を聞き、インタビューをするということを行なっており、
・会社員の仕事について
・ワーホリの決断
・目指す生き方に即して行動を決める考え方
あたりを夫婦で話して欲しい、と連絡をもらったのでした✉️
夫婦でこんな機会をいただけるなんて最高だ!と2人で前向きに引き受けた私たち。
どんな話をしようかと、たくさん話し合って、わくわくしながら準備をしました🤝
🧑🎓授業でしたお話🧑🎓
当日は2クラス合同の6年生全体の授業。
70人くらいの子供たちの前で、こんなお話をしました💭
▪️話のキーメッセージと大枠
話のキーメッセージとしたのは、"自分で選ぶ"ことの大切さ。
自分らしい選択をするために"自分のことをよく知る"ことが大事ということも伝えるか迷いましたが、既に友人が組み立てている"自分成長プロジェクト"の中で取り組んでいるようだったので、今回は"選ぶ"ことにフォーカスすることにしました。
私たちがみんなと同じ小6の時に描いていた夢
→社会人になって選んだ会社/仕事
→結婚をして主語が"we"になって、改めて選んだワーホリのこと
→この後の人生について思っていること
こういった流れで、私たちの選択の話を伝える内容にしました。
▪️会社員の仕事について
子供たちの中には、
「将来は平凡に暮らしたい、平凡=会社員」
「警察官やパティシエが特別で、会社員は普通」
と考えている子もいて、会社員の中でも自分で会社を選ぶのだ、ということを伝えてほしい、と事前に友人から聞いていました👂
なのでまずは、
・私たちがどんな会社でどんな仕事をしていたのか
・なぜその会社を選んだのか
の話をしました🏢
▪️主語が"we"になった話とワーホリのこと
それぞれ自分らしい選択をした会社員時代の話から、結婚の話に。
主語が「I」から「We」に変わったことで、改めて"私たちらしい"選択として、ワーホリに行くことにしたということを伝えました。
そして、私たちの話を頭出しした際、会社員としての就職=安定を手放したという選択に驚いた子供たちが多かったという話を聞いていたこともあり、なぜこの選択ができたのか、ということを伝えました。
▪️夫婦の夢とマンダラート
ワーホリから帰ってきた後のことはまだ決めていないものの、私たちには夢があり、その夢を中心に、何が大事なのかを捉えている、
という話を、マンダラートを用いてしました。
マンダラートは、大谷翔平選手が高校生のときに作成していたということで話題になった、目標から逆算してやるべきことを考えるツール。
子供たちも"自分成長プロジェクト"の中で作成したとのことだったので、私たちも夫婦のマンダラートを作成し、一部(仕事・夫婦関係・友人との関係)抜粋して子供たちに伝えました。
▪️まとめ
そして最後に、小6のみんなにはこれからたくさん選択の機会があることを伝えました。
私たちも小6の時の夢から実際の選択は異なり、会社員のはじめの選択と、夫婦になってからの選択は異なりました。一貫してないといけないということではなく、そのときの自分がしっかりと"自分で選ぶ"ことが大事だということを伝えてきました!
👦子供たちにはどう映った?👦
後日、子供たちの感想を寄せ書きとしてまとめたものを、担任の先生である友人が送ってくれました✉️🤍
感想をいくつかご紹介します!
キーメッセージである「自分で選ぶ」大切さを感じてくれた感想もあれば、ワーホリ(ほとんどの子が存在を知らなかった)というものに興味を持った子、2人で決めたというパートナーの存在に目を向けてくれた子、色んな感想があって面白かったです🌟
自分の将来を考えることに繋がったという感想もあり、良かったなぁと思います☺️
💁♂️夫の感想💁♂️
自分が12歳の頃を思い出しながら、どんな内容や言葉が伝わるか考えました。ただ実際に話す子どもたちと接してはいるわけではないので予想はたてすぎずに、難しい言葉の使用を避ける、話す内容を絞るの2点に気をつけました。
目の前の子どもたちにとっては将来の話なのでピンとこない部分でしょう。ただ、この話がきっかけで家族や友達と将来の妄想を広げてくれたら嬉しい限りです。また、最近は円安傾向によりワーホリに関するニュースも増えています。これまで知らなかったであろうワーホリの世界も、直接話を聞くことでより身近に感じられるでしょう。
また、ワーホリに行く前の私たちは言ってしまえば、夫婦で会社員を辞めたただの無職の人です。でもそんな私たちが未来を楽しそうに語ることによって、子どもたちがほどよい楽観さを持ってこれからの選択を楽しんでくれたらと思います。
そしてこのような貴重な機会を創ってくれた友人への感謝をここに込めます。本当にありがとうございました!
💁♀️妻の感想💁♀️
準備をする段階で、「自分が小6の時にどんなことを知りたかった?」「小6の自分だったらこの話響くかな?」ということを夫とたくさん話し合いました。
そして伝えるキーメッセージを絞ったり、全体の構成を見直したり、できる限りの工夫をしてみました🧐
そんな準備がとにかく楽しく、夫婦にとって大事な時間でした⏳
実際の授業は一瞬で、同じ学年でも全然聴いてくれる態度が違ったり、先生の大変さを感じることもありました😅
でも、真剣に聴いてくれて、積極的に発表や質問をしてくれて、嬉しかったです☺️
先生としては3年目、これまでは低学年を見ていて、小6の担任ははじめてながら、自分で考えて工夫を凝らし、私たちに声をかけて素敵な機会もくれた、友人のすごさをたくさんたくさん感じた時間でした😌
ありがとう!!!
🌙おわりに🌙
夫婦でこれまでたくさん話し合いをし、ワーホリに行くという選択もしてきましたが、それを誰かに伝える、しかも小学生に、ということがとても良い機会でした☺️
子供たちにとって少しでも良い時間に、何かを考えるきっかけになれたなら、それほど嬉しいことはありません。
そして何より、こんな機会をくれた友人に感謝です🥲
これからも、子供たちにも胸を張れるように、私たちらしい選択をしていこうと思います!