#2ヒプノセラピー-ニート息子とのこじらせた関係を修復したくて外車一台分つぎ込んだ話-
息子に会えないのは前世に問題があるかもしれない。
10年以上前に2回ほど過去世を見てもらったことがある。
これといった悩みもなく、興味本位でみてもらった。
その時の過去世は平安時代の貴族に使える教育係
一番近い過去世は
2次大戦中10代で命を失ったドイツ戦車の砲兵ということだった。
確かに文章を書くのは好き
ハリウッドの戦争映画も嫌いではない。
とは思った。
友人が過去世とヒプノセラピーは近いけど別物だというので受けてみることにした。
今抱えている問題に関係する過去世がみえてくるはずだと友人は言った。
ヒプノセラピーとは何か?というと。簡単に言えば催眠療法のことだ。催眠療法は古からあり、1955年には英国医師会が有効な治療法として認め、1958年には米国医師会で正式に認められるようになった。
現在日本で受けられるものは米国のブライアン・L・ワイス博士の手法が主流。
近年脳科学など科学的アプローチによって「催眠」のメカニズムが解明されてきたこともあり、日本でも心療内科にヒプノセラピーを併設しているところもある。
前世を観る。ということに抵抗感のある場合は難しい療法だと思う。
どこにいって受けるか?ヒプノセラピスト探しに時間がかかった。
評判がよく、自分とフィーリングのあう人がいいと思った。
催眠をかけられるのだから、安全が担保され、信頼できる人にお願いしたかった。
セラピストの方々 も部屋にふたりきりになるので、クライアントの人物像には慎重になっているのだろう。
メールでの問い合わせのあと、電話連絡先やセッション場所を知らせてくれるという。催眠には声の相性があると感じたので、電話で話せない人は候補から外させてもらった。
値段は1時間10000円以上が相場のようだ。
お世話になったサロンのコースは3時間33000円だった。
自分の過去世と息子の過去世のつながりを知ることは楽しみでもあり怖いことでもあった。
当日、潜在意識と催眠についての説明を受け、大きなゆったりしたイスに沈み込み、眠っているような起きているような不思議な時間の中に入っていった。
ローマ時代らしき恰好の若い男性の私は石畳を森に向かって歩いていた。
ところ変わって目の前の建物、多分自宅?が燃えているのを見ている私。
ここでの私は男の子だった。
となりで女性に抱かれている赤ん坊は今世の私の次男のように感じた。
理由はわからないが、ポロポロ眠っているのに涙があふれていた。
次は中世のフランス?広くて大きいが壁の高い庭を散歩中の私。
ドレスを着た貴族の女の子。
外から壁を乗り越えそうな勢いで話しかけてきた男の子は今世の長男。
「狭くてかわいそうだな。外に行こうよ」
って、今世で壁の中にいるのはそっちだろ!と思っているのだが
ドレスの私は外に出られないことを嘆いて泣いていた・
最後はネイティブの女の子。森の中の広い芝生の真ん中にいた。
この子は全て知っている。そんなイメージがあふれてきた。
「そこに大いなる者が現れます」
そう誘導されて、降ってきたイメージは
魔人ブー!(ドラゴンボールの・・)
ええ!?
なになに??
大いなる者から何か渡されて終了。
セラピストさん曰く、
セッション後すぐに思い当たって現実が変わる人もいれば、
半年後、数年後の人もいる。
リピートしてやっとわかるひともいる。
セラピストさんが判断することではなく、クライアントが自ら変化していくものだということだった。
結果
子どもたちと関係はあったようだなあ。
ぐらいの印象しか残っていないが、セッション中涙があふれていたのは確かだ。子供たちを大切に思っていたことは実感したように思う。
解釈は全て自分次第である。
問題が簡単に氷解する人もいるようなので、気になる人試してみる価値はあると思う。
事前に本をよんでおくことおすすめする。
魔人ブー!潜在意識スゴ!
はじまりはこのセッションだったかもしれない。
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