管理栄養士レシピ⭐照り焼きチキン
今回は、和食に欠かせない調味料のひとつである「みりん」についてのお話です。
みりんは独特の甘みとコクがあり、料理に深みを与えてくれます✨
製造方法やアルコール度数によって主に3種類に分類され、それぞれ用途や風味に違いがあります。
■みりんの分類
①本みりん
本みりんは、もち米、米麹、焼酎(またはアルコール)を糖化・熟成させて作られ、コクと甘味、豊かな香りを楽しむことができる。
風味や照りを出すために使われ、煮物やタレ、照り焼きなどに適している。
砂糖の代用としても使われる。
アルコール度数は14%前後。
②みりん風調味料
糖類、米、米こうじ、酸味料などを使い、みりんに似せた調味料。
本みりんに比べ甘味が強いため、ドレッシングやスイーツ作りなどに適している。
アルコール度数は1%未満と低いため、アルコールの使用を避けたい場合に使うことが多い。
③発酵調味料(みりんタイプ)
糖類、米、米こうじ、アルコール、食塩などで作られる。
本みりんと似た風味を持ち、料理に深みとコクを加えることができるため、和食に幅広く使える。
アルコール度数は8%前後。
おいしい料理を作るポイントのひとつは「おいしい調味料を使うこと」。
料理に適したみりんを選んで、いつもの料理をワンランクアップさせましょう✨
■筆者:コスモヘルス株式会社 管理栄養士 堀田
大学で栄養学を学んだ後、長年食品業界に身を置き、商品企画などに携わる。趣味はおいしいものを食べること。