感情はあなたのエネルギー(原動力)

感情というものは、それがどんな性質の感情であれ、あなた自身に(何らかの)行動を起こさせるだけのエネルギー(原動力)を持っています。
感情とは、あなたのエネルギー(原動力・エンジン)なのです。

少し言い換えをすると、感情が噴出するときというのは、実は潜在意識が、あなたに「…のためにこのエネルギーを使うと良いよ!」と、感情の理由(エネルギーの使い道)をあなたに一生懸命、伝えながら、一緒に感情(エネルギー)そのものもあなたに感じさせてくれるのです。

ただ、今の多くの人たちは、潜在意識とうまく連携・コンタクトをとることができていません。
そのため、感情を感じながらも、「…のためにこのエネルギーを使うと良いよ!」と潜在意識が教えてくれているこの言葉自体、もしくは「…」の部分が、顕在意識に聞き取ることができていません。

そうすると、例えば強い感情を感じながらも、その感情の意味や使い道がわからず、ただただその強い感情エネルギー(ガソリン)に自分自身が呑まれてしまいます。
車にガソリンを注がれ、エンジンを入れたのにも拘わらず、どこに行っていいのか何のためにこの大量のガソリンを使って良いのかわからないため、ひたすら体力だけ使ってエンジンを”ふかす”ことに、ただただエンジンを空回りさせて浪費して疲れてしまうようなことに、なってしまうわけですね。

ヒトは感情があるからそれをエネルギー(ガソリンエンジン)に変換して、人生の目的目標にガンガン突き進むことができるのですが、その感情が「エネルギー・ガソリンエンジン・燃料である」という潜在認識がそもそもなく「邪魔なもの」だとか「感情は意味不明だけれどもとりあえず感じる・感じさせられるもの」という認識がなかったら、例えば車のガソリン入れにガソリンを入れても、そのガソリン入れの機構がガソリンを燃料と認識しない・使えない状態であったら、車にガソリンを入れてもそのガソリンは燃料にならないわけです。
ただ、その燃料を燃やすことだけできていたら、ガソリンがどんどん燃えてエンジンが爆音のように自分を取り巻くだけで、車を動かすことすらできない、という状態になるのですね。


私の場合は、実は、過去随分自己セラピーで内側と繋がってきたからか、それとも元々の解離による傾向で(解離から寛解し解離状態の次元の意味やメカニズムを読み解いたり視えるようになったために)潜在意識で行われる計算式・メッセージを自然と顕在意識で感じるようになっているのか、何か「感情」が噴出してきたとき、それの意味や使い道(何に使われ建設的活用をするために出てきたものか)が、わかることが多いのです。
そのため、その感情を行動エンジン(燃料)としてすんなり使ってしまうことが多い。
すると、顕在意識の感覚からすると、感情はさーっと流れて行き、まるで強い感情を感じたか感じていないかわからないくらいに昇華されて楽になっていきます。
(私は感情を感じないのか、無感情かもしくは抑圧して感じていないだけではなどと思ってしまっていた時期すらありました。ただどうやら私の場合は、実は感情はちゃんとあるし感じている、それでいてそれを人生に建設的肯定的な燃料として燃費良く使って昇華させているようだと気付きました)

しかし、私も、行き場のない(使い道が良くわからず、ただ噴出しては溢れそうになってしまう)感情を感じることもあります。
実はつい先日も、同じようなことがありました。
この時、感情が噴出してくるのにも拘わらず、どうにも、それを今ここ(日常)にあるどれに使うのも使い道が違うような気がして(私の場合、どうやら、感情に呑まれかけてはっきり聞き取れずともここまでは潜在意識の意図も感じてはいたのですね)、私の友人であり私の主宰するコミュニティの副代表に電話をかけました。

そして彼女と話しているうちに、感情の裏に隠れていた本音に気付き、そして同時に私自身が「どうして使い道がわからなかったのか」に気付き、そして、この感情を使う方向性が明確化しました。
そして同時に、コミュニティをこれからもっと活発にし大きく育てていくための具体的な方向性や、今できること(企画)などにも繋がり、その電話はいつの間にかコミュニティ運営総会のような内容となって盛り上がっていました。

私がこの感情(燃料)を、本来の意図・目的としてちゃんと使うためには、この副代表の助けが必要だったのですね。


同時に、私は私自身セラピストですので、この副代表と電話をしたとき、別にただ単に感情をぶつけようとか吐き出そうというつもりではなく、彼女の存在・耳や口の助けを借りて、この感情の出てきた理由・目的を知るための自己セラピー(自己カウンセリング)をしたわけでした。

「感情」が渦巻いて、感情に呑まれそうのっとられそうになっているとき、つまり、「感情」の本心の使い方・使い道・向ける方向性がわからないとき、あなた自身の今の顕在意識ではあなたの潜在意識の意図やメッセージを受け取れずとも、
誰かと一緒にいてもらって整理をしていくことで、そこから何かしらの気付きから、潜在意識が感情を出してくれた理由、その燃料の使い道を受け取ることができたりします。
もしくは、早いのは、あなたの潜在意識の言葉を受け取り、あなた自身の顕在意識がそれに気付くことができるようにそれとなく仕向けて、効率良い整理の仕方を手伝ってくれる、専門家の寄り添いを手助けとしてみることです。

あなたという車は、潜在意識が燃料(ガソリン)でガソリン入れを満タンにしても、その潜在意識の意図やメッセージが聞こえなかったり、ガソリン入れと車を動かす機構との接触が悪く、ガソリンが燃えるばかりで行きたい方向へ動かせず運転できなかったりする状態です。
ただ、それを、セラピストという支援者は、あなたが「何か知らないけどガソリン入れが満タンになったんですが…」「ガソリン満タンで勝手にエンジンがついて、だけどふかしているばかりでうるさい・疲れる・苦しい…」などという声を聞いて、その「ガソリンが満タンになった”本当の”理由」「そのガソリンの、あなた本来が意図した、人生における肯定的建設的な方向・使い道」「その車が本来どちらに行きたいか、どこに行きたいのかを示す地図」を探し出す手伝いをしたり、「車の機構と接触が悪いガソリンタンクを修復し、ガソリンを燃費良く使うことができるようにする」お手伝いをする者です。


また、時には、長年、こういうことを重ねすぎてしまって、感情というガソリンが、ガソリンタンクに入っても「感じることができない・気が付くことができない」場合もあります。
この場合は、本人はなかなか普段からエネルギーが枯渇して疲れやすい・体力がないなどと感じておられる場合が多いのですが、実は、「使いどころがわからないまま何度も何度も貯めたガソリンタンクが、車の中に全部溜まりに溜まってしまっていて、ガソリン自体は大量にある状態」
なのだけれども、そのガソリンタンク自体は、車のガソリン入れではなく、フタをしたポリタンクの中に何箱も何箱も例えばその車のトランクや車内にぎゅう詰めにしてあるような状態で、実質そのままでは燃料としては使えない、ような状態なのです。
その上に、実は車のガソリン入れにもガソリンがもうぎゅう詰めに詰まっています。しかし実はぎゅう詰めに入れ過ぎていたり、更には機構自体が詰まったり接触が悪かったりしてうまく稼働しない、しかしたまにぷすんぷすんと接触がつながり突然どかんと燃え出したり突然接触が途絶えたりするため、車は一時的暴走はしてもろくに走れない・行きたい方向へ運転もできない、その上さらには車内に使えないガソリンタンクを載せ過ぎていて重くて重くてとんでもなく燃費が悪くなってしまっている…そんな状態です。
精神疾患をお持ちのかたや、精神疾患と言われてはいなくとも類似症状や、実は水面下に隠れて精神疾患がありいつの間にか何事も思い通りに行かず生きづらくなってしまっている、というかたに、実は非常に良くこの状態が見受けられるものです。


しかし、そんなあなたも、実はちゃんと、車を動かす燃料はたくさん持っているのですよ。ただ、その燃料を「燃料」と認識していなかったり、使い道や使い方がわからなかったり、機構がうまく使えない状態になっていたり、燃料自体を実質使えないままコレクションして多すぎる状態になってしまっていたり、するだけで。
「感情」は、ひとは必ず、奥底から燃料として常にあらゆる感情が湧き上がってきているもの。それと同時に、その感情(燃料)は、必ず、あなたの人生に肯定的建設的心地良い使い方ができるもの。実はその感情(燃料)が奥の泉から湧き上がってくると同時に、実はその取扱説明書も一緒に出てきているのだけれど、運転手さん(顕在意識)は、その取扱説明書の存在に気付かなかったり受け取れなかったりしていて、ちゃんと車を動かすために使うことができておらず顕在意識さんも苦しくなってしまったりしているだけなのだ、ということ。


…必ず、あなたの感情は、あなたにうまい使い方をして欲しくて、あなたの人生に肯定的建設的に燃料として使われるために、出てきているのです。

その、感情、心地良く気持ちよく、流れるように、人生をご自身がご自身で心地良く運転するために、使いたくは、ありませんか?
燃費が悪くて苦しくなってしまっている状態から、すこーしばかり車を点検して、燃費を良くしてみたくありませんか?
燃料(感情)とともに実はあなたに送られているはずの、燃料の取扱説明書、受け取れるようになってみたくありませんか?

潜在意識を扱うことをベースとしている心理療法家は、それらをちゃんとうまく全部まわしていくことができるようになる、お手伝いをすることができます。
寧ろ、実はそれが専門職です。

あなたがもし、この記事が気になったら、ぜひ一度、私とお話しに来てみてください。
あなたの車の、燃費状態から一緒に確認していくことも、できますから。


もし、その”車”の修理、運転手さん(顕在意識)の取扱説明書の受け取り方法、燃費を良くするしくみを学んで、活かして行きたいかたは、ぜひこちらから。
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