本日のつぶやきー人生というシーソーのコントロール法
この世は絶え間のないシーソーだ。-モンテーニュ
率直に表現された言葉ですね。
ああ、その通りだなと感じる方もいれば、どういう意味だろう、と思われる方もいるかもしれません。
確かに、ひとつ例えるならば、この世も、人生も、絶え間のないシーソーのようなものかもしれません。
シーソーとは、ぎっこん、ばったん、重さの違いなどによって左と右、どちらかが下に下がりもう一方が上にあがる、それが、下にあるものが(写真のハムスターのように)上の方へ移動したり、もしくは下にいる者が地面をけり上げるなどすると、ばったん、と、左右が入れ替わる、というものです。
あなたは、これを、どのように捉えますか。
あなたも幼い頃、シーソーで遊んだ経験があるでしょうか。
シーソーは、上にあがる時は確かに爽快感もありますし、高い場所からの景色を堪能できる時もありますが、かといって、もし上に止まり続けると、それはそれでだんだん恐怖に駆られてきます。
かといって、ずっと下にいると、時にそのまま地面に埋まっていくかのような気さえしてくるので、やはり地面を蹴り上げます。
また、この写真のように、自分で上を移動して左にいったり右にいったり、自分でぎっこんばったんするシーソーもありますね。
梃子の原理を使ったこのシーソーというしくみ。
世の中、そして人生は、このシーソーのようなもの、しかも絶え間なく動いているシーソーなのです。
上に行くも下に行くも、どちらも体験しないとこのシーソー(人生)の原理もわかりませんし、上も下も良い悪いも実はありませんが、このシーソーという表現、…言葉で表現することは難しいですが、このシーソーの可動域以外のところには行かない、という裏もあるように思います。
また、下から上に行きたいときも、下からの力の使い方、地面の蹴り上げ方や全身の使い方などで、一気に高ーく飛び上がることも、できるのですよ(現実のおもちゃのシーソーにおいては、良い子は真似をしないでくださいね)。
…それでも、
…ん?自分は下にばっかり居続けている気がするぞ。
自分は逆に上ばかりにいる気がして恐怖がある、足が地についていないような感覚がある。
ぎっこんばったん動き続けているように感じるのだが、それ自体が怖い。
シーソーからそもそも投げ出されてしまっているような気がする。
下というのはそんな生ぬるいものじゃない、私が今いる”下”はどん底だ、こんなシーソーに例えられるものか。
…という方。
あなたがちゃんと人生(世の中)のシーソーの中にいるよ、ということ、一緒に確かめましょう。
いや、シーソーの中にいたくもないのだ、という方も、あなたの今いる場所、シーソーの中であろうがなかろうが、あなたにとって心地良い場所となるように、していきましょう。あなたはきっと今の場所が居場所と感じられず、居心地を悪くしておられるから。
そして、あなたの人生という名のシーソーを、心地の良い使い方で、コントロールしてゆくことができますから。
この写真をしばらくじっと眺めてみてください。
必ずあなたも、このハムスターのように、シーソー(人生)というものを楽しんで使うことができるようになるのです。
この記事を見て何かふと、何かを感じたら、ぜひお声がけくださいね。
@iram_son_eglp
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