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あなたの”メンタル”を守る職場の条件
こんにちは!
こしあんです。
突然ですが、あなたの職場はブラックですか?
それともオフホワイトですか?
もしかして、限りなくブラックに近いグレーでしょうか。
あなたの勤め先がホワイト企業であれば、この記事を読む必要はありません。
しかし、ブラックに近いと感じるなら読んでみてください。
そもそも「労働環境」というものは私たちが仕事をしていく上でとても大切なものですよね。
今回はそれは整っているとして、他にはどんなことが体に影響を与えているか?というお話です。
なんでも、シリコンバレーを筆頭とするハイテク企業では、社員に長く働いてもらうために様々な「特典」があるそうです。
たとえば、ヘリコプター乗り放題、アルコール飲み放題、スイーツ食べ放題、フィットネス完備、ゲームルーム有りといったものがあげられています。(すごいですね!)
会社にこのような設備があるのは「羨ましい!」とは思いはしますが、私の場合、逆に「この会社、かなりしんどいのでは?」と勘ぐってしまいます。笑
実際、この手の方法ではストレスフルな職場の埋め合わせにはなりません。
それよりも、怒鳴ったり、威張り散らす上司がいないとか、職場でのいじめや圧力がない労働環境のほうが、長く働けるのではないでしょうか。
そういう物理的な環境がストレス要因でない場合、心身ともに健康で仕事を続けていくためには、仕事の”裁量性の確保”と”ソーシャルサポート”が大切だと言われています。
ちなみにソーシャルサポートとは、社会的関係の中で、やり取りされる支援のことを言います。
簡単に言えば、長く働いてもらうために健康によい食事や運動のやり方を提案したり、ストレスを受けたときに周りのサポートなどでそのことを前向きにとらえたり、和らげたりするためのお手伝いをすることです。
日本の会社にはメンタルをケアするといった感覚はないのかもしれません。
せいぜい休ませて回復したら出社するといったパターンが多いような気がします。
長期休暇に入る前に何かしらの手を打ってもらえるとありがたいですね。
【仕事の裁量権と健康の関係】
1970年代にイギリスの疫学者マイケル・マーモットのチームは、イギリスの公務員の場合、地位が上がるほど脳血管障害(CVD)や冠動脈性心疾患(CHD)の発症率と死亡率が下がることを発見しました。
マーモットたちは、本当に地位が高いほど健康になるのか、またそれはなぜかを調べるため、公務員の職階と健康に関する一連の長期調査を開始しています。
この調査はのちに、ホワイトホール研究と呼ばれ、前向き(プロスペクティブ)コホート研究と呼ばれる手法を採用し調査しています。
この研究は、対象となる集団(コホート)を決めて、その要因・特性を持ったグループと持たないグループに分けて、疾患の罹患や改善・悪化の有無などを一定期間観察し、その要因・特性と疾患との関連性を明らかにする研究方法のことです。
ぶっちゃけ、名前なんて知らなくても大丈夫です。
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