『聞く』ことから始めた、と世界一のセールスマンは言っている
皆さん、『ジョー・ジラード』という方をご存知でしょうか。
世界No.1のセールスマンとして、ギネスブックに認定されている方です
15年間で13001台の自動車を売りました
現在はセールスマンは引退し、モチベーショナルスピーカーとして活躍されています。
しかし今なおその記録は誰にも破られていません
そんな彼はいくつか本を出版しており、その中で今回読んだのが
営業の神様
ジョー・ジラード with トニー・ギブス
満園真木 訳
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『成功するには秘密や近道や奇策はない』
これがこの本を読む上での大前提。
13のルールによって成り立っている本書は、
シンプルで誰にでもできることだけれど、なかなか実践するのが難しいことも多いです
今回は私も特に改善したい、「聞く」ということについてこの本で学んだことを書きたいと思います
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①耳だけではなく、五感すべてを使って聞く
相手の言葉だけでなく、相手の身なりやしぐさ、握手したときの手の感触や握り方なども
相手の事を知る上での判断材料となります
要は観察が必要ということ。
相手を知ることで、どのようにアプローチすべきなのかある程度わかってくるでしょう
②口は閉じろ。聞き、考え、それから話せ
ある程度相手のことが分かったとしても、
それでもすぐに相手のことを決めつけず、相手が必要なことを言ってくるのを待つ。
もし自分が勘違いして口を開いたら、相手の気を悪くするようなことを言ってしまう可能性もあります
相手が言ってくれたことを咀嚼し、その回答がこの後どういう影響を与えるのか考えたうえで
ゆっくり簡潔に話すことが大事です
③相手の話を聞くことに100%集中する、自分の話すことはそれから考える
私もよくやってしまうことですが、
自分の話すことを考えるために、相手の話を聞いていないということがあります
例えば相手の話の50%しか聞いていないとしたら、
その聞いていない50%の中に、相手からの重要なメッセージが含まれていた可能性があるということ。
だからまず相手が話しているときにはしっかり100%聞き
それから自分の話す内容を考え、ゆっくり話す。
これなら時間はかかるかもだけれど、私にもできるかもしれない。
話すのが苦手な私ですが、まずはちゃんと上記の3つ聞くことのポイントを忠実にやっていこうと思います