「あのひとスゴイよ!」という評価をいただく機会が増えました。うれしいのでプロセスみたいなものをまとめておきます。
「あなたスゴイよ!」「あのひとスゴイよ!」なんて言われたかったワケでもないのに、気付けば言われる機会が増えました。偉業を成し遂げたとか、功績を残したとか、そういう華やかな話ではないのですが、このところアチコチから言われるし褒められる。間接的に伝えられたりすることも多々。
ひと一人が生きていくには十分すぎるほど評価していただいていることが嬉しくて、「どんなことか・どういう経緯か・何をしたのか」をまとめておこうと思います。(※って言いながら、もっともっと!と思ってしまうのも人の性なのだけど!)
いったい何がスゴイのか
言われるのは職場・デザイン・演劇など、様々なフィールドの方から。どんなこと・どんな部分を言われているのかをピックアップすると、大きくは4つ。
◎人や仕事への対応
◎デザインのスキルやセンス
◎ことば・文章のちから
◎考え方と伝え方
うれしい、これはうれしい……ッ!たしかになんだかスゴイ人っぽい!いやしかし「まさか自分なワケがなかろう」と、やっぱりどうにも他人事のように感じてしまうのですよ……。
それぞれ、どうやって伸ばしたのか。
どんなことを心掛け、どんなことをしてきた結果評価されるようになったのか。簡単な説明と、日頃意識していることなどを過去の投稿引用やらでまとめてみます。
人や仕事への対応
頼り方を覚えた・断り方を覚えたということがやはり一番大きいのだと思う。「この部分ができないのでよろしくおねがいします、その代わりと言っては何ですがこっちはガッツリやりますので」という進め方ができるようになった。それから、不調の時には無理をせず、低空飛行で乗り切るスキルを身につけた。それらを日常的に繰り返し、続けた結果、信用・信頼が増した。
デザインのスキルやセンス
専門的に学んでいないこと、これがもう本当にコンプレックスで。いやしかし、そんな自分にもできることはないだろうかと亀の歩みで少しずつ。何が気になるのか、どんなところを改善したいのか、そうやって課題や問題点を見つけることや自問自答を習慣にし、気付きがあれば都度改善、ブラッシュアップ。特別なことはしていない、チリツモ的な今がある。
ことば・文章のちから
これはもうnote様様。ゆるーくトレーニングしたいと始めたnoteだけど、かなり効果がありました。書くことへの恐怖心が緩和されたり、伝えたいことを軸にどこまで加えるかあるいはどれだけ削るか、日々向き合うことになるので。言葉の重さや強さや色や形をイメージするトレーニングにもなっていますね。
考え方と伝え方
考えごとが好きです。もはや趣味というレベルで考えごとをしています。暇さえあれば考えごと、暇などなくても考えごと。もともと好きなことを実践で役立つ方向に向けていったところ役立つようになりました。観察・分析・考えごとが好きという要素。観察→分解・分析→思考→表現・発信→結果の観察→分解・分析→……、繰り返し・トレーニング・ブラッシュアップ。それから根底に「いつどんな形で別れが訪れるかはわからない」「伝わらなければ伝えていないことと同じ」「伝わったことと伝えたかったことはきっと違う」そんな思いがあるかもしれません。可能な限り相手も自分も気持ちよく感じられる時間を共有したい、それを実現させるにはどうしたらいいか、そんなことを日々考えています。
続ければ下手なりにそれっぽくなってくるものだと思う
「まさか自分がそんなに評価されるだなんて!」と言いながらも、しかしどこかに「そりゃそうだ」と思っている部分がある。「まさか自分が」と思うのは自己肯定感が極めて低いから。これは自覚がある。そして「そりゃそうだ」と思うのは少しでも上達したいとこの数年特に意識し続けてきたことだから。これも自覚がある。
だけど根本的に自己肯定感が低いから対外的には「いやいや、そんな大した者じゃありませんよ、できることを少しずつ続けただけです。」となり、結果好印象みたいなおもしろい事態に。これは自覚がなかった……。いやしかし極めてラッキーなパターンであるな、うん。
自己肯定感は低く、スタートが遅く、専門に学んでいないことがコンプレックスで、そのくせプライドは異様に高い。そんな私でも今これだけ周囲に信用・信頼してもらえているのは下手なり・未熟なりにさまざまなかたちでの表現を続けてきたから。人間なんて欲深いもので、生きている限り満足することなど絶対にない。だからこそ、自分の中に抱え込んでグルグル、悶々としているより、不足はあろうと何らかのかたちで自分の外へ出していった方がよい。
情熱も愛も思いも希望も伝えなきゃ伝わらない。欲望も欲求も悪いものじゃない。時間は有限なのだから、1ミリも前進しないままはもったいないよ。
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