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タグステ『真・YOSHITSUNE』観劇(4/26 19:00、4/27 13:00)
タグステ『真・YOSHITSUNE』を観てきましたのでザっと感想・思ったことを記します。先だって紹介・関連記事も書いておりますのでお時間ございましたら併せてぜひ。
観劇後、勢い任せのTwitter投稿。
前回同様なのですが「感想ツイートについては所属先である航跡は関係なくて、完全に一個人の反応、独断と偏見。」って言って若干……、いえ、今回はだいぶ荒ぶりました。
ちょっともう、これが後々の反省に。
4/26 19:00 観劇後
この時は、自分の中でも言葉や気持ちに自信がなかったので何を観たかという明言は避けたのですが、んまあ、私のツイートを追いかけていた方々にはバレバレ。発言もグラグラしていますがこんなことを感じ・考えていました。
この日のツイートはどれもバラバラな感じではありますが、他のツイートも含め気になる方は以下のコマンドをコピペして検索してみてください。2019年4月26日~30日の期間に私が発信しているツイートが読めます。(日付指定などは適宜アレンジください。)
from:gecca_mitsu since:2019-04-26 until:2019-04-30
あとあれだ「理系の人たちが多かったんかな?」と思った。加速したいところも完全に制御されてる感じ。作り手としては納得がゆくまでに必要な時間なのだろうけど、受け手からすると冗長に感じた。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 26, 2019
ドッグランを目の前にしながらリードで繋がれているわんこの気分。
本日は観察回となりました。元々情報量が多い作品であることに加え、かつてないほどの視覚・聴覚情報や空気感に反応してしまい始終ビリビリ。劇中のアクシデントも所々あったしね。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 26, 2019
っていう。前情報入れてなくてもこの感じ。わお。
なんだかまぁいろいろあるのだけれど。結局わたしの脳ミソが追いついていないだけのような気がするよ。それか同時に莫大な数のことを考えているか。どちらのパターンでもって追いついていないのだかはわからんけども。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 26, 2019
4/27 13:00 観劇後
前日のソワレを観たため、自分の中に全体の流れが入っていたこと、また同伴者がいて、観劇後に感想などを語らえたこともあり、印象や心境に随分と変化がありました。また、連日2ステージというハードスケジュールの中で演じる役者の負担の具合も見えたので「ああなるほど」と。ちいっとハードすぎやしませんかね。キャストもある程度は承知して受けているとはいえ。
それにしても。公演が28日まででしたのでこの時点ではネタバレに抵触しそうなことは書けず、でも何かを発信しようと足掻いた結果、企画制作会社に物申す感じになっちゃってコントロールを失った感じ。ごめんなさいだ。
26日ソワレと27日マチネ観劇。昨晩「うわ!マジか!」って感じで衝撃だったんだけど、今日「お?この感じいいんでない?」と。そして合点がいった。そりゃあこれ連日2ステは体力のある年頃の男性だってツラかろうよ!と。ってな感じで感想はぽちぽち、追々。#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
前作から引き続きの「個人的に悔しいポイント」なんですけど。史実も疎けりゃ理解も遅い私は、登場人物が多いだけでも追いかけるのが難儀。キャラクターとストーリーを追いかけるのが精一杯で、照明や音楽は覚えていないという始末。これほんとつらい。#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
リピートで何度でも見たいけど無理。チケットが高いし上演時間が長いしで財布も時間も都合するのが難しい。結局私は2回観劇でした。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
例えばこれが「A席・5200円(以下)」「上演時間・90分+α」とかなら7ステくらい見ていたかも。#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE
なんかもう、感想と言うより企画制作者にもの申すパターンにハマっているな。ネタバレ書けないなと配慮した結果のこれ。まいっか。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
この時点で書けた感想・レポートっぽいものはこのレベル(↓)
27マチネ。カーテンコール(ダブル)にて。#景時 の中の人と #幻行 の中の人がイチャついてて和んだ。#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE#紅葉美緒#梶原航
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
劇中では。前回もあったが「景時・幻行に限ってそんなミスするかね?」って描かれ方をしているのが気になった。「進行上必要です」っていうにおいのするシーンがある。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
登場人物が多いところへそれぞれの見せ場を持たせているため、いわゆる「幹」にあたる部分が描かれていない印象。前提として下地に敷かれていると考えるか。逆に「枝」はすべて太く、根幹を味わうのではなくエピソードを味わうための作品というイメージ。#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
とはいえ、その「枝」も「もっとしっかり、葉まで見たかったなあ」と思う。各々の立場が抱くもっとジリジリした部分を見たかった。もちろんそこまで描いていては拡散してしまうし、なにせ時間も足りない。
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
ならば、登場人物の数を押さえるなり、2幕構成にして描けばよかったのにと思う。
ここまで書いてようやくわかった。脚本も演出も、そこに描かれていることはとても美しいんですよ。しかし盛り込みすぎている。登場人物もエピソードも見せ場も多くなり、結果、ひとつひとつの美しさが埋もれてしまう。それだ!
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 27, 2019
うわー!もったいない!#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE
涙腺崩壊!ってならない自分は非情なのかと思ったけれど。それはどの視点で見るかによる。俯瞰で見ると涙は出ない。って、私これ一作目の時も言った気がする。#タグステ#真YOSHITSUNE#真・YOSHITSUNE
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 28, 2019
26日の夜に観て以来、ずうっと上手く言葉にできなくてモヤモヤしていたんだけど、ぽつぽつツイートしていくうちに腑に落ちました。
ひとつひとつは美しく描かれているのです。登場人物一人一人にせよ、ひとつの家族の物語にせよ。だけれどもいかんせんパーツ(登場人物であったり家族やチームであったり)が多いので、ひとつの作品として全体を包み込もうとしたときになんとなくおさまりが悪いというか、しっくりこないというか、全体の印象が薄くなってしまう。
もしかしたら、クローズアップしてものすごく至近距離から感情移入する感じで観るか、俯瞰も俯瞰、もんのすんごく引いて観るかするとわかりやすかったのかもしれない。私は自分の距離を中途半端なところに置いてしまったのだと思う。観ていてたのしかったことに違いはないけれど、もっと存分に楽しむ位置取りがあったような気がしています。そこを観劇中に見つけきれなかったのが心残り。
今回は私自身、ものっそ反省点もあるよ!
冒頭で「これが後々の反省に。」と記しましたが……何が起きたかというと……こういうことが起きました。
どん。
次回はろこさんに褒めてもらえるくらい頑張ります。と、打ち上げでキャストがいうくらいには浸透しているろこの存在。 https://t.co/x3MDl2kL7v
— 梶原航/カジワラワタル (@wataru_kaji) April 29, 2019
……暴れ過ぎたッ……!
これを見た時、「へへっ、へへへへっ、へっ……。」っていう変な笑いが出た。そこまで影響するとは思わなかったんだよう!
これだけギャーギャー騒ぎ、偉そうなことを言う、態度の大きな謎の外野にそういう言葉で返してくださるキャストの存在ってありがたくて、感謝してもしきれません。そうやって受け止めてくださる方がもっとずっと快適に活動してゆける演劇業界にできたらいいなと思っています。そんな気持ちを込めて書いたリプがこちら。
え!?
— ろこ|宣伝美術|航跡 (@gecca_mitsu) April 29, 2019
うっそ!?
ちょっと!!
暴れすぎた!?
いやしかし!!
それにしてもだ!!
それ言ったの誰だっ!?
好き。
やっぱりどうにも頭が悪い。
いいの、いいの、いいのよきっと、これでいいのよ。これをTwitterに投下してくれる主宰にも感謝だし、言ってくださった方がどなたかは知らないけれども、いつかどこかでご挨拶するような機会が訪れたとしたら、その時にはちゃんとお話しをさせてもらおう。
劇中にもあったけれど、私は繋ぐ者でありたいと思い続けて今ここにいるので、そういう意味でも本当に今回は「めぐり合わせ」と「働き掛け」に意味を感じずにはいられません。先のやりとりだけでなく、観る者としても作る者としても、今回の舞台を通してとてつもなく大きなギフトをいただいたような気がしています。貴重な機会、経験をありがとうございました。
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