配慮が必要な子どものケース会議【テーマの選び方編】
今年度からは保育園内に発達支援に関わる役職が新たに作られて(というか、私が作りたいと上司に直談判して作っていただいた)、しっかり自分がやるべき事が何か?と考えながら過ごす日々です。
メインの仕事の1つが、『園内研修でのケース会議の担当』です。
ケース会議では、毎月0歳クラス〜年長クラスまでのどこかのクラスで、配慮が必要な子どもや保育士が関わり方を悩んでいる子どものケースを1つ挙げて、それについてみんなで物的、人的環境について検討しています。
どのように選んでいるかというと…
担任保育士からの相談があった場合
担任保育士からの相談、困り感がある場合の方が、他の職員も『自分ごと』として一緒に考えてくれます
子どもの行動が【すぐにやめさせなくてはならない】ものであること…つまり他害と自傷、園外での道路の飛び出しなどの命の危険があるほどの行動
園として早急に対応しなくてはならないため
保護者にとっての困り感があり相談を受けている
保護者支援も含めてみんなで考えることで、担任以外の職員も保護者のフォローをしたり、送迎時の様子をよく観察して担任に伝えたり、意識的に出来るようになります
いじめに繋がるようなケース
配慮が必要な子どもというよりは、その周辺の子どもとの関係性について深く考える機会にもなります
様々なケースを毎回取り上げることで、保育士としての考え方の幅が広がっていきます。