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初学者から中級者までおすすめの会計及びファイナンスの本〜決算書ナゾトキトレーニングの前に読む本、後に読む本〜
2021年12月17日に初の著書となる「決算書ナゾトキトレーニング」(以下、本書)を上梓しました。本書は、先輩と後輩による対話式で、メルカリ、ソフトバンクグループ、Slack、Amazonといった企業を題材に会計とファイナンスが学べるエンタメの本となっています。
サブタイトルは「7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」となっていますが、こちらを読んだ方からは以下のようなフィードバックを頂戴しまし
アラフォーが振り返るClubhouseとコミュニケーションツールの変遷
Clubhouseは一時の流行の様な印象を受ける人もいらっしゃるかもしれませんが、ポケベル時代からコミュニケーションツールを利用していた身としては、結構な衝撃です。
FB上でのClubshouseの投稿について、食傷気味の人も正直多いかと思います。とはいえ、個人的には過去のコミュニケーションツールの変遷を踏まえると、確実に今後の人々の行動を大きく変えるサービスの様に感じております。
そこで、リ
心より尊敬する人に対して全力で反対する
親、友人、先輩、上司等、心より尊敬する人の考えや意見を全力で反対をしたことはありますでしょうか。
普通はなかなか出来ないかと思います。このことをやってのけたのが、300億円の男と言われている、鬼滅の刃に出てくる煉獄杏寿郎というキャラクターです。
鬼滅の刃のを知らない人のためにもざっくりストーリーを説明すると、次のとおりです。鬼の始祖によって、鬼にされた妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、主人
Clubhouseでは他人や知人の全力の雑談が聞き手にとっての価値になる
昨日、ClubhouseでSpeaker(話し手)の立場で20人前後(半分以上知らない人)の部屋で1時間強程話しました。ここでの経験を経て、わかったことをメモ書きします。
Clubhouseの価値は次の様なものだと感じました。
スピーカー(話し手):当人同士しかわからないハイコンテクストのゆるい会話を前提とした高度な雑談的な対話ができる
オーディエンス(聞き手):カフェの隣の席で全然知らない
「要するに〇〇でしょ」の落とし穴
キングコング西野さんの記事「労働量・クオリティは給料に響かない。キンコン西野が「ジュース」と「サンマ」で解説」に関して、経済学に馴染みがある人にとっては、「これって需要と供給の話をわかりやすく説明しているだけでしょ」となりがちです。
経済学の知識がもう少しある人の場合は、例えば、次のように考えるかもしれません。
モノの価値が労働で決まるというのは、労働価値説で、この労働価値説は100年以上前に
人生をRPGで例えると今はどのあたりなのか
Books&Appsの安達さんが書かれた「なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。」とココナラの南さんの「40歳の絶望」の話を組み合わせてみると結構面白いことが見えてきます。
前者の話は、簡単にいうと、35歳を超えたあたりから、かつて活躍していた人材が急激にパフォーマンスが落ちるという現象を、「RPGであとはラスボスを倒すだけだけど、ラスボスを倒さ
学びの方程式y = axから考える未来の学び
今週の木曜日から金曜日の三日間、 Hyper Islandの研修に参加しました。この研修で特に大事にされていたのは、振り返りの時間です。多くの時間を使って学びを振り返るとともに、それをチームや全体に共有する時間が多く設けられていました。
参加者の気づきや学びを聞く中で思い出したのが、養老孟司さんのバカの壁に書かれていた「y = ax」という方程式によるメタファーです。
ここでいう、xはインプッ
ジョブ理論と新婚旅行におけるJALのサービス
7年前に新婚旅行でニューヨークに行く際に、JALを使いました(ちょうど会社更生法適用の翌年ぐらいですかね)。
チェックインする時に、機械でパスポートを読み込もうしたら妻のパスポートがうまく読み込まれなかったので、受付でチェックインをしました。理由はちょうど妻が戸籍を変えたタイミングだったためです。
そのことを受付の方に話したら、「お名前が変わったということは、新婚旅行ですか」と聞かれて、「そう
GAFAと自分の生活
先日参加したセミナーの中でアマゾンが話題に上がったのですが、他のチームの方が「アマゾンは我々の生活の深くまで入り込んできている」とおっしゃっていました。
確かにそうだよなぁ、と思いながら、改めてGAFAと自分の関係を可視化してみました。
Google:ブラウザはChromeを使っているし、検索エンジンは当然グーグル。グーグルマップは移動の度につかうし、カレンダーもグーグルと同期している。メール
データを共有するという感覚
ビッグデータ全盛の時代において、自分の行動に関するデータを取られることに嫌悪感を感じる人はそれなりにいるはずだ。
一方で、自分のデータを取られているのではなく、「共有している」と捉えると急に見方は変わってくる。
例えば、電車が事故で混んでいる時や災害時に、ツイッターやfacebookで現場の情報に関するつぶやきがあると助かる人は多い。別に現場にいる人はつぶやく義務はないが、おそらく自分の知って
ジャンプ的な人との再会が抜群に面白い
早いもので、12年間務めた金融機関を退職して、スタートアップで働くという働き方のスタイルで1ヶ月が経過しようとしています。そして、この1ヶ月は良い意味でいろいろ想定外なことがあって、新たな出会いが多いことを始め、日々刺激的です。そして、その中でも、想像もしていなかった気づきがあります。それは「ジャンプ的な人との再会が抜群に面白い」ということです。
ジャンプ的な再会とはここで「ジャンプ的な人との再
いかにして行動に移すか
「文章を書くから考える」という投稿をした際に、友人の方からは、「書くことで考えて、その結果、行動にもつながると思う」と行った趣旨のコメントを個別に頂戴しました。
「書くから考える」においても、「考えることは大事かどうかは置いておいて」といったことを書きましたが、考えることが結果的に行動につながるならば、行動の結果はともかくやはり考えることは重要なのではないかと思っています。
ところで、先日、前