見出し画像

漠然とした後悔と不安を解消して「生きやすさ」を手に入れる【クッキーセラピー習得講座】

 こんにちは、この記事に興味をお持ちくださってどうもありがとうございます。筆者は10歳の時に経験した児童虐待とイジメをきっかけに不登校になり、その後も過剰な自信不足から自己否定と悩みを抱え込みやすい性格から、約20年うつ病とHSP特有の生きづらさに悩んできました。
詳しくは下記の自己紹介をご覧ください▼

 そんな筆者本人が自信が抱える心の闇を克服できた「クッキーセラピー」について、これを読むだけで理解し、実践できる内容にまとめたものが本記事となります。
 クッキーセラピーとは欧米で広がり始めている新しい心理療法です。心理療法というと少し難しく構えてしまうところもあるかもしれませんが、後にもお話するように、クッキーセラピーは誰にも迷惑をかけず、誰のことも傷つけず、自分一人で無理なく短時間で心と体のバランスをとりながら状態を向上していくことができるものになります。だから、毎晩のスキンケアやストレッチ、あるいは眠れない寒い夜にモコモコの靴下を履いて温かい飲み物を用意するような、自分自身がより良い状態を目指して自分のために行動する「セルフケア」の感覚で捉えてもらって問題ありません。
 欧米ではじわじわと知れ渡られている治療法であり、文化の1つでもありますが、日本ではまだ耳慣れないというのが現状だと思うので、まずはクッキーセラピーがどんなものかという部分から、あなたも今すぐ始められるポイントまで、自律神経や腸内環境の改善、糖分の影響などに関する心身の健康の導き方についても交えながら詳しくお話させていただきます。

 自分らしさがわからず人生迷子中だったり、劣等感ばかりあふれて自信が持てない方や夜になるたびに後悔と自己否定を繰り返してしまう方、また心身の不調は感じつつも病院に行くかどうか決めかねる状態で悩んでいるようだったら、この記事を読んでクッキーセラピーを実践することで、漠然と抱えていた不安から解放されたり、憂鬱とした毎日から抜け出すことができたり、薬に頼らずとも心身のバランスを整え、自分らしさを活かしながら幸せに向けて歩み出せるようになるでしょう。

 ちなみに、筆者は食事療法を含むクッキーセラピーによって18年以上も闘い続けてきたうつ病を中心とした精神疾患やHSP気質特有の生きづらさによる悩みを克服することができました。
 病院に行ってみたり、良いと言われることはできる限りがんばって試してきたりしてきたものの、どうもこれといった変化にたどり着くことができないまま今でもうまく生きられない日々を過ごしている人にとって、新しい希望の光となりますように。


1:料理には越えられない壁!気分転換の枠を超えたお菓子作り

製菓的心理療法の誕生と料理や娯楽との違い

 クッキーセラピーとは2018年頃から、主に欧米を中心に広まった新しい心理療法の1つです。この文化が最初に広まりを見せたアメリカでは「アングザイエティベーキング(英=Anxiety baking)」とか「ストレスベーキング(英=Stress baking)」と呼ばれています。それをより馴染みやすく、親しみのある言葉に置き換えられたものが「クッキーセラピー」です。

 名前はクッキーと言えど、実際はクッキーに限らずいろいろな焼き菓子を中心に、お菓子を作る行為そのものにセラピー効果を見出します。その仕組みをざっくり説明すると、お菓子作りの作業工程にある生地をグルグルと混ぜるリズム運動的な動きや、決まったレシピに沿って順番に作業をこなしていくことで完成というゴールに到達できる安心感がマインドフルネスな状態を導くことや、実際に手を動かし、五感が刺激されるクリエイティブな活動性、また適度な時間で作業は終了を迎え、結果が目に見えてわかることなどが、実態のない大きな不安の解消に役立つといわれています。

 また、日常的な食事に直結する料理ではなく、これがなくても直接的には生命存続に影響がないということもポイントになるでしょう。生きるためや生活のための必要に迫られたり、家事の一貫として行ったりする料理と、余暇の時間に身を置き、物理的な生命活動とは別のベクトル上で時間に縛られずに行われるお菓子作りとでは、その作業から背負うプレッシャーが違います。生命活動の維持や生活そのものに関わる緊急性や必要性が三食の食事や家事としての料理には関わってくるところがありますが、お菓子を作ることはそのレベルが低い分ストレスや精神的負担に変容しづらい特徴があるのです。


2:ニューヨークタイムズに記事掲載と見落とされた課題

ここから先は

17,079字 / 2画像

¥ 2,980

サポートありがとうございます。実は2021年にハーブティー専門店の実店舗化に向けて動いていましたが開業資金の1200万円を諸事情で失いました。でもまだ諦めてはいないので、再始動のための資金として活用させていただきます。オープンの際にはぜひお礼の一杯をご馳走させてください!