やはりまた飲んでしまう(実刑前夜)
2014/06/03
我慢できない。
胃腸の不具合は少しずつ良くなってきている。薬のおかげ。
今日も7月の飲み会の誘いを断る。
寝入りばなにひどい吐き気がする。10年前にもあった胃酸の逆流だ。これって若くてもなるんだ、と当時思った。
今は若くはないが同じ症状だ。胃酸が駆け上がってきて肺に入り咳き込む。
しかしそれ以外は体調は悪くない。
相変わらず仕事がハードな日は運転中に眠くなって、どこかの駐車場で1〜2時間眠ってしまう。(事故を起こすよりはいい。)恐ろしい身体のだるさは少しずつ収束して来た。
今日は仕事と家事で忙しすぎた。夫と外食になる。
激安ファミレスチェーンのフランチェスカ・イタリアーナへ行った。赤ワインを注文してしまう。もう我慢できない。
飲めるんだと思ったら安心して身体の力が抜けた。一番安いハウスワインのデキャンタ250ミリを頼む。
グラス1杯目。前と同じくかなり美味しい。
食事も安くて子供っぽい味だがワインを一緒に飲めば幸せだ。辛口ワインが飲めればもうなんでもいい。生きてて良かった。
グラス2杯目。また前と同じように酔いがまわる。まるで4杯目を飲んだ感じだ。脳にアルコールが流れているような気がする。
2杯目のグラスはワインが美味しく感じられなくなった。
フランチェスカ・イタリアーナで食事をするときはいつもまず500mlの赤ハウスワインのデキャンタとともに前菜を食べる。夫と私6:4または5:5の割合で500mlワインを分ける。
その後、パスタを注文するときに、たいていハウスワインの250mlを追加してそちらのほうは私のほうが多めに飲むことが多い。750ml、ワインボトル1本文を二人で飲んでいることになる。
それが平均して10日に1回くらい。中高生であふれかえるような、とにかく安い店なのでボトルのイタリアンワインを頼んでも経済的に苦しむことはない。近所にあるので歩いて行きかえりできる。だからよく行っていた。
節酒して飲まなくなった今、わたしは色々な食べ物、飲み物の味がわかるようになっていた。フランチェスカの赤ワインも明らかに質がよくないのが分かる。まぁ、この値段だから許せるのだが。だからこれまでがばがば飲んでいたのだが・・・・。
「今度はもう少し質のいい、高いワインを飲んでみよう」
酩酊した頭でぼんやりと思った。