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「ゴシップ」第4話を見て、少し前を向けた話。

2022/1/29 ドラマ記録no.78「ゴシップ」

木曜日に放送されている、黒木華さん主演のドラマ「ゴシップ」

ネットニュースを題材に、物語が展開されていきますが、このドラマ自体の視聴率は、そこまで良いものではないみたいです。

私は見ていて、登場人物全員が何かしら“影”を持っている気がしています。楽しい、というのも違いますし、かと言って面白い!わけでもない。でも、このドラマは最終回でどんなストーリーへ落とし込んでいくのか、それが気になって見てしまいます。

先週放送された第4話を見て、少しだけ前を向けた言葉があったので、ここに残しておきたいと思います。


ドラマについて

大手出版社が運営するニュースサイトの編集部員を主人公に、そこで働く者たちの仕事・生き方・恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く、完全オリジナルの社会派“風”お仕事エンターテインメント。
ひとつのネットニュースが、メディアを通して、人々の感情を飲み込んで膨らみ、思わぬ広がり方を見せる現代のネット社会において、メディアがどうあるべきかを描く本作。また、“お仕事ドラマ”や“恋愛ドラマ”の要素も含みながら、登場人物の軽妙でテンポのいいやり取りを通し、ネット社会に生きる現代人の人とのつながりから生まれるさまざまな人間ドラマも描いていきます。

ネット世界になって、私たちの生活の一部になっている“ネットニュース”
何が正解で、何が嘘か、そんな事実はどうでもいい。いかにどれだけ多くの人に見られるか、そこに重きを置いている人が多いように感じる時があります。

しょうがないこと。でも、しょうがないの一言でまとめてしまってはいけないような気もする。

そんな今の社会に寄り添うように作られた、オリジナルのドラマ。どうしても他人事だと思えなくて、気になって、見てしまいます。


あなたで良かった、という仕事。

誰にでもできる仕事、自分の代わりはいくらでもいる。
そんなことを考えている同僚に向かって、ネットニュースの編集長演じる黒木華さんが言ったセリフです。

自分にしかできない仕事なんてない、そう言ってたよね?それは、確かにそう。あなたに出来る仕事は、他の人にも出来る。そうではないと会社は成り立たない。でも、「あなたでよかった」そう言われる仕事ならきっとある。

この言葉を聞いて、「そうか、そうだよね」と少しだけ前を向けた気がしました。

確かに、誰にでもできる仕事は自分にもできるし、反対を言うと、自分にできる仕事は誰にでもできる。自分がいなくなったって、そこは誰かが埋めてくれるだろうし、自分にしかできない仕事なんて、この世界にはないんだと思います。

唯一無二の芸術家とか、世界に◯人だけのクリエイティブとか、人間国宝とか、そういう方々は別として。

何でもない、何にでもない、普通の人にとって、「自分にしかできない仕事」はないに等しい。

でも、「あなたで良かった」そう言われる仕事はきっとある。そんな仕事に巡り会えたら、なんてことを考えました。

実際、私の仕事はありがたいことに、そう言われる可能性が高い仕事のジャンルではあると思います。ブライダルMCって、新郎新婦さんにとって一生に一度の晴れ舞台に関わる人だし、記憶に残るものです。

ブライダルMCさんって、沢山いらっしゃいます。
たまたまその日スケジュールが空いていて、たまたま私がその新郎新婦さんの担当になって、全てはタイミングで、ご縁、繋がりです。そんな巡り合わせの中で、自分の中での最高のパフォーマンスをする。

「あなたで良かった」
まだその言葉を貰ったことはないけど、そう言われるようなMCになりたいと心から思いました。

改めて、頑張ろうって前を向けた言葉でした。


おりょう☺︎

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