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【微積分】 〈4〉 接線(外から引く)
数学の歴史上、「三角比」「図形の性質」などは紀元前から使われていま
すが、「微積分」は、比較的最近の技法のようです。たいへんスマートで、体系的に確立されており、代数と幾何の一対一対応の美しさを味わうことのできる分野です。
【微積分】〈2〉 では、接点が与えられ、そこで接する接線を求めました。
今回は、曲線の外部の点から接線を引いてみましょう。
[Method] 曲線の外部の点からの接線
接線は、どんな場合も「接点をおく」ところから始めよう。
接点を、(a , f(a))とおくことにより、接線の公式を使えば、接線を aを用いて求めることができます。この接線を「仮接線」と呼ぶことにしましょう。 この「仮接線」の方程式に外部の点を代入することによって、a の値が定まり、接線の方程式が定まります。
ですから、外部の点から接線を引くのではなく、
接点から仮接線①を引いて、仮接線①が外部の点を通る
という解法の手順になります。
手順が文章と違う順序になります。Methodですね。
〈例題1〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466710143-ziPj9aWxJa.png?width=1200)
〈例題解答例1〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466723227-djB0nnlqya.png?width=1200)
この例題では、①が仮接線で、(2、ー2)を通る=代入して、a の値を定めていきます。すると、仮接線①がリアル接線となるのです。
[Method]
通る=代入
交点=連立方程式
〈問題2〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466763160-e0Vi0PRUK1.png?width=1200)
〈問題解答例2〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466816108-Jt7yx9APWs.png?width=1200)
〈問題3〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466803834-c43arWNJHD.png)
〈問題解答例3〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466831878-HUF1EP63Sr.png?width=1200)
〈問題4〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466914053-IQcQ5Glozf.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1724467101235-7ZtAMLkuDi.png?width=1200)
〈問題解答例4〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466940597-F96IUUKutC.png?width=1200)
〈問題解答例4〉
![](https://assets.st-note.com/img/1724466974913-ZyDFjyAnQl.png?width=1200)