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【微積分】 〈4〉 接線(外から引く)

 数学の歴史上、「三角比」「図形の性質」などは紀元前から使われていま
すが、「微積分」は、比較的最近の技法のようです。たいへんスマートで、体系的に確立されており、代数と幾何の一対一対応の美しさを味わうことのできる分野です。


 【微積分】〈2〉 では、接点が与えられ、そこで接する接線を求めました。

 今回は、曲線の外部の点から接線を引いてみましょう。

[Method] 曲線の外部の点からの接線

接線は、どんな場合も「接点をおく」ところから始めよう。

 接点を、(a , f(a))とおくことにより、接線の公式を使えば、接線を aを用いて求めることができます。この接線を「仮接線」と呼ぶことにしましょう。 この「仮接線」の方程式に外部の点を代入することによって、a の値が定まり、接線の方程式が定まります。
 ですから、外部の点から接線を引くのではなく、
接点から仮接線①を引いて、仮接線①が外部の点を通る
という解法の手順になります。
 手順が文章と違う順序になります。Methodですね。

〈例題1〉

〈例題解答例1〉

この例題では、①が仮接線で、(2、ー2)を通る=代入して、a の値を定めていきます。すると、仮接線①がリアル接線となるのです。

[Method]

 通る=代入
 交点=連立方程式


〈問題2〉

〈問題解答例2〉


〈問題3〉

〈問題解答例3〉


〈問題4〉

〈問題解答例4〉

〈問題解答例4〉

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