その料理はお客様に寄り添っていますか?
気合を入れて始めた料理・商品。
でも売れないことありませんか?
素材にもこだわり、仕込み・調理にも時間をかけ
徹底的に美味しさを求めたりしても
売れないことを経験した方は、今日の記事をお役立ていただければと思います。
まず、
「こだわれば売れる」
「手間暇をかければ売れる」
「美味しければ売れる」
という幻想は捨ててください。
どんなにこだわっても
どんなに手間暇かけても
どんなに美味しくても
必ず売れる訳ではありません。
それは、お客様に寄り添っていないからです。
お客様に寄り添うとは?
お客様が注文すると決断できなければ
その料理は売れないですよね。
決断するための必要な情報と
注文するための必要な要件を満たしている必要があります。
決断するための情報としては
先ほどの
素材のこだわりや仕込みや調理、実績や権威などがありますが
これに注文するための最低な要件、
注文できる価格、価格に対しての価値が必要となります。
例えば、平均客単価900円のうどん屋さんで
追加のこだわりの天然海老の天ぷらが400円で販売したとします。
この天ぷらが特大など誰もがわかりやすい場合なら
ある程度は注文されると思いますが
産地が特別や味が美味しいなど
見る人や食べる人がわかる人しかわからないと
お客様にとっては注文しにくい商品となってしまいます。
注文する側の気持ちになると
例えば、海老2本で500円で販売するよりも
海老1本で野菜天を2種つけて380円などと
注文できる内容に変更することも検討が必要です。
すべての商品が全てのお客様に寄り添う必要はありません。
全てのお客様に寄り添ってしまうと
どこにでもある商品ばかりになってしまいます。
ですが、お店視点の
料理人視点が強すぎると
お客様にとって魅力的にならず
ずれているしまいます。
なので商品ごとにコンセプトを明確にして
「これはどういったコンセプトの商品なのか?」
3日あたりの目標注文数を達成できるのか?
ここから再設計してみていただければと思います。
商品は独りよがりでは売れません。
しっかりと今来店されているお客様をみて
お客様から魅力的に感じる商品設計をしてみてくださいね。
それでは一日一改善で顔晴りましょう(^^
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