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採用を業者まかせにしている介護施設があまりに多い

久しぶりに自社の話をしよう。
2年半前に創業した会社。
創業時は前職時代の経験を元に介護施設の開設から業務改善を担当者が寄り添いながらコンサルティングを行うのがメイン。

稼働が上がらない、業務過多でスタッフの負担が多い、スタッフの育成が出来ていない、そのような課題を施設に行き、一緒に解決していくスタイル。

とはいえ経営者、現場共に一番声が上がってくる課題、
「しみずさん、いろいろ取り組みたいのだけど人がいません」

人材の課題に対して掲載型の求人会社、派遣会社、人材紹介会社いろいろあたる。でもあたるだけあたって待ちの姿勢。

経営者の夢の伴走者になる、社名に込めた思い。

この課題に対して真正面に取り組まずして何が伴走者だということで採用支援業務を縁のあったパートナー企業と取り組む。

創業当初、採用支援業務はコンサルティングを行う施設との接点として位置付けていた。
しかし採用で困っている会社がいかにも多い。
もう少し踏み込んで言う。
採用に困っているにも関わらず、業者まかせになっている経営者や担当者がほとんどである。

「フリーペーパーに掲載しておきました。あとネット求人にも無料掲載しておきましたので」
フリーペーパーとネット求人のリンクを一応確認する担当者。
しかし全然応募が来ない。
「求人を出しているんですか?」
「この通り、求人は出しているんだけど全然来ないんだよ」
現場からの突き上げ。
そこに1枚のFAX。
「看護師30代紹介できます」
電話をする、面接をする。
「現場足りないもんな」
経営者に上申する。
「求人かけていても来ないんだよね」
「はい、現場は疲弊しています」
「しょうがないね」
採用する。
100万支払う。

このループをしている施設が本当に多い。

また、事業計画上に採用予算を取っている施設があまりに少ない。
その為、利益から捻出することになるので経営者は採用にかかる経費をなるべく抑えたい。

「安く、早く、いい人を採用したい」

全世界がそう思っている。
そんな要望を求人会社に伝え、あとは待つ。
求人会社は依頼された原稿を作り掲載するだけ。
求人会社に介護業界のことを分かっている人はほとんどいない。

ちょうど1年前、採用支援に重点をおいていくことを決めた。
社員、パート、共に増やしていった。
「その待遇では求職者に選ばれにくいですよ、一緒に他社の情報を見てみましょう」
クライアントの依頼に対してそのまま掲載することをしない。
採用するためにどのようにしたらよいのかを提案するのが我々の強み。
業界に精通し、現場を経験してきた我々だから出来ること。


創業時から行っている月に1度の社内ミーティング。
土曜日の9時半に集まり、社内の様々な課題や事業計画、サービスの設計、そもそもビジョンってどうだっけ、などを話し合う。
ただ話し合うのではない、ワクワクしながら作戦を考える。
小学生のころのドッジボールの作戦会議のように。
そして創業時から大切にしていること、それは「感謝を伝える」ということ。思っているだけでは伝わらない。
メンバーそれぞれがそれぞれに対して毎月感謝のエピソードを伝える。
そしてそして、昼から飲みに行く。
昼のビールの1杯は夜の3倍くらい美味しい。
お酒を飲んだ後は皆でちょっと遊びに行く。
ボーリング、ダーツ、ビリヤードといった王道の遊びから、謎解き脱出ゲーム(お酒を飲んだ後なので頭がまわらない)、映画鑑賞(ほとんど寝てる)、競馬場にいく(お酒が入り、気が大きくなる)といったちょっと変わったアクティビティを行う。

先週行ったのこのワクワク作戦会議には理学療法士2名が参加してくれた。
しみずの会社、ちょっと興味あるな、ワクワク作戦会議に参加してみたいな、という方は是非コメントかHPにメッセージ下さい。

我々は業務拡大していきます。
我々と共に熱く仕事が出来る人、そしてお酒が好きな人、大募集です!


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