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選択と集中。そしてその基準について(GE会長兼CEO、ジャック・ウェルチ)
半澤洋です。
株式会社インターンの代表として、
人材紹介(キャリアスタンドアップ)
グルメフェス(ふるさとグルメてらす)
ずんだ専門店ずんだらぼ
の3ブランドを展開しています。
先日、友人から、
「現状を打破したいが、時間がない。どうしたらいいか?」
という相談を受けました。
全員平等に24時間はあります。
なので時間はある、なしでは定義できず、
「何をして」
「何をしないか」
この2つを同時に考える必要があります。
つまり、選択と集中です。
今回は20世紀最高の経営者と呼ばれたジャック・ウェルチ氏に学びます。
GEの舵取りを任される
発明王トーマス・エジソンに由来する長い歴史を誇るGE(ゼネラル・エレクトロニック)の舵取りをジャックウェルチが任されたのは1981年。
その当時GEには350の事業があり、それが413の事業部門に分けられていた。
しかしながら、収益の90%をわずか15の事業部門というのが現状であった。
選択と集中。そしてその基準
GEを最強の起業にしたいジャックウェルチ氏は、ビジネスの世界で生き残れるのは強いものだけであり、弱いものは消え去るのみとして、
選択と集中
を打ち出した。
そして、勝ち残るのは次の3つだけとした。
①ナンバーワンかナンバーツーに徹底しにこだわり、最高の効率と低コストを実現した高品質の製品やサービスを提供している世界的企業
②他社と差をつける優秀な技術を持っている企業
③自ら飛び込んだニッチマーケットで優位性を発揮できる企業
この3つに当てはまる優秀な企業だけを残して、あとは切り捨てるというウェルチ氏の方針に反対する者も多かったが、彼は断行した。
GEの核となるハイテク事業、サービス事業といった21世紀に繋がる事業を中心に選択と集中を行い、
結果、117の事業と先生品部門を手放し、一方で160億ドルもの新規投資を行っている。
かれはこう語る。
「市場で4位か5位でいると、ナンバーワンがくしゃみをするだけで肺炎になる。ナンバーワンなら自分の命運をコントロールできる。」
この戦略によって、GEは世界的地位を確立していくのであった。
よく耳にする選択と集中。
しかしながら何を基準に選択と集中を行っていくのか。
この両方があって始めて効果を生み出すのだと学びました。
事業の将来性をよく考え、ある程度利益が出ているからなどではなく、今後の可能性のある事業にきちんとリソースの分配ができるように仕事をします。
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