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信仰する人々

人々は、信仰によって人格を保っている。

信仰対象は、一般に宗教的な意味の神に限らない。主体は、主体の信念や行為が、いつか意義ある報いを受けることができるという仮説を立て、それを信じることで生を進めている。概念的に、それが信仰である。

学に志す態度も、社会的成功を動機とする努力、外見、内面の研鑽も、信仰なしには成立しない。

特に、ポストモダン資本主義社会において、精神の保持と信仰は分断不可能である。

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