期待をかけすぎると自己肯定感が下がることに気づいた
失敗ばかりの自分に苦しんでいた日々
私はずっと、失敗ばかりする自分が嫌いでした。
何をやっても上手くいかなくて、頑張ってるのに結果が出ない。
だから、いつも「もっとできるはず」って自分に期待をかけて、できない自分を責めていました。
そんな時、自宅でミスをして大きな火傷を負い、仕事も家事も無理して続けたせいで、傷が悪化して高熱が何日も続くことに…。
結局、休職せざるを得なくなりました。
初めて、自分の体の声を聞かざるを得ない状況になったんです。
自分と向き合う時間ができた
休んでいる間に、ふと「もし今死んだら、自分の人生をどう思うだろう?」と考えるようになりました。
振り返ってみると、失敗だらけの人生。
でも、できないからと諦めずに一生懸命向き合ってきた自分に気づきました。
この時、初めて自分にも他人にも期待をかけすぎてたんだって気づきました。
自己啓発本を読んだり、じっくり考えたりして、少しずつ「完璧じゃなくてもいい」「今の自分で十分だ」って思えるようになりました。
期待を減らしたら生きやすくなった
期待を手放すことで、自分を責めることが少なくなりました。
たとえば、子どもが約束を守らない時、以前はイライラして怒ってばかりでしたが、今では理由を聞いて、落ち着いて短く伝えるようにしています。
すると、不思議なことにケンカも減り、子どももちゃんと話を聞いてくれるようになったんです。
仕事でも同じです。
ミスをした時、「最初から完璧な人なんていない」って思うようにしたら、前みたいに落ち込むことがなくなりました。
その結果、転職も減り、今の仕事を続けられるようになったんです。
プライベートでも、周りから「変わってるね」と言われた時、昔は「自分がおかしいのかな」って悩んでいました。でも今は「そういう考え方もあるんだな」って受け止めるようにしています。
そうすることで、他人の言葉に傷つくことが減って、人との付き合いが少し楽になってきました。
最後に
自分にも他人にも期待しすぎるのをやめることで、自己肯定感がぐっと上がりました。完璧を求めず、今の自分を受け入れることで、心が軽くなりました。
結果として、自分を責めることが減り、他人に対しても寛容になり、少しずつですが、生きやすくなっています
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