コーヒーが飲みたいだけなのに
私はコーヒーが好きで、体調が悪くない限り毎日朝昼晩最低一杯は飲んでいます。豆に詳しいわけではなくなんでも飲みますが、特に好きなのはキリマンジャロです。
自宅ではカリタの木製手挽きミルを使っています。買ってきたコーヒー豆を挽くと香ばしい香りがあたり一面にあふれ、それだけで幸せな気持ちになります。ただし、飲みすぎているため目覚ましの働きはほとんどありません。
缶コーヒーもよく飲みます。冬の寒い朝に温かい缶コーヒーを飲むと、心も身体も温まりホッとしますよね。
学会や研究会にいくと、企業展示会場などにコーヒーコーナーがあります。紙コップで飲む少量のコーヒーではありますが、講演の合間にひと息つくのはプチ楽しみです。ところがこのコーナーがないこともしばしばあり、その場合はコーヒー探しの旅に出ることになります。
会場が○○センターのようなところだと、あちこちに自販機があるのであまり困ることはありません。こういう時は缶コーヒーで十分なので。
ところがけっこう高級なホテルで催されることがあり、そのようなところには自販機がなかなかないのです。かといってホテル内の喫茶店は高く、学会開催中何度も入る感じではありません。
あるとき、この悪条件に見舞われたことがありました。ホテル内を探し回りましたが自販機がみつかりません。喫茶店には昨日入ったし今日も入るっていうのもなぁ。次の講演まで時間もないし…。
結局ホテルの外に出ました。外なら簡単に自販機が見つかるはずです。
ところが、こんな時に限ってどこまで歩いても自販機がないのです。しばらく歩いて、ようやく駐車場裏に自販機を発見しました!
残念なことに、その自販機の前には大きなトラックが止まっていました。あろうことか、自販機のぴったり前に、ギリギリのスペースで止まっています。
でもなんとしても飲みたいので、そのわずかの隙間に入り込み、自販機に張り付くようにして手を伸ばしました。しかしちょうど手が届きません。しょうがないので今度は反対側から入り込み、なんとか小銭を入れて目的のブラックコーヒーをゲットできたのでした💨
これ、傍から見たらほとんどMr.ビーンのコメディじゃないか😞と情けなくなりましたが、そうまでしてでもコーヒーは飲みたいものなのです。
ちなみに「Mr.ビーン 自動販売機」と入れて検索したところ、やはり似たようなシーンがありました。
私より過激でしたが、知らない人から何やってるんだろうなという目で見られていたであろう点は同じでしょう。
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